波乗りジャパン、全員ラウンドアップで好スタートを切る。アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス

ワンマニューバーで高得点をたたき出した大原

撮影、取材:山本貞彦、2018年9月16日(日)「2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス」が今日から試合がスタート。本日は男子のラウンド1のヒート28まで、女子はラウンド1の全24ヒートが終了した。

Epic typhoon swell on opening day of 2018 UR ISA World Surfing Games

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波乗りジャパンは、男子のトップバッターとなる大原洋人がH4、村上舜はH13。女子では、橋本恋はH6、黒川日菜子はH10、川合美乃里はH14に登場。本日登場した全員がラウンドアップを果たし好スタートを切った。五十嵐カノアは本日出番はなく、明朝行われるH32に登場する。

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日本チームのトップバッターは大原洋人
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多くのギャラリーが集まったロングビーチ

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会場のロングビーチは曇りから晴れ。風はサイドオン、から一時サイドオフへ。波は頭から頭半。時折、台風の長い周期のうねりが届き、クローズ気味のセットも入る。波は昨日と打って変わって、ワイドで早め。

 

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ワールドクラス・タレントは提供されたコンディションをフルに活用し、ビーチ・ブレーク・コンディションでクリティカル・マニューバーを披露、ディープ・バレルも見つけ出した。中でも南アフリカのベイリック・デ・ヴィリースが14.27、女子ではポルトガルのテレサ・ボンヴァロが13.67と今日のハイエスト・ヒート・トータルをマークした。

 

イアン・ゴウベイア Sean_Evans
イアン・ゴウベイア Sean_Evans

 

またチーム・ブラジルは今回CTサーファーのイアン・ゴウベイアが唯一人の参加。「元々は来るかどうか分からなかったけど、自分のチームの他の人が参加できないと聞いて、自分が日本でブラジル代表として戦うしかないと思っていた。30年前に私の父(ファビオ・ゴウベイア)はプエルトリコ大会で優勝していたので、父と同じように優勝したいです。ISAのイベントが大好きで、2020年の東京を控えて、このオリンピック・サイクルで良い結果を残したいです」

 

 

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大原洋人
日本のトップバッター。やはり、緊張はあったのか。でも、演技を重ねればマイペース。ホレホレの波にもきっちり併せて、ラウンドアップ。最後は果敢にチューブも狙う余裕も。

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一人左へポジショニング。コンディションが変わっても、波が見えていた。こうなれば、何も問題ない。ブッチ切りで明日へ。

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会場の右のバンクはワイドでダンパー気味。女子には厳しいコンディション。しかも流れがあって、テイクオフも板が引っかからない。それでも、ミドルの波をつないで2位で勝ち上がり。

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厳しい状況に「あとはポジショニングです」と言ってゲット。やはり流れに押され、しばらくはパドルを繰り返す。それでも、沖からうまくつないでインサイドはフローター気味でフィニッシュ。これが7.17ポイントと高得点でこれが決め手になった。

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20分ヒートで、15分間ノーライド。思うような波が来ない。焦る。会場で応援している人も焦る。1位になるためには3.00ポイント。プライオリティを持って、掴んだ波で5.83ポイント。これでトップに。
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試合はこの1本のみで終了。結果オーライのラウンドアップながら、反省しきり。テイクオフの時に足がガタガタしたって。まあ、それでもアベレージ出せたことは良しとして。この状況でも勝てたこと。ポジティブに考えて明日へつなぎましょう。

hinako mother kaori-1029選手はみんな家族がそばで応援。

isa surfboard-0702ビーチマーシャルでは板を確認して、オフィシャルのステッカーを貼る作業も。

minori-0889大原洋人のインタビューの裏で。川合美乃里が日本の国旗を掲げていました。裏方さん、お疲れ様です!

MC teppei-0721会場のMCには田嶋鉄兵、間屋口香が。

isa-0745前にも言ったけど、このプライオリティの掲示板。色に順位は見づらいと思うんだけど。

hiroto-0779大野修聖。やはり、マーがいると、違う。 選手も安心して相談できる存在。 場の雰囲気が締まるな。日本で開催されたこともあり、多くの観客、メディアが集まった。その分、選手は緊張もしただろうけど、力強く思ったことだろう。

 

明日17日のスケジュール
 
Aポイント
7:00am-8:20am:男子のラウンド1の残りの4ヒート
8:20am-1:40pm: 男子ランド2の16 ヒート
1:40pm-4:20pm: 女子のラウンド2の8 ヒート
 
Bポイント
7am-10am: 女子のリパチャージ・ラウンド1の12 ヒート
10am-12:30pm: 男子のリパチャージのラウンド1の10 ヒート
12:30pm-4:30pm: 男子リパチャージのランド2の16ヒート

 

明日の日本代表選手 。今日出番がなくチームの応援に回った五十嵐カノアは、Aポイントでラウンド1の最終ヒートのH32。明日朝8:00頃からスタート予定。

 

男子ラウンド2では、ヒート2に大原洋人、ヒート7に村上舜。女子ラウンド2では、橋本恋はH3、黒川日菜子はH6、川合美乃里はH8。

 

メダルを目指して、がんばれ!日本!Go!Naminori Japan!

 

日本語のライブ中継はこちら。https://isasurf.org/wsg/2018/es/live/?id=jp

 

 

■大会開催概要
大会名称:2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス
     (英字) 2018 URBAN RESEARCH ISA WORLD SURFING GAMES
開催期日:2018年9月15日(土)~9月22日(土) =8日間=
開催場所:愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)
主催  :国際サーフィン連盟(International Surfing Association:ISA)
主管  :2018 ISAワールドサーフィンゲームス実行委員会
     (大会長:酒井 厚志 日本サーフィン連盟理事長、
     大会長代行:山下 政良・田原市長、ほか)
参加国数:42ヶ国・300名(予定)
ISA大会公式ホームページ : https://www.isasurf.org/wsg/2018/en/
実行委員会大会公式ホームページ: http://www.wsg-tahara.jp
実行委員会ツイッター: https://twitter.com/surf_tahara

 

 

■大会スケジュール
9月17日(月・祝) 8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月18日(火)   8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月19日(水)   8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月20日(木)   8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月21日(金)   8:00~16:00《男子決勝・競技》ロングビーチ
9月22日(土)   8:00~16:00《女子決勝・競技》ロングビーチ
        競技終了後 《表彰式》ロングビーチ

 

※上記スケジュールは、波のコンディション等により変更となる場合があります。