現地時間2018年6月20日から南アフリカのポート・エリザベスでスタートした、WSL−QSイベント「フォルクスワーゲンSAオープン・オブ・サーフィン pres. by Hurley 」。
メイン会場のポロック・ビーチで男女ジュニアからスタート。女子ジュニアには前回のケープタウンでQS初優勝を決めた 野中美波と、千葉のQS優勝に続き、ジュニアマスターズでも優勝し勢いのある松田詩野という絶好調の二人が出場。
ラウンド1、ラウンド2を同じヒートで仲良くワンツーフィニッシュで勝ち上がった二人は、セミファイナルでマンオンマン対決。その戦いはエクセレントの8.33を5.57でバックアップしトータル13.90を叩き出した松田詩野に軍配。
ファイナルで松田は、昨年のジュニア・イベントの勝者であるハワイの強豪、ゾイ・マクドゥーガルと対戦。スタートから6.83のグッドスコアをマークして好調な滑り出しを見せた松田。
しかしマクドゥーガルがエクセレントに近い7.27をスコア。さらにバックアップを6.17として引き離す。追い込まれる松田。終盤バックアップを6.63に塗り替え、リードを広げたマクドゥーガルが優勝。松田は惜しくも2位でフィニッシュとなった。
今回のイベントも日本のホープ二人の活躍でスタート。だが彼女たちのメインフォーカスはQS3000。この勢いでQSイベントでも更に上位を目指して欲しい。
今回も松田詩野のコーチは河村海沙。川合美乃里のコーチは田中樹と、コーチとの二人三脚での力が発揮されている。
今大会は、男子QS1500、女子QS3000に加え、ジュニア男女JQS1000、ロングボード男女QS1000、SUPレースとカテゴリーが分かれ、5日間に渡って行われる。
男子QSがスタートすれば、ラウンド1からH2 仲村拓久未、H8 佐藤魁、H12 石川拳大。女子QSはラウンド1から前回のケープタウンでQS初優勝を決めた 野中美波がH8、千葉のジュニアマスターズで優勝した松田詩野がH11 、H12にはロスカボスのQS6000で9位となった川合美乃里。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wjun/2736/volkswagen-sa-open-of-surfing
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wqs/2733/volkswagen-sa-open-of-surfing-pres-by-hurley
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2735/volkswagen-sa-open-of-surfing-pres-by-hurley