現地時間:2022年3月9日(水) インドネシアのバリ島・クタのハーフウェイで行われたWSL-QS1000イベント「Vans Bali Pro Presented by East Ventures」で和井田理央とカイラニ・ジョンソンが優勝。
プロジュニアにも出場したジョンソンはW優勝を果たし、メンズのジュニアはキアン・マーティンが勝利を手にした。
インドネシアのオリンピック代表の和井田理央は、クタビーチで常に優勝候補の選手であり、ファイナルではそれを証明するように、20点満点中14.53というイベント最高点となる2ウェーブトータルを記録し、優勝を果たした。
和井田は、このイベントで2本しかないエクセレント・スコアの1つである8.00ポイント・ライドを含むスコアをたたき出して文句なしの優勝。2022 WSLチャレンジャーシリーズ (CS)への出場権を獲得した。
「自分は今日を迎えるにあたり、多くの自信を持っていました」と、和井田は言った。「セミファイナルでは、8.5と7.00という良いスコアが出たので、ファイナルで勝てるという大きな自信になりました。
だから、あとは戦略に集中して、自分の仕事をした結果、優勝することができました。昨年はチャレンジャー・シリーズでは良い結果を残せませんでした。今年もハードだと思うので、集中し、体調を整え、CTに入るという夢を追いかけ続けます。将来が本当に楽しみです。」とコメントした。
女子QSファイナルでは、カイラニ・ジョンソンが圧勝し、2022年のCSの座を確固たるものにした。ジョンソンのパワーサーフィンはプロジュニアでも他を寄せ付けなかった。
「再びチャレンジャーシリーズに出場するチャンスを手に入れたかったので、今回の優勝は、QS初優勝である以上に嬉しいです。」とジョンソンは言った。
「このイベントを開催できたことに感謝していますし、ファイナルでは本当に自分の力が発揮できたと感じました。海とのつながりや、自分の好きなことをやっていることに、とても感謝しています。
ジュニアの優勝はとても楽しかったです。彼女たちはみんなリッピングしていて、それを見るのはとても楽しかったです。私が子供の頃、彼女たちのような女の子サーファーのコミュニティはなかったので、本当に刺激になりましたし、彼女たちの良いお手本になれたらと思います。」
今回のインドネシア・バリ島クタで開催されたQS男女1000「Vans Bali Pro Presented by East Ventures」でチャレンジャーシリーズのインドネシア枠の男子 – 2名、女子 – 1名を決定される。
WSLが掲載しているリポートには男子2位の選手がCS枠を獲得したことは特に明記されてはいないが、予定通りであれば男子QS1位の和井田理央、2位のクトゥ・アグス、女子QS優勝のカイラニ・ジョンソンがCSの出場権を獲得したことになる。
追記:ASIANSURFCO アジアサーフ協同組合がHPに11日更新した内容によれば、上記の男女3名がWSLのチャレンジャー・シリーズの出場権を獲得したと伝えている。
そして、2022年3月21日~27日に千葉県一宮町釣ヶ崎海岸(志田下)で開催される、WSLアジアリージョンの日本国内大会となるQS1000「ASIA OPEN 2022 supported by PARASOL」で、チャレンジャーシリーズ日本枠の男子 – 3名、女子 – 4名が決定されることになる。
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mqs/4108/vans-bali-pro