2018年5月23日(水)【取材、撮影:山本貞彦】千葉県一宮市 5/21-27 WSL Men’sQS6000「GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN Powered Gravity Channel 」大会3日目の天気は曇りから雨。男子R-3の12ヒートを行なって今日は終了。
波はさらにサイズダウンで胸。朝は風も弱くオフでクリーン。波はやはりワイドでつながり気味。日本人選手結果。村上舜がラウンドアップでR-4へ。大橋海人、大原洋人は残念ながらここで敗退。
ここ日本でも猛威を振るうブラジリアン・ストーム。昨年までCTで戦っていたミゲル・プポ(BRA)は、8.67と7.33のベスト2を揃えてトータル16.00という本日の最高得点をスコアした。「より速いサーフィンがしたかったから今日はサーフボードを変えました。
すべてのヒートの勝利は自信を高めてくれます。そして、このようなグレードの高いイベントでは、良い結果を手に入れるために自分のサーフィンに自信を持つ必要がありますね。」
全般的に言えること。外人選手のボトムの使い方が上手い。波にパワーがなくともターンで加速。これ基本ですけど。
今日のコンディション。僅差の戦いになればなるほど、ミスは許されない。また、優先権があればOKだけど、無い時の攻撃のバリエーションをどれだけ多く持っているか。今大会は改めて学ぶべきとこ多し。
大橋海人
リズム良く自分のスタイルで攻めた。優先権あるなしに、積極的に仕掛けたところに勝機を求めた。しかし、得点は思ったより伸びず。最後まで攻め続けたが、タイムアップで終了。次につなげましょう!
大原洋人
波まわりが良くなかったことは不運。このコンディションでは、そこが大きく勝敗を分けることもある。ただ、それを打開できる力はあるはず。今回はここで敗れたが、次に繋げることはできるはず。
Go!Hiroto!
村上舜
攻め方はこのヒートも良かった。スタートダッシュで、6.00ポイントのグッドスコア。これで次の手は波を選べる状況になった。僅差の戦いだからこその心の余裕。ここも大事。舜の強さはハートの強さでもある。明日も期待!
明日からは女子もウエイティング。男子のラウンド4が再開されれば、村上舜はヒート6:で、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)、チャーリー・マーティン(FRA)との3人ヒートで対戦する。頑張れ!日本!
今回もウェブのMCは香ちゃんと脇田。 情報量も豊富で、わかりやすい解説。 会場に来れなくても、楽しく大会が観戦できます。
http://www.worldsurfleague.jp/2018/icopen/live-jp.php
一宮千葉オープン・メンズQS 6,000ラウンド4マッチアップ:
ヒート1:ミゲル・プポ(BRA)、マイケル・ダンフィ(USA)、フラビオ・ナカジマ(BRA)
ヒート2:ディオン・アトキンソン(AUS)、セス・モニーツ(HAW)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート3:マルコ・フェルナンデス(BRA)、マット・バンティング(AUS)、リカルド・クリスティ(NZL)
ヒート4:ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)、トーマス・トゥデラ(PER)、ティアゴ・カマロ(BRA)
ヒート5:イアン・クレーン(USA)、マテウス・ハーディ(BRA)、ライアン・カリナン(AUS)
ヒート6:村上舜(JPN)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)、チャーリー・マーティン(FRA)
ヒート7:デイヴッド・シルヴァ(BRA)、アレホ・ムニーツ(BRA)、アレックス・リベイロ(BRA)
ヒート8:スチュアート・ケネディ(AUS)、バスコ・リベイロ(PRT)、ジェイク・マーシャル(USA)