岩見天獅と松岡亜音が、JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2022 NEXT GENERATIONを受賞。

岩見天獅と松岡亜音

写真提供:JASA  日本初開催となった、世界のトップアスリートが集結するアクションスポーツの国際競技会「X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo」が4月22日から24日までの3日間、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催。

 

 

その歴史に残る記念すべき会場において『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2022 NEXT GENERATION』の表彰式が開催された。

 

日本アクションスポーツ連盟 JASAが主催している『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS』は、サーフィン、スケー トボード、スノーボードといったアクションスポーツの世界で活躍、 発展に貢献した、ライダー、個人、団体を表彰するアワード。

 

 

2014年から2019年まで6回開催されてきたアワードは、これまでに五十嵐カノアや平野歩夢、堀米雄斗といった、日本だけでなく世界を舞台に活躍し、アクションスポーツ界を牽引する選手ばかりが受賞してきた。

 

そんな『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS』は、昨年の東京オリンピックでの日本人選手たちの活躍を受けて、今回からアクションスポーツ界の次世代を担うヒーローやスターになる可能性を秘めたNEXT GENERATIONにスポットライトを当て、サーフィン、スケートボード、スノーボードの3つのカテゴリー から受賞者を選出して表彰した。

 

 

【選考概要】
・SURFING / SKATEBOARDING / SNOWBOARDINGにおいて、世界選手権が開催される競技、オリンピック競技の選手
・12歳以上〜20歳未満の男女
・日本アクションスポーツ連盟 JASAによって選手を選考

※上記対象選手であっても、これまでJASA AWARDを受賞した選手、オリンピックに出場した選手は選考対象から除外

 

 

岩見天獅と松岡亜音が受賞

 

今回はNEXT GENERATION SURFERとして、岩見天獅 (いわみ てんし)と松岡亜音(まつおか あのん)の二人が受賞した。

 

 

 

岩見天獅(16歳)は、日本サーフィン連盟のジュニアオープン・サーフィン選手権大会U16にて、 2020-21年2連覇。今年はU18で優勝。WSL ASIA OPENプロジ ュニアも優勝。JPSA2022初戦の一宮プロでは2位となった。

 

 

岩見天獅

 

受賞の感想について

 

「ネクストジェネレーションとして選んでいただけて、すごく嬉しいです。これまでに千葉県の賞とかは頂いたことがあったんですけど、このように大勢の前で賞をいただいたことは初めてでした。」

 

今シーズンについて

 

「凄く自分のサーフィンが調子が良くって、トレーナーさんと一緒に自分の体をケアをして作ってきたので、サーフボードも一緒に開発してきたものが完成して、それがいま凄く自分にはまっていると思うで、それを今年100%生かして、このまま絶好調でいきたいと思っています。」

 

 

今シーズン決めまくっている大技について

 

「自分は昔から志田で入らせてもらっていて、ホームポイントなんですけど、志田は掘れていて、あのような感じの波が多いんです。みんなが当てにいかないセクションをずっと挑戦し続けていて、それを何度も繰り返していたんです。それが今年やっと試合で出せるようになりました。」

 

今後の予定と目標について

 

「5月25日からISAの世界ジュニアがエルサルバドルであるので、そこでまず優勝したいです。それから、まだ決まってないんですけど、インドネシアのクルイでQS5000があるので、アジアオープンで悔しい思いをしたので、クルイで良いサーフィンして結果を出したいです。

 

2度目のISA世界ジュニアへの意気込み

 

「前回は初めてで、日本のチームでの団体という普段と違うプレッシャーがあり、自分の思うようなサーフィンが出せなかったんですけど、今回は2回目だし、一回経験していることなので、いつも通り行こうかなと思っています。がんばります。」

 

 

 

 

松岡亜音(16歳)は、昨年はJPSA公認プロを得た大会で優勝。年間ではルーキーオブザ イヤーとグランドチャンピオンのダブル受賞。連盟40年の歴史上最年少王者となった。2022年3月WSL ASIA OPEN プロジュニアで優勝した。

 

松岡亜音

 

受賞の感想について

 

「まさか自分だとは思っていなかったので素直に嬉しいです。このような賞は初めてで、実感がまだ無いんですけど、前回は都筑有夢路ちゃんとか五十嵐カノア選手というトップの方がとっている賞なので、自分が取れて嬉しいし、感謝の気持ちで一杯です」

 

今シーズンについて

 

「今年は6連戦ぐらいあったんですけど、ずっと波もあって。自分は大きい波が得意なので、とにかく楽しかったです。でも、もっともっとスキルアップが必要だなと思って、課題も見つかりました。

 

今年はチャレンジャーシリーズには出場できなかったので、スキルアップの年にしたいと思っています。5月の後半にはエルサルバドルでISAの世界ジュニア選手権があるので、日本代表として良い結果を残してメダルを取れるように頑張りたいです。」

 

 

2度目のISA世界ジュニアへの意気込み

 

「ハンティントン大会の時は中2で3年ぶりの2回目です。その時は試合運びとか上手くなくて、日本代表というのが凄く嬉しかったはずなのに、緊張の方が大きかったですね。中2だからしょうがないって日本チームの方も言ってくださったんですが、今回はチームに貢献できるように頑張りたいと思っています。」

 

NEXT GENERATION SKATEBOARDERは、 選出された選手2名が、このX Games Chiba大会に出場中のため、 このステージでの表彰は行われなかったが、NEXT GENERATION SNOWBOARDERは、岩見、松岡とともに登壇しトロフィーを受け取った。

 

池田大暉 いけだ だいき

織田夢海 おだ ゆめか

荻原大翔 おぎわら ひろと

村瀬由徠 むらせ ゆら

 

 

一般社団法人JASA(JAPAN ACTION SPORTS ASSOCIATION/日本アクションスポーツ連盟)

日本におけるアクションスポーツ(サーフィン、 スケートボーディング、 スノーボーディング等)の普及、 それにともなう文化の向上を図ることを目的に、 メーカー、 小売、 関連する企業が協力して2012年10月に設立した団体。

http://www.japanasa.org/