「第2回ジャパンオープンオブサーフィン」が本日11月1日から3日まで、千葉県一宮町釣ヶ崎海岸のオリンピック会場で開催される。今大会は無観客にて開催のため、観戦はABEMAのライブ中継となる。
大会初日は11:00から男子のラウンド1がスタート。20分ヒートが6ヒート行われ、その後女子のラウンド1がスタート。男女共6ヒートが行われて本日は終了。
今大会はISAと同じリパチャージ(敗者復活戦)を導入しているため、各ヒートの1位と2位が勝ち上がり、3位と4位がリパチャージラウンドへ進む。
すでに世界戦の出場が決まっている村上舜は。今回怪我のため欠場。ルール上ゼッケンを受け取っているため、不戦敗となったが、チェックインしているためISAの世界戦への出場は可能となる。
稲葉玲王
ラウンド1の第1ヒートでは稲葉玲王が登場。バックハンドで4.50、5,77をスコアし1位で勝ち上がった。「1ヒート目なので前のヒートを見ることも出来ず待つ場所や戦略を立てずらかったんですけど、いつもやっている海なので普段通りやれました。潮止まりで波が来なくなると思ったんで、出来るだけ本数を乗るように考えていました。」
大原洋人
大原洋人はヒート後半に得意のエアリバースで6.23をスコア。圧倒的な強さを見せてトップ通過を果たす。
「前のヒートに比べてセットの数も減ってきて、ここ最近の志田は時間によってブレイクする場所が違ってたりするので、前のヒートを見ていた感じとは自分のヒートはブレイクが違った感触でした。波も小さくなって、スコア出来る波のなかったので、一発でも5点6点出せる技を出していったほうがいいと思ってエアリバースにトライしました。決まって良かったです。」
昨日の予選では逆転ラウンドアップを決めて勢いに乗る仲村拓久未。「スロースタートなヒートだったですが、4点台を上手く2本揃えられて良かったです。昨日の予選の時も右側で波を待っていたんですが、今日は左のほうが点数出せる波があったので、そこに集中していました。
昨年度、NSAの級別、全日本、グランドチャンピオンのタイトルを総取りした藤沼佳太郎。今回もエアも成功させ、フォアハンドのコンビネーションで6.00をスコア。1位でラウンドアップ。「いい波に乗れて、良いスコアをゲットできて楽しかったです。見ているよりも良い波が来ていて、サイズのありました。」
クロスヒートとなったラウンド1の第5ヒート。バックハンドが好調な佐藤魁は、ヒート後半にスコアを揃えてトップ通過。「最初の頃はあまり波が来なくて、待つ展開になったんのですが、他のヒートでも前半戦に攻めてもスコアが伸びてなかったので、良い波待ってヒートメイクできれば良いかなと思ってやっていました。」
昨年の大会では3位で銅メダルを獲得した伊東李安琉。今大会も6.60をスコアしてトップ通過。「グーフィーの良い波に乗れたので良かったです。海に入る前から、あそこに良い波が来ていたので狙っていました。自分の地元の宮崎とは千葉はだいぶ寒いですね。」
ハワイから日本に戻ってきた前田マヒナ。男子顔負けの圧倒的なバックハンドで7.50という本日の最高得点をマーク。バックアップも4.83を揃えてヒートスコア 12.33を叩き出し1位で勝ち上がった。
「ヒートは少し難しくて、自分の100%のサーフィンができなかったので、次のヒートではレベルアップしていきたいです。
ハワイでは、ジャパンオープンの開催が決まる前、大会もないのでビッグウェイブにチャージすることを今年の自分の目標にしていました。マウイにあるジョーズと呼ばれるビッグウェイブスポットのためにトレーニングしていました。コーチも新しくロス・ウィリアムスに変えて、柔術のキッドさんともハードにトレーニングしてきました。」
鴨川のJPSA優勝者である脇田紗良。今回もその勢いは止まらない。好調なサーフィンでトップ通過を果たした。
「ヒートは波数もあって、結構良い波もたくさん来ていて、それに乗れて良かったです。鴨川が終わってからは、足の怪我を治すことと、トレーニングして毎日サーフィンしていました。足の怪我は、痛みは減ってきていて、サーフィン中の痛みも少ないんですけど。かばってしまう癖が付いていて力が入りにくいんですが、サーフィンには全く問題ないです。
前回のJPSA鴨川でも成長著しいパフォーマンスを披露した、12歳の池田美来が、ヒート終了間際にサイズのあるライトを掴み、クリティカルなセクションで素晴らしいターンを繰り出し5.33をスコア。3位から大逆転のトップ通過を果たす。
「最初は点数の出る波に乗れなくて、ずっと3位だったんですけど、最後まで諦めずに波を選んで乗りました。最後の波を見つけた時はこの波来たなって思いました。緊張もあったんですけど、リラックスして自分のサーフィンをできるように努力しました。」
橋本恋「1本目に良い波に乗れて5点台を出せて安心しました。波数が少ないのがわかっていたので、どんどん乗って自分の調子を上げていこうと思った。」
日本サーフィン連盟の全日本ガールズクラスで3連覇の中塩佳那は余裕のトップ通過でラウンド2進出。 「前のヒートでは左でやっていたんですが、ここは普段から入っている場所で、潮の流れとかも変わる時間だったので、右で待つようにしていました。右には良いセットも来ていたので絶対ここだと思っていました。」
昨年のディフェンディング・チャンピオンである松田詩野。スタートからバックハンドで6.83という高得点をマークし、バックアップも5.43をスコアしてヒートスコア12.26を叩き出し余裕のトップ通過。
「乗れたら良い波が多かったので、20分のヒートの中で波数も多くて楽しかったです。ライトの波が多く見えたので、バックアサイドも調子がよかったのでライトを狙おうと思っていました。JPSA鴨川が終わってからは、一度湘南に戻って休んでから、すぐこの会場に入って練習を続けていました。」
明日は、6時にファーストコールで7時大会がスタート予定。女子のラウンド2からスタート予定です。
■大会スケジュールについて
●大会2日目 11⽉2⽇(⽉)
競技開始予定7:00
女子R2 H1〜H3
男子R2 H1〜H3
女子リパ R1 H1〜H3
男子リパ R1 H1〜H3
女子R3 H1〜H2
男子R3 H1〜H2
女子リパR2 H1〜H3
男子リパR2 H1〜H3
16:05《競技終了予定》
●大会最終日
11⽉3⽇(⽕・祝)
7:00競技開始予定
女子リパR3 H1〜H2
男子リパR3 H1〜H2
女子リパR4 H1
男子リパR4 H1
女子R4 H1
男子 R4 H1
ブレイクタイム
女子リパ・ファイナル(1 ヒート25 分想定)
男子リパ・ファイナル(1 ヒート25 分想定)
ブレイクタイム
女子ファイナル(1 ヒート25 分想定)
男子ファイナル(1 ヒート25 分想定)
12:45《競技終了予定》
※ 試合⽇程やプログラム内容は、波の状況により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ 新型コロナウイルスの感染拡⼤状況や政府発信、⾃治体の判断により、中⽌または制限や運営⽅法等を急遽変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。また、感染拡⼤防⽌のために、最⼤限配慮し⼤会運営をして参ります。
■ ABEMAでのLIVE中継概要
放送日:2020年11月1日(日)~3日(火・祝)
[11/1(日)]
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/AakjHXF9ziNB1Z
[11/2(月)]
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/C3NiBQPqTFrYbh
[11/3(火・祝)]
https://abema.tv/channels/world-sports-2/slots/AakjGuEfq6cy6w