一般社団法人日本プロサーフィン連盟(理事長:細川 哲夫、以下 JPSA)が今年2月に発表した国内最高峰のプロサーフィンツアーの新たな構想、日本発サーフィンのプロリーグ「S.LEAGUE」。
昨夜「最新情報プレゼンテーション」と題し S.LEAGUE から新たな情報がJPSA OFFICIALYouTubeチャンネルで公開され、国内最高峰のプロサーフィンツアーのさらなる進化を目指し、2024年度始動に向けた「S-LEAGUE」のチェアマンとサブチェアマンが発表された。
「S.LEAGUEは国内最高峰のプロツアーとして、 42年間続けてきたJPSAツアーから、選手の活躍の場をさらに広げていくための新しいプロリーグになります。
個人戦の国内ツアーに加え、団体戦や国際大会なども連動する、今までにない選手のモチベーションが上がるイベントの形がS.LEAGUEです」と細川JPSA理事長が言った。
「新しいプロリーグには新しいチェアマンが必要になるということで、やはり世界のサーフシーンを実際に体験してきた選手たちをトップに添えてアジアの中での新しい日本のプロサーフィンの形を作っていって欲しいという思いで、今回それを担っていくに相応しい方をチェアマンとしてご紹介させていただきたいと思っています。」
S.LEAGUEチェアマン
大野 修聖
Masatoshi Ohno
3度のJPSAグランドチャンピオンで、海外でも輝かしい実績を作り、東京オリンピック・サーフィン競技では日本代表のキャプテンを務め、日本初のメダル獲得に尽力した大野修聖。
そんな日本が世界に誇るレジェンドサーファー大野修聖がS.LEAGUEのチェアマンに就任し、日本のサーフィン界の舵取りを担う。
「やるからには全力で魂を込めて務めていきたいと思っております」とコメント。
アジアのいい波で、日本はもちろんですけどアジアに行ってインドネシア、フィリピンいろいろなところで、トップの選手がいい波でサーフィンするのを見てみたいし、選手としても多分やりたいと思うので、大きなビジョンで言うとそこなんですけど。
もちろんサーフィンの普及であったりジュニアの強化であったりサーフィン協会が1つに一丸となって選手を応援できるようなツアーSリーグにしていきたいと思ってます。
ボーイズクラス、ジュニアクラス、プロサーファーそして世界への道が1本になって分かりやすいくなって行ったらいいなとずっと思ってたので、その道をクリアにしていきたいのが1つと、もちろん賞金もそうですし、イベント性として、たくさん人がサーフィンの大会を見てくれることもそうですし、いっぱいあります。やりたいことは。
感動とインスピレーションのあるプロリーグを目指していきたいと思います。 リーグ詳細は現在調整中ですが、2024年だけのことではないその先を見据えて S.LEAGUEの動向に注目してください。応援よろしくお願いします。」と大野が意気込みを語った。
またS.LEAGUEチェアマンに就任した大野を支えるサブチェアマンの3名も発表。ショートボードを担当する橋本恋、ロングボードを担当する木下デイヴィッド、ツアーマネージャーとして田中樹が就任した。
またS.LEAGUEコラボレーターの紹介もあり、S.LEAGUEアンバサダーにTiktok170万フォロワーを誇るイケメン三つ子、佐藤三兄弟が就任。
三つ子ならではのシンクロアクロバットを武器に、TV・SNSで大活躍中の佐藤三兄弟が、今後どのようなコラボレーションを見せてくれるか楽しみだ。
「サーフィンにもチャレンジしていきながらサーフィンの魅力をSリーグのアンバサダーとして発信していければと思います」と言った。
そして、ボーカロイド・プロデューサー鶴三(ツルゾウ)と歌い手ムイカによって結成されたユニット「ハジマルイオン」がS.LEAGUEオフィシャルソング/アーティストとして決定。
ハジマルイオンのハイパーなサウンドと自然相手に奇跡を描くサーフィンがどのような科学反応を起こすのかこちらも今後の展開に期待したい。
S.LEAGUEのSは”Surfing=Social=Sustainable”がテーマ
独自の文化を育み、海という大自然のフィールドの中で潮・気象という自然環境の中で繰り広げられるサーフィン 同じ波は二度と来ない。
純然たる自然と共生するスポーツ競技です S.LEAGUEのSは”Surfing”のSであると共に、地域創生”Social”のS、環境保全”Sustainable”のSでもあり、 日本のサーフィンに関わる人たちみんなの想いも込められている。
日本サーフィン界において最上位機構であるJPSAの新しい取り組みの中、プロサーフィンはさらなる広がりを目指す。
とはいえ、まだS.LEAGUEの全貌は見えてこない。
今後も2024年の開幕に向けて様々な情報が公開されていく予定だ。