ウルビズトンド・ビーチ、サンファン/フィリピン(2023年1月21日土曜日) – ラ・ウニオン・インターナショナル・プロが本日から開幕。今大会はWSLアジア・リージョンの男女QS3000と男女LQSが開催される。
大会初日は、ロングボードLQSの男子からスタート。男子はラウンドオブ40、ラウンドオブ32が行われ、女子LQSはラウンドオブ20と16が行われ、女子は早くもベスト8が決定。そして、QS3000女子のラウンドオブ20の2ヒートが行われた。
ジュン・エスキベル(フィリピン)は、LQSラウンドオブ40で、ホームブレイクのオープニングセクションでクリティカルなロングノーズライドを決めて8.00(10点満点)を叩き出し、このイベント初のエクセレントスコアで2024年キャンペーンの幕開けを飾った。
2023年アジア・リージョナルLQSチャンピオンのロジェリオ’JR’エスキベル(フィリピン)の弟であるジュンは、この日の男子ヒートトータルでは兄に次いで2番目に高いヒートトータルを獲得した。
男子ラウンドオブ16に進出した16名のうち11名がフィリピン代表であり、地元の知識は明らかに実を結んだ。一方、現在アジア・リージョンのLQSランキング・リーダーである浜瀬海(JPN)は、堅実なヒート勝利で勝ち進み、ロングボードツアーに出場する井上鷹(JPN)がまさかの敗退となった。
日本からは浜瀬海、井上鷹、塚本将也、秋本祥坪、増山翔太、瀬尾亮一、佐藤広、牧野大敬、土屋貴洋、菊池里騎、石川拳大が出場。ショートボードでもQSで世界各地のイベントに参戦する石川拳大がロングボードのWSLイベントに初参戦。R1を1位で勝ち上がったがR2では惜しくも敗退となった。
後半風の入った癖のある波に手こずりながらも浜瀬海が、7.25 と7.00をスコアして、トータル14.25で1位通過。塚本将也、土屋貴洋の二人もラウンドアップを決めた。
LQS女子では、昨年のイベントチャンピオンである田岡なつみ、吉川広夏が今回もダントツの高得点をマーク。吉川が8.00と7.50でトータル15.50でトップ通過。田岡も8.10(シングルハイスコア)と6.90でトータル15.00でラウンドアップ。井上楓、井上桜、韓国のパク・スジンもベスト8へ勝ち上がった。
昨年のイベントの準優勝者である吉川は、この日の最高のヒートトータル15.50(20点満点)をスコアした。この元ロングボード・ツアー・サーファーは、2023年シーズンの出場権を逃した後、再び出場権を獲得するために絶好調で戻ってきた。
「ラウニオンに戻ってこられてとても嬉しいです」と吉川は言った。「大会前は波が小さかったけど、コンテスト中は波が良くなって最高のライディングができました。また、昨年ここで出会った人たちに海の中でも外でも会うことができ、ラウニオンに戻ってきたことを温かく迎えてくれたことも嬉しいです。」
クオーターファイナル
ヒート1
田岡なつみ
パク・スジン
ヒート2
シエラ・メイ・コンヴィクト
吉川広夏
ヒート3
デイジー・バルデス
井上桜
ヒート4
ジンジャー・カイミ
井上 楓
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QS3000男子がスタートとなれば、R1のH1に井上鷹、H2小栗碧壬、R2のH1太田拓杜、H2西慶司郎、大音凛太、H3大原洋人、小濃来波、H4岩見天獅、H5矢作紋乃丞、H6安室丈、岡村晃友、H7加藤翔平、H8田中大貴、金沢呂偉が出場。
QS3000女子は、R2のH1都築虹帆、佐藤李、H2脇田紗良、野中美波、H3松岡亜音、中塩佳那、H4都筑有夢路、スカイ・ブラウン、井上楓が出場。
明日の大会2日目は現地時間7時コール。日本時間8時コール。
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