2021年1月29日から開催される予定だったWSL-QS1000「ボルコム・パイプ・プロ」の中止が決定。

バンザイパイプライン、ハワイ州オアフ島/アメリカ(2020年12月22日火曜日) – 慎重に検討した結果、ボルコムとワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、ブロードキャスト・パートナーのレッドブルと共に、2021年のVolcom Pipe Proを中止することを発表した。

 

Volcom Pipe Proは、ハワイのオアフ島ノースショアにあるバンザイパイプラインで、2021年1月29日から2月10日まで、男子QS1,000イベントとして予定されていた。

 

ボルコムのグローバル・サーフ担当副社長ブラッド・ドハティは「社内で徹底的に議論し、WSLやレッドブルと話し合った結果、2021年にボルコム・パイプ・プロをプロデュースする実行可能な道筋はないとの結論に達しました」と語った。

 

「ボルコムはこの象徴的な大会のレガシーを大切にしています。それは、パイプラインやノースショアで数十年にわたって培ってきたブランドのルーツとリレーションシップに基づいています。そのヘリテイジは今も強く残っており、今後もWSLやレッドブルと協力し、より良い時代が待っていることを期待しています」とダハティがコメント。

 

WSL北米/ハワイゼネラルマネージャーのグラハム・ステイプルバーグは、「男子のビラボン・パイプ・マスターズと女子のマウイ・プロでWSLチャンピオンシップ・ツアーを再開したばかりで、パンデミックが進行中のハワイでサーフィンの大会を開催するために何が必要かを明確に理解しています」と語った。

 

「そして、どんな大会でも中止することは決して簡単ではないが、最終的にはボルコムとWSLが下したものは、ボルコム・パイプ・プロがリージョナルQS 1,000イベントとして開催するための最もだった。これは最終的にリージョナルのQS1,000イベントであるボルコム・パイプ・プロに最も現実的な、VolcomとWSLが一緒に下した結論です。」

 

WSL側もボルコムと同様、長期的には楽観視しており、ハワイ/タヒチヌイのアスリートのために、地域社会、アスリート、スタッフの健康と安全を確保しながら、将来の機会を安全かつ成功させるために懸命に努力しています。」

 

またWSLは、2020年のVolcom Pipe Proにおいて、ハワイ/タヒチヌイのアスリートが獲得したポイントが、2020-1ハワイ/タヒチヌイのリージョナルQSランキングにカウントされることを保証している。

 

CT開幕戦も一時中断を余儀なくされるなど、厳しいスタートを強いられたWSL。そして今回予定されていたQSイベントのキャンセルにより、再び先行きが不安な予断を許さない状況となっている。

 

次にハワイで予定されている次のWSL大会は、男女チャンピオンシップツアー第2戦「サンセットオープン」で、2021年1月19日~28日、オアフ島ノースショア・サンセットビーチで開催予定だ。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/