ローラ・エネバーがビッグウェイブに挑むドキュメンタリー映画「UNDONE」のデジタル配信がスタート。

元CTサーファーであるローラ・エネバーをフィーチャーしたドキュメンタリー映画「UNDONE」のデジタル配信がスタート。この映画はコンペティション・サーフィンの世界で活躍していたローラがツアーを離れ、ビッグウェイブサーフィンの世界に飛び込む大胆なアドベンチャーを描いた作品。

 

 

ローラは、今回の配信スタートのタイミングでsurfer.comのインタビューに答えた。「この映画の私の好きなパートは、エンドシーンの1つで、物凄いワイプアウトをしたシップスターン・ブラフ(タスマニアの底掘れする危険なブレイクを見せるビッグウェイブスポット)に再び戻って、人生の最高の波を手に入れるシーンです。一年の辛い時を経て、それは自分の決断が正しかったんだと実感できる瞬間でした」と語った。

 

シップスターン・ブラフにチャージするローラ

 

「その時、私にとって最も辛かったことは、コンペをやめた事が、正しい決断だったのかという疑問を抱いたことでした。今回の夢のようなサーフィンデイにすべてが集まったとき、たとえ1本の波だけしかスコア出来なかったとしても、それは全ての価値を感じさせるものでした。」

 

 

フィージーでパーフェクト10をスコアしたローラ。

 

 

試合が恋しいですか?という問いにローラは「現時点ではありませんね。見るのは好きですが、自分がその場に立つ事は今は想像できません。見当もつかないけど、おそらく数年後に、いくつかのイベントで手を出し始めるかもしれません。 QSランキングは持っていないので、最初から始めるしかないです。1スターで会えるかもしれませんね(笑)。」

 

もしWSLがパイプやタヒチのチョプーで女子の試合をやってワイルドカードとして招待された場合、受け入れますか?という問いには「はい。WSLがそれらのイベントをスケジュールに入れたら、私はすぐにツアーに戻りたいですね。この映画にはトウサーフィンがたくさん出てきますが、私の次の目標は、できる限り自信をつけて、このような波にパドリングで挑戦していく事なんです。」と、コメント。

 

CTツアーを回っている期間も試合の合間を縫って大波を探し求めて旅をしていたローラ。最近、女子ビッグウェイバーが注目される中、今回ローラが見せた度肝を抜く大波へのチャージは、女子のビッグウェイブ・サーフィンを再定義することとなるだろう。

 

この作品は、iTunesVimeoオンデマンドで日本語字幕付きの映像を購入可能。

 

Available now for digital download.
iTunes –
https://itunes.apple.com/movie/undone/id1512111004
Vimeo on Demand –
https://vimeo.com/ondemand/undonelauraenever

 

オフィシャルサイト:https://www.undonefilm.com/