2017年4月、サーフィンに対する情熱と広い視野を持つクリエイターたちが集い、インディペンデントなサーフィンメディア・クラスマガジンとして創刊したサーフィン専門誌『SURF MAGAZINE』が休刊することを発刊元である 株式会社トレスクリエイティブが発表した。
本来であれば9月10日に第8号が発行される予定であったが、東京オリンピックを2年後に控えた夏のピークに残念な結果となった。
「今後はウェブサイトなどは継続し不定期刊、復刊の道を探っていきたいと考えております。これまでご協力いただいたクライアントの皆さま、読者の皆さま、制作関係者の皆さまに心より御礼を申し上げます。」と、株式会社トレスクリエイティブの代表取締役であり、SURF MAGAZINE編集長の富山英輔氏が書面でコメントを発表した。
オリンピック効果で、一般メディアでの注目度は上がっているサーフィンではある。プロサーファーの多くはタレント事務所に所属し、TV番組などでも目にする機会が増えている。しかし、彼らのメインスポンサーであり、サーフィンの商材を取り扱う日本の業界自体が潤っている状況ではない。業界としては、このオリンピックを機にサーフィンに興味を持ってくれた人々をどれだけ海に連れ出せるかが今後のカギとなってくるのではないだろうか。
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