女子ベスト8、男子ベスト16が決定。明日がファイナルデイ。CS開幕戦「ゴールドコースト・プロ 」大会4日

圧倒的なバックハンドで勝ち進むコナー・オレアリー© WSL / Shield

クーランガッタ、QLD / オーストラリア(2022年5月10日火曜日) 2022年ワールド・サーフ・リーグ・チャレンジャー・シリーズ(CS)の第1戦「ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ presented by Rip Curl」は大会4日目。

 

本日は明日のファイナルデーに向けて、3~4フィートのセミ・クリーンな波でコンペティションが開催され、女子のクオーターファイナルと男子のラウンドオブ16のマッチアップが決定した。

 

 

 

女子クオーターファイナル出場者決定

 

マーガレット・リバー・プロで2位というキャリア最大の結果を出したばかりのガブリエラ・ブライアン(HAW)は、自信に満ち溢れ、今回のスナッパーでもベストパフォーマンスを披露してきたが、今日も例外ではなかった。

2022年のCTルーキーであるブライアンは、同じハワイアンのルアナ・シルバ(HAW)に勝利し、クオーターファイナルへのスポットを確保した。

 

ガブリエラ・ブライアン© WSL / Shield

 

ブライアンは、フロントサイド・レール・サーフィンで2ウェーブ・トータル15.07をマーク。ガブリエラは、明日の朝、クオーターファイナル1でイベントフォームサーファーのサリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)と対戦することになる。

 

「このイベントで、エクセレント・スコアを出せる、こんなパーフェクトな波でサーフィンが出来て本当に嬉しいです。今回のイベントでは素晴らしい成績を収め、ファイナルデーに進出することが出来、明日も素晴らしい波で素晴らしいフィニッシュが出来ると思っています。」

 

ニッキー・ヴァン・ダイク© WSL / Dunbar

 

元CTコンペティターのニッキー・ヴァン・ダイク(オーストラリア)は、昨年のCTイベントのオーストラリア・レッグで負った怪我を克服し、今週ほぼ1年ぶりにコンペティションに復帰している。彼女は、イベントのフォームサーファーであるマリア・マニュエル(ハワイ)に対し勝利を収め、快進撃を続けている。

 

「タフなヒートで、ポジションをキープするために多くのパドリングが必要でした」とヴァン・ダイクは言った。「幸運にも最後のライディングで得点することができたので良かったです。かなりストレスのたまるヒートでした。明日のファイナルは、この波で素晴らしいものになるでしょう。」

 

モリー・ピックラム© WSL / Dunbar
ブロンテ・マコーレー© WSL / Dunbar

 

ウイメンズのラウンドオブ16では、モリー・ピックラム(AUS)とブロンテ・マコーレー(AUS)も素晴らしいスコアでヒートを支配し、現段階でスナッパーロックスの優勝候補の一角に挙げられている。

 

ピックラムは、クオーターファイナルで2度のWSLチャンピオンであるタイラー・ライト(AUS)と対戦することになる。マコーレーは、ラウンドオブ32でステファニー・ギルモア(AUS)をもノックアウトした。

 

ケイトリン・シマーズ© WSL / Dunbar

 

カリフォルニアの若手ケイトリン・シマーズ(USA)は、ゴールドコーストで好調を維持し、準々決勝に進み、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)と対戦することになる。

 

ハワイ出身のベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)は、ラウンドオブ16でヨランダ・ホプキンス(PRT)を倒し、QFでブロンテ・マコーレー(AUS)と対戦。2023年のドリームツアーへの復帰を目指す。

 

 

ラムジ・ブキアム© WSL / Dunbar

 

男子のラムジ・ブキアム(MAR)は、長い間、エリート・チャンピオンシップ・ツアーに参加できない最も才能あるコンペティターの一人として知られており、モロッコの長いライトハンダーのおかげで完成した彼の完璧なバックサイド・サーフィンに多くの賞賛が向けられている。

 

スナッパーロックスで開催されるこのイベントにおいて、ブキアムはダークホースとして注目され、その期待を裏切らないソリッドなヒートトータルでラウンドオブ16に進出を決めた。

 

 

ラムジ・ブキアム© WSL / Dunbar

 

「このチャレンジャーシリーズは、自分にとって本当に良いものだと感じていますし、ここゴールドコーストでスタートできたことはパーフェクトでした。このツアーでは、素晴らしい会場がいくつもあり、コロナ後の新鮮なツアーのように感じています。僕は今29歳で、何年もハードに戦ってきたけど、本当に今が自分の時だと感じているんです!」 と語った。

 

 

ヴァスコ・リベイロ(PRT)© WSL / Dunbar

 

ポルトガルのパワーハウス、バスコ・リベイロ(PRT)もチャンピオンシップ・ツアーの波に合わせて鍛えられた選手で、スーパー・パワフル・フロントサイド・カーブを武器に、今週のゴールドコーストでもその威力を存分に発揮していた。

 

リベイロは、今日素晴らしいパフォーマンスを披露し、ハワイアンのイアン・ジェンティル(HAW)と共にラウンドオブ16に進み、2023年のCTクオリファイという夢の実現に向けて、また一歩前進した。

 

「この新しいチャレンジャーシリーズに特に満足していますし、明日のファイナルデーまで計画通りに進んでいます」とリビエロは言った。「スナッパーロックスは素晴らしい会場で、全てのチャレンジャー会場がこのような波を提供してくれる事を願っています – 信じられないほど良い波で、明日の準備は出来ています。」

 

コナー・オレアリー© WSL / Shield
コナー・オレアリー© WSL / Shield

 

男子のラウンドオブ24のH3では、コナー・オレアリーがCTサーファーのモーガン・シビリックとトライアルから勝ち上がったアリスター・レジナートと対戦。

 

コナーは、スタートからソリッドなバックハンドで7.67をスコアして他を圧倒。続けて6.67をスコアして、格の違いを見せつける。そのままリードを続けてトップでラウンドアップを決めた。

 

レジェンドヒートのサーファー達。© WSL / Dunbar

 

今日の最終ヒートでは、このスナッパーロックス・サーフブレイクにつながりの深い、サーフィン界の歴代の名選手たちがエキサイティングなセッションを披露し、オンラインやビーチのサーフィンファンに特別な楽しみを与えてくれた。

 

 

全てのサーファーがゴールドコーストの多くのファンに愛されているが、11回のワールド・チャンピオンのケリー・スレーターを筆頭に、ローカルで過去のWSL名選手であるマーク・オクルーポ、ジョシュ・カー、ディーン・モリソン、ビード・ダービッジ、ケイト・ウィルコムズ、チェルシー・ヘッジズが参加した。

 

 

男子ラウンドオブ16
ヒート1
ヴァスコ・リベイロ
シェルドン・シムカス

ヒート2
コナー・コフィン
イアン・ジェンティル

ヒート3
コナー・オレアリー
マキシム・フスナット

ヒート4
ディラン・モファット
モーガン・シビリック

ヒート5
オスカー・ベリー
ラムジ・ブキアム

ヒート 6
ジャクソン・ベイカー
カラム・ロブソン

ヒート7
レオナルド・フィオラバンティ
イズキール・ラウ

ヒート8
ジュリアン・ウィルソン
ノーラン・ラポーザ

 

女子クオーターファイナル
ヒート1
ガブリエラ・ブライアン
サリー・フィッツギボンズ

ヒート2
ニッキー・ヴァン・ダイク
ケイトリン・シマーズ

ヒート3
タイラー・ライト
モリー・ピックラム

ヒート4
ブロンテ・マコーレー
ベティルー・サクラ・ジョンソン

 

男子:Boost Mobile Gold Coast Pro

女子:Boost Mobile Gold Coast Pro

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