大原洋人と川合美乃里が2度目となる「サーファー・オブ・ザ・イヤー2018」を受賞。JJPも表彰

サーファー・オブ・ザ・イヤーの川合美乃里と大原洋人

 

2012年10月にアクションスポーツの普及、 発展、 文化の向上を目的に設立した一般社団法人JASA(JAPAN ACTION SPORTS ASSOCIATION / 日本アクションスポーツ連盟)は、 年間を通じてアクションスポーツ(サーフィン、 スケートボード、 スノーボード等)で活躍したライダー、 アクションスポーツの発展に貢献した人物や、 イベント、 団体を表彰する 『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2018』を3月20日(火)東京・原宿クエストホールにて開催。

 

平昌オリンピックにおける日本代表選手の活躍が記憶に新しいスノーボード。次なる東京オリンピックに向けて盛り上がりが期待されるサーフィンとスケートボード。さらにはBMXまで。4つのカテゴリーにおいて日本の未来が集結した。

 

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SURFER of the YEAR(WOMAN)
川合  美乃里(かわい みのり)

 

本年度のサーファー・オブ・ザ・イヤーの女子部門に選ばれたのは、2年連続で受賞の川合美乃里。副賞として賞金50万円を獲得した。

 

「2017年は、初戦のJPSAで優勝できたんですが、QS3000の前に足を怪我してしまいました。でも、そこで優勝出来て、最終的にWSL-QSランキングでも日本人トップの成績を残せて、本当に嬉しかったです。今年はQSトップ10入りを目指して頑張ろうと思っています。オリンピック出場も考えていますが、まずはCT入りを目標に頑張りたいと思います。」

 

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SURFER of the YEAR(MAN)
大原 洋人(おおはら  ひろと)

 

サーファー・オブ・ザ・イヤーの男子部門に選ばれたのは、2度目の受賞となる大原洋人。副賞として賞金50万円を獲得。今回は川合同様に海外遠征のため出席できず、受賞の喜びをビデオ・メッセージでコメントした。

 

「2017年度は、今までの中では一番良い年だったのかなという気持ちはありますけど、CTにクオリファイできず悔しかったです。でも新たな目標ができたという意味では良い年だったかなと思っています。試合の上では、コーチに言われたことを焦らずに形にすることができて、すごく自信を持てるようになってきたと思います。

 

オリンピックに出たいという気持ちは凄くあります。この2年で自分がどれだけ成長できて、良い結果を出せるかでオリンピックの日本代表になれるかも決まってくると思うので、それを第一に考えて良い結果を出し続けて、多くのメディアに取り上げられて、一般の人たちにサーフィンのことをたくさん知ってもらえたらと嬉しいなって思います。」

 

 

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SPECIAL AWARD
JAPAN JUNIOR PROJECT(ジャパン ジュニア プロジェクト)

 

また今回のアワードでは、サーフメディアでもお馴染みの山本貞彦氏が主宰する、日本のサーフィンを引き継ぐ次世代 「ジュニア」のための育成プロジェクトである「JAPAN JUNIOR PROJECT」がSPECIAL AWARDを受賞した。

 

日本のサーフィンの実力を上げること。日本の財産であるジュニア選手を育成すること。強化選手を選出し、コーチを擁し、年間を通し長期的なサポートをすることで、技術向上につなげ、日本から世界で戦える選手を作りだすプロジェクトがJAPAN JUNIOR PROJECT。

 

JJP

 

世界7地域のリージョナルから18歳以下の代表選手が集まり、2017年度のチャンピオンを決める大会「WJC(ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ)2017」では、安室丈が日本人選手として初の準優勝、西優司、川合美乃里も3位という結果を残すなど、JAPAN JUNIOR PROJECTの活動が、今まさに実を結びつつある。

 

「この場を借りて、選手たちの功績、頑張りに対して賞賛したいと思います。そして、長年このプロジェクトに協力していただいているスポンサーの皆様に感謝するとともに、立ち上げた時からコーチとして現場で一緒にやってくれている田中樹コーチにこの賞を捧げたいと思います。」と、コメント。

 

「18歳以下の子供たちは、英語も喋れない、運転免許もないなど、世界で行われる大会に参加するうえで障害がたくさんあります。親御さんやスポンサーが大会会場に行ければ良いんですが、同行できない選手がいるのも現状でした。

 

そんな中で8年前に選手から相談されたのが、このプロジェクトの始まりでした。現状としては、WSLのジュニアの代表が決まるのが毎年11月で、世界大会まで1ヶ月しかないので、体のメンテナンスを含めたフィジカルの部分と、戦略などタクティクスの部分を現場で指示しています。これからも、さらに選手をバックアップできるように頑張ります!」とコメントした。

 

 

その他の受賞者

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SNOWBOARDER of the YEAR(MAN)
平野 歩夢(ひらの あゆむ)

reira

SNOWBOARDER of the YEAR(WOMAN)
岩渕 麗楽(いわぶち れいら)

yutohorigome

SKATER of the YEAR(MAN)
堀米 雄斗(ほりごめ ゆうと)

aorinishimura

SKATER of the YEAR(WOMAN)
西村 碧莉(にしむら あおり)

ARK-LEAGUE

SPECIAL AWARD
ARK LEAGUE(アーク リーグ)

 

 

 

 

【選考に関して】
RIDER of the YEARは、各カテゴリーとも選考委員8名~11名とJASA加盟27社による、独自の視点 (コンテスト重視、話題性重視、業界への貢献度重視など)で選考期間中に活躍した選手を3名選出し、投票ポイントの合計ポイント数にて決定しています。

■選考対象:
メーカー・企業からサポートを受けており、国内外で活動する選手 国籍は問いません
■選考期間:
2017年1月~2017年12月(サーフィン/スケートボード)
2017年2月~2018年2月平昌オリンピック競技終了まで(スノーボード)

スペシャルアワードに関しては、アクションスポーツの発展、活性化に大きく貢献した人物、団体、クリエイティブ、イベントなどをジャパンアクションスポーツアワーズ2018実行委員会が総合的に判断し決定しました。

 

お問い合わせ:一般社団法人JASA(Japan Action Sports Association/日本アクションスポーツ連盟)

http://www.japanasa.org/