日本サーフィン連盟がジュニア強化合宿を「静波サーフスタジアム」で開催。2022強化指定選手選考基準も発表。

 

サーフィンにとって素晴らしい飛躍の一年となった2021年。東京五輪も無事に終了し、2024年パリ大会に向けて強化体制を進めている日本サーフィン連盟は、12月29日、ジュニア選手対象の強化合宿を「静波サーフスタジアム」で行った。

 

 

コーチに大野修聖、大村奈央、松田詩野を迎え、強化合宿には2021年度のジュニア強化指定選手が30名近く集結した。

 

今回はコーチという立場で参加した詩野。
練習と割り切ってワイプアウトも恐れずにチャージする。それが次のステップとなる。松田詩野
鈴木 一歩 このエアもメイク。バックハンドも攻めまくって圧倒的なパフォーマンスを披露。
矢作 紋乃丞 エアーのバリエーションも豊富なモンちゃん。このプールでの練習が更なるレベルアップにつながる。
中塩 佳那 女子の中で一番のチャージを見せ安定感のあるパフォーマンスを見せた。
池田 美来も、このプールでの経験も豊富で際どいセクションで大技を決めていた。
休場 匠 プールでのパフォーマンスに慣れていない選手も多く、苦戦する姿も見られたが、後半はしっかりと見せ場を作っていた休場。
松原 渚生 ここぞというときに見せる、何事かと思うほど、他を圧倒する爆発的なスプレーの量。瞬発力、スピードとも半端ない。
岩見 天獅(U16男子)アンダ−16で存在感を見せていたテンシ。
グラブレールでエアーにチャレンジした中塩佳那。このプールで佳那の強さを再認識した。

 

 

午前(U18男子と女子)と午後(U16男子)に分かれ、反復練習が可能なプールでの利点を生かし、ジュニア選手たちは、ターンの精度を上げることや、エアリアル用の波で失敗を恐れることなく果敢にチャレンジを繰り返していた。

 

 

大村奈央
松田詩野

 

また今回は今年7月、東京五輪を前に胃がんで亡くなった、日本サーフィン連盟理事で強化本部長として長年尽力してきた吉永修氏の追悼セレモニーも行われ、大村奈央や松田詩野が、お世話になった吉永さんに感謝の言葉を添え、最後に参加者全員で黙祷を行った。

 

日本の選手たちと共に笑い、共に泣いた吉永さん。本当にありがとうございました。

 

小松 凛輝
酒井理事長、杉本牧之原市長、サーフスタジアムジャパン安達社長

 

 

強化指定選手の発表は1月下旬、2022年1月2月にジュニア対象の強化合宿を開催。

 

 

また井本副理事長からは、今回取材に来たメディアに対して、強化指定選手の選考基準の説明もあり、強化指定選手の発表は1月下旬を予定していること、そしてISA世界選手権に向け強化する2022年の予定も発表された。

 

今回の強化合宿はテスト的な開催ではあったが、今後は合宿を強化していく方針で、2022年は1月(2回)と2月(1回)に、2021年と2022年のジュニアの強化指定選手の合宿を今回と同じ静波で開催する予定。

 

また3月には全体強化合宿(ヒートトレーニング)、3月頃にはJAPAN OPEN(開催日は未定)を開催し、世界選手権の代表を決めていくスケジュールで行きたいと井本氏が言った。世界選手権の開催日などは現段階では未定。井本氏はISAの理事に就任して、オリンピックの経験を生かして、アジアのリージョンをまとめていく。

 

 

 

2022強化指定選手選考基準について

 

今回の選考基準で特筆事項としは、強化部推薦として、パリ大会(タヒチ)の波に適した選手という項目が追加された。これはタヒチの波に乗れる選手を公募するもの。

 

1月から映像で募集をかけて、その基準をクリアした選手を最大20名まで追加する。タヒチの大波に乗れるビッグウェイバーを募る。これらは1月に正式に発表する予定になっている。

 

 

2024年、2028年のオリンピックのメダル獲得と育成を目標に、ISA世界大会やWSL等、海外で活躍する日本人選手を選抜する。また、2028年大会の選手育成もターゲットにするため選考枠を拡大し、2028年時の年齢に適したジュニア選手を育成する。

 

尚、強化指定選手の選考基準における第一の目的は、次期オリンピックの最終選考とそれに対する育成である為、オ リンビック後の年には枠の拡大をし、翌年、翌々年と、順次枠の縮小を行い、時期オリンピックに向けた選手の最終選考を目指すものとする。

 

<2022強化指定選手、JUNIOR強化指定選手選考基準>

 

 

シニア枠

①NSAメンクラス・ウィメンクラスランキング上位2名
②WSL2021アジア日本人ワールドランキング上位8名(男女)※オリンピックシードを除く。但し、日本国籍を有し、NSA及びJOCの規定に準じるWCT選手は強化指定選手として、いつでも追加し選抜すること ができる。
③JPSA日本ランキング上位4名(男女)
④強化部推薦 2024オリンピック バリ大会(タヒチ)の波に適した選手
⑤2020東京オリンピック出場選手

 

ジュニア枠-U18・U18G・U16ㆍU16G

①NSAジュニアクラスランキング上位8名
②NSAボーイズクラスランキング上位8名
③NSAキッズクラスランキング上位8名
④NSA ガールズクラスランキング上位8名
⑤強化部推薦 2024、28オリンビック・パリフランス大会(タヒチ)・ロス大会の波に適した選手
⑥強化部推薦 U16の選手で海外またはプロで活躍する選手を選考することができる。
⑦2019世界ジュニア選手権出場選手(コロナにより未開催のため3年更新とする)

 

その他

・ISA世界ジュニア選手権代表・補欠選手はナショナルチーム育成期間として登録年(参加年)より2年間を強化指定選手として 更新する。(2022年度は3年とする)

・マスターの強化指定選手は、世界大会の派遣決定後C指定選手として登録する。

・各ジュニア以下のクラスで対象年齢者が8名以下の場合、NSAランキングより翌年のU18・U16対象クラスに分け計8名をラン キングより追加選抜する。

・1SA世界選手権代表はナショナルチーム期間として登録年(参加年)より2年間、強化指定選手として更新することができる。

※ジュニア・ガールズクラスの強化指定選手選考者で、シニアクラスに上がる選手はシニアクラスの強化指定選手になります。

 

 

2021年度 強化指定選手

https://www.nsa-surf.org/certified/