2020年にワールド・サーフ・リーグ(WSL)がスタートするチャレンジャー・シリーズとは。

ニュージーランド、オークランド南部のピハビーチで、2020年3月に「Piha Pro 」としてWSLチャレンジャーシリーズイベントが開催される©WSL / Cory Scott

ロサンゼルス、カリフォルニア/USA(2019年9月9日月曜日)-2020年にワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、チャレンジャー・シリーズという、アスリートに、チャンピオンシップ・ツアー(CT)へのクオリファイに最もハイエスト・レベルでより多くのチャンスを提供する新しいレベルのコンペティションを開始する。

 

クオリファイング・シリーズの一部として存在するプレミアム・チャレンジャー・シリーズ・イベントは、サーファーが自分の才能を発揮し、エリートレベルのコンペティションに参加するサーファーのための究極の戦場となる。

 

2020年のクオリファイング・シリーズ(QS)は、CTのためのデベロップメントとクオリフケーションの2階層となる。QSランキングにおける10,000-ポイントを与えるイベントをチャレンジャー・シリーズとし「WSL Challenger Series CSイベント」、それ以下のQSイベント5,000、3,000、1,500 、1,000と分けられる。

 

チャレンジャーシリーズは、男子を6から7に、女子を2から4に10,000ポイント・イベントの数を増やし、男女に同額の賞金を提供する。

 

チャレンジャーシリーズは、ピハ(NZL)、バリート(ZAF)、ハンティントンビーチ(アメリカ)、パンティン(スペイン)、エリセイラ(ポルトガル)、フィリップアイランド(AUS)、ハレイワ(HAW)、サンセットビーチ(HAW)の8つのプレミアム会場で開催予定。

 

「2020年のチャレンジャーシリーズを発表できることを嬉しく思います」と、と、ツアー&コンペティションのシニア・マネージャーであるトラヴィス・ロジィーは言った。

 

「この新しいレベルのイベントとコンペティションは、エリートのクオリフケーションのためのより素晴らしいチャンスと、次世代のサーファーへの認知度、我々のリージョナル・パートナーのためのマーケティング・プラットホームを提供します。

 

この変更は、WSLクオリファイング・ツアー・システムを通じて、より多くの地域のサーファーが開拓できるようにすることも目的としています。このレベルへのアップデートにより、コンペティション・チャンスを増やしたいという選手からの要求に応えることができます。」

 

「これは私たちの進化における、もうひとつの重要なステップです。このシリーズは、将来のCTアスリートへの昇進経路をさらに強化し、商業的にもプラスになると期待しています」と、CEOソフィ・ゴルトシュミットは言った。

 

WSL 2020の完全なスケジュールは、今年後半にリリースされる。今後の更なる情報に注目したい。

 

 

2020 WSLチャレンジャー・シリーズ・スケジュール:
ピハ、ニュージーランド(3月)、男女
バリト、南アフリカ(7月)、男子
アメリカ、ハンティントンビーチ(8月)、男女
パンティン、スペイン(9月)、男女
エリセイラ、ポルトガル(9月)、男子
オーストラリア、フィリップアイランド(11月)女子
ハレイワ、ハワイ(11月)、男子
サンセット、ハワイ(12月)、男子

 

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。