2018年のWSLハワイ/タヒチ・ヌイ・リージョンのファースト・イベントとなる、メンズQS1,000「サンセット・オープン」と「サンセット・プロ・ジュニア」。
「サンセット・プロ・ジュニア」が終了し、ハワイアン・ペアの2017年のワールド・ジュニア・チャンピオンであるフィン・マギル(HAW)とカウアイのガブリエラ・ブライアン(HAW)が優勝した。
今回の優勝は、 マギルのホームブレイクであるサンセット・ビーチでの初勝利。そして、ブライアンにとってはプロ初優勝となった。
オール・ハワイアンとなったメンズ・ファイナルは、昨年の優勝者であるバロン・マミヤが、フォアハンドのストロング・マニューバーをリンクさせて6.5をスコアしてスタート。しかしマギルはオープニング・ライドで9.0をスコア。バックアップを5.55とし、2ライドのヒートトータル14.55で勝利をつかんだ。
「ファイナルの自分の9ポイント・ライドは、あのセクションが本当に凄かったので、本当に素晴らしいと感じました。」マギルはクォーターファイナルで複数のパワフルなターンでパーフェクトに近い9.25というイベント・ハイエスト・スコアも叩き出していた。
2017年に足首を骨折したマギルは、これまでよりも強くなってカムバックした。「それは実は形を変えた天の恵みだったんです。」と、彼は怪我に関して言った。
「僕は良い感じでやってきたわけでもないんです。集中出来なかったし、まったくトレーニングも受けてこなかった。でも怪我をして、僕が何を持っているか分かたんです。怪我が多くのことを考えさせてくれたんです。
それでハードにトレーニングするようになって、サーフィンをもっとやりたくなった。僕はいまサーフィンに最高に燃えています。一日中サーフィンをしたいんです。」
マギルは2週間前にオーストラリアで行われたワールド・ジュニア・チャンピオンシップで優勝。今日の勝利も手に入れて、自信とパワーがみなぎって2018年の準備ができているようである。
「ワールドジュニアで優勝できたのは、これから始まるシーズンに大きな自信を与えてくれました。最高でした。今年の目標は年末にはQSのランキングでトップ75に入ること。ジュニア・リージョンにも凄く勝ちたいです。」
また今回のイベントには、日本から萩田泰智が出場し、クオーターファイナルまで進出し健闘した。WSL / Keoki Saguibo
男子ファイナル
優勝:フィン・マギル(HAW)14.55
2位:カラニ・リベロ(HAW)13.45
3位:バロン・マミヤ(HAW)12.30
4位:ワイアット・マクヘイル(HAW)8.70
女子ファイナル
優勝:ガブリエラ・ブライアン(HAW)11.15
2位:ケアラ・トモダ-バナート(HAW)10.55
3位:バレンティナ・レサノ(NIC)10.05
4位:サマー・アイビー(HAW)6.75
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mjun/2598/sunset-pro-junior