JPSA2023開幕。大原洋人、加藤嵐が好発進。シニアツアーもスタート。さわかみ種子島プロ大会初日リポート

加藤嵐と大原洋人

JPSAの2023年ツアー第1戦「さわかみ 種子島プロ(ショートボード)」が今日から開幕。本日のスケジュールは、シニアプロからスタートして、男子、女子ともR-1まで行って終了。

 

昨年度のシニアツアーグランドチャンピオンの浦山哲也も豪快なサーフィンを披露

 

今日の会場の朝はどんより曇りのインサイドブレイク。1時間待って、潮が動き出した8時からスタート。今日も右のバンクを使用して、波のサイズはヒザコシ。レフトもあるけれど、レギュラーの方が波数は多いか。

 

今回、急遽レイトエントリーでJPSA初戦に参戦することになった大原洋人。怪我の前よりもサーフィンの調子がいいと本人談。

 

波のブレイクも時間帯によって、潮や風の影響を受けて大きく変化。選手は右に左に動きながら波を探す。多く見られたのは、インサイドまでに2発入れての演技で3点台の「フェアー」。だから、あまり点差が開かないので、逆転に次ぐ逆転という展開となった。

 

際どいセクションでリエントリーを決める進藤晃
シニアツアーに参戦する遠田真央

 

まずはシニアの試合。旧知の仲でもあるから笑顔で挨拶を交わすも、海に入ると真剣モード。今大会の現役選手もギャラリーに加わり、歓声を上げて観戦。バチバチの戦いで、盛り上がりました。今日はこのR-1までで終了して、残りは明日へ順延。禁酒モードも一晩先おくり(笑)。

 

続いてショートボードプロ本戦。本戦出場が決まったアマチュア選手(男子8名、女子3名)の結果。

 

安室 弦
本郷 拓弥
諸戸 英雄

 

男子は浜矢 凪、堀越 類、原田 空雅 、西村 昇馬、林 海亜の5人が敗退。R-2に駒を勧めたのが安室 弦、本郷 拓弥、諸戸 英雄の3人。

 

このうち安室 弦は一昨日にプロ公認資格は獲得済。本郷 拓弥、諸戸 英雄は次のトップシードが出てくるR-2を勝ち上がればプロ公認資格を獲得できる。

 

日比野 リナ
日比野 リナ
清水 心春

 

女子は鈴木 莉珠がここで敗退。清水 心春、日比野 リナは勝ち上がって、明日のR-2へ。プロ公認資格を獲得にはさらにもう一つR-3を勝ち上がらなければならない。ガンバです!

 

松野 杏莉
芳田 花瑚はこのワンターンで6.50をスコア
庄司 莉花

 

今日のプロ本戦。昨日と違うのは、もちろん波のコンディションもあるけれど、やはりプロの演技との比較。これがアマチュアにとって、大きく評価に差が出た形になった。

 

その中でも高さのある波をつかめば3発は入るから、5点から6点台の「グッド」。ただ、同じように当てても、レールの入れ方、当てる場所で点は大きく変わる。そこを攻めた者が、ハイポイントを獲得していた。

 

体重が5キロ太って、この波は厳しいと語った加藤嵐だが、今大会初のエクセレントをスコア。

 

今日のシングルハイエストは H-12の加藤嵐。オンホールド後のすぐのヒートで、コンディションはまだ良くない中、セットをつかんでの演技。スピード、フローも完璧で、今日唯一のエクセレントで、8.17ポイント。トータルを12.54ポイントとして、こちらもトータルハイエスト。

 

大場玲遥

 

朝一では2番目に高かったのが大場玲遥。こちらはまだ風の影響もなく、ライトの綺麗に割れた波での演技。5.27、6.50でトータル11.77ポイントがセカンドハイエストとなった。

 

明日は引き続きショートボードの男子、女子の試合を進行。シニアは決勝まで行う予定。

 

浦山哲也
2022シニアグランドチャンピオン。今大会でもコーチング、ライブの解説者、選手と大忙し。昨日も自分の試合が行われる時間帯に、海に入って練習。昨年は優勝が無かったことが唯一の心残り。今年は必ず優勝して連覇を狙う。

牛越峰統
JPSA前理事長。現在も運営の裏方で、JPSAを盛り上げる。今回も大会の仕事をしながら、試合に参加。しかし、一度、海に入れば現役に戻るのは根っからのコンペティター。右足をテーピングしての気合いのサーフィン。

須田喬士郎
地元、種子島のプロとして絶対負けられない大会。ヒート前には森友ニプロと作戦も立てつつ、試合に臨む。こちらにも緊張が伝わるヒート運びだったが、ハイポイント6点を持っていた堀越力を上手くおさえて明日に繋いだ。

大原洋人
レールを使ったサーフィンだから、スピードもロスしない。バックサイドでコンパクトながら波に合わせた2発の演技で、グッドスコアの6.00ポイント。さらにインサイドでのエアーリバース1発で、こちらも5.57ポイントでグッドスコア。トータル11.57ポイントで余裕の1位通過。

浦山哲也プロ、牛越峰統プロは普段からコーチングもやっているから、その塾生たちが応援に駆けつける。

Abema のライブ放送には欠かせない二人。MCはnicoさんに水野亜彩子プロ。ゲストコメンテーターに浦山哲也プロが加わり、詳しく解説。

昼過ぎに波のコンディション悪化にともないオンホールド。ここで緊急選手会を開き、シニア、女子の各選手に現在の状況と今後の進行について説明。常に選手ファーストで選手の意向を聞いてスケジュールを決めるのが、今のJPSA。

 

 

日本最高峰のプロサーフィン大会をABEMA独占で生中継!

【ABEMA LIVE配信URL】
■4/10 (月) 大会1日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/A2FCS7seYRrL7q
■4/11 (火) 大会2日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/CVWMuMPm98yT1h
■4/12 (水) 大会3日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/CVWMqQpnPbD87h
■4/13 (木) 大会4日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/CVWMr1zyCSWH6f

>トライアルヒート表
>ショートボードヒート表

 

4月11日(火)DAY4
7:00選手集合

 

JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

※波のコンディションや進行状況により変更されることがあります。大会当日は随時、会場インフォメーションを確認してください。

 

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