ハレイワ、ノースショア、オアフ/ハワイ(2018年2月4日日曜日)ハワイ・オアフ島ノースショアのバンザイ・パイプラインで開催された「 2018 VOLCOM PIPE PRO」は大会最終日。
本日は昨日の厳しいコンディションから、8-10フィート・レンジのパイプとバックドアには理想的なサイズとなり、オフショアも弱く、エピック・ウェイブでクライマックスを迎えた。
Finals Day Highlights – 2018 Volcom Pipe Pro
ジョシュ・モニーツ(21)は今日、パイプラインで史上最高のコンディションとなったボルコム・パイプ・プロで、元イベント勝者でパイプのスペシャリストで、10ポイント・ライドをファイナルで決めたジェイミ・オブライエン(HAW)を大逆転で下し優勝した。
この勝利でモニーツは、2Xワールド・チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、11xワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)、オーストラリアのソリ・ベイリーを含む輝かしい勝利者リストに加わることとなる。
モニーツは、5年間インターナショナルQSを回り、今日の勝利は2015年のパイププロ・ジュニアとマルティニク・サーフ・プロでの連勝以来初のキャリアで最も賞賛すべき勝利となった。
「100パーセント、これは自分のプロ・キャリアにおけるベストな勝利です」と、モニーツはコメントした。「これ以上の唯一の勝利は、パイプ・マスターズですが、いまのところ、これが明らかに最も素晴らしい勝利で、僕は永遠にこの優勝を忘れません。」
ファイナルデイは、ウェイブ・フェイスで15フィートを超え、多くの人々が2017/’18年ウインター・シーズンでベストなコンディションである言った。
「今日は長い一日でした。朝目が覚めたときから、ちょっと良い方向に動きはじめた感じがありました。これまで、このイベントでは自分に有利に働いたことはありませんでした。
ずっとロースコアのヒートばかりで。自分に僕なら出来るって言い聞かせて、それが良い方向に向いたのかもしれません。ようやく優勝することが出来て最高です。本当に久しぶりです。」
モニーツはファイナルで、オブライエン、ウィスリー・ダンタス(BRA)カム・リチャーズ(USA)のと対戦。
しかしファイナルは、ジョシュ・モニーツとジェイミ・オブライエンの二人の戦いとなり、モニーツが前半をリード。しかし、残り10分を切ってオブライエンがパイプのロングバレルをメイクしてパーフェクト10をスコアしてトップに躍り出る。ニード8.61と追い込まれたモニーツ。
しかし、残り5分を切ってモニーツが再びビッグセットにテイクオフ。パイプのビッグバレルをメイクし、8.83をスコアして土壇場で大逆転で勝利を手に入れた。
また本日はラウンド5でカルロス・ムニョス(CRI)がパーフェクト10をスコア。 ロング・バックドア・ウェイブを縫うようにして潜り抜けた。
1997年にオアフのアウターリーフでのサーフィン中に若くして他界した伝説のウォーターマンであるトッド・チェッサーの母ジーニー・チェッサーから毎年、賞が贈られ、今年はクオータファイナルまで勝ち上がったオーストラリアの奇才ジャック・ロビンソンが受賞した。
ファイナルデイに駒を進め、ラウンド5へ進出を決めた大野修聖と脇田貴之。バレルをメイクし5.83をスコアした大野修聖、ディープにチャージした脇田貴之ともクオータファイナルへはラウンドアップは果たせなかった。しかし世界の桧舞台で素晴らしいサムライ・スピリッツを披露してくれた。
「今日はボルコム・パイプ・プロで期待に応えられませんでした。でも、このイベントに出場でき、パイプラインで4人だけでサーフするチャンスを与えられたことは本当に信じられないほどでした。また毎年このイベントを開催してくれるボルコムとWSLに感謝したいです。」と脇田貴之がSNSでコメントした。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2609/volcom-pipe-pro
RESULTS
Athletes listed in first through fourth, all surfers from Hawaii unless otherwise noted.
Final
1st – Joshua Moniz (HAW), 17.56
2nd – Jamie O’Brien (HAW), 17.43
3rd – Weslley Dantas (BRA), 11.23
4th – Cam Richards (USA), 10.84
Semifinal (1st and 2nd advance, 3rd = 5th place, 4th = 7th place)
SF1: Cam Richards (USA), Josh Moniz, Noa Deane (AUS), Joan Duru (FRA)
SF2: Jamie O’Brien, Weslley Dantas (BRA), Mitch Parkinson (AUS), Alvaro Malpartida (PER)
Quarterfinal (1st and 2nd advance, 3rd = 9th place, 4th = 13th place)
QF1: Cam Richards (USA), Noa Deane (AUS), Evan Valiere, Koa Smith
QF2: Joan Duru (FRA), Joshua Moniz, Aritz Aranburu (ESP), Jack Robinson (AUS)
QF3: Weslley Dantas (BRA), Alvaro Malpartida (PER), Finn McGill, Carlos Munoz (CRI)
QF4: Jamie O’Brien, Mitchell Parkinson (AUS), Marco Giorgi (URY), Joaquin Del Castillo (PER)
Round 5 (1st and 2nd advance, 3rd = 17 place, 4th = 25th place)
H1: Koa Smith, Aritz Aranburu (ESP), Billy Kemper, Noa Mizuno
H2: Cam Richards (USA), Joan Duru (FRA), Ian Gouveia (BRA), Ian Crane (USA)
H3: Jack Robinson (AUS), Evan Valiere, Mason Ho, Robson Santos (BRA)
H4: Joshua Moniz, Noa Deane (AUS), Soli Bailey (AUS), Masatoshi Ohno (JPN)
H5: Alvaro Malpartida (PER), Joaquin Del Castillo (PER), Tanner Hendrickson, Mikey Wright (AUS)
H6: Finn McGill, Mitchell Parkinson (AUS), Ian Walsh, Cristobal De Col (PER)
H7: Marco Giorgi (URY), Carlos Munoz (CRI), Ezekiel Lau, Takayuki Wakita
H8: Jamie O’Brien, Weslley Dantas (BRA), Miguel Tudela (PER), Lahiki Minamishin