ハレイワ、オアフ/ハワイ(2017年11月15日水曜日)VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィンの開幕戦となるQS10000「ハワイアン・プロ」は大会2日目がオン。3-5フィートの WNWスウェルがを維持し、スモールコンディションのアリイ・ビーチでラウンド2が完了。ラウンド3のヒート1までが行われた。
トリッキーなコンディションに番狂わせも多発。ラウンド2はハイシードとラウンド1を勝ち上がった選手の混戦でQS 世界ランクNo.11のマイケル・フェブラリー(ZAF)とNo.22のマイキー・ライト(AUS)も敗退。
そんな中で今回のイベント初のCTサーファー、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)がR3のヒート1登場し、9.27という本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアをたたき出した。2015年の世界チャンピオンは、バックハンドで2つのソリッド・ターンを爆発させ、波の最もクリティカル・セクションでフローターでそのライディングをコンプリートした。
また、今日のような難しいコンディションでも、ジョーガン・クズネット(FRA)、ビクター・ベルナルド(BRA)のような選手たちはソリッド・フォームでラウンドアップ。現在QSランクNo.12のポジションに入るクズネット。ラウンド3へ勝ち上がり、CTクオリファイに一歩前進した。
ハワイのイマイカラニ・デヴォルトは、テンポの速いサーフィンでヘビーなラウンド2を1位で勝ち上がり、ラウンド3進出を果たした。
新井洋人は朝一のヒートでマーク・ラコマー、キロン・ジャボー、ピーターソン・クリサントと対戦。スーローな展開のヒート。新井はビッグセットのレフトを掴み、バックハンドのソリッド・ターンで4.53をスコアしてヒートを開始した。
ヒート中盤にクリサントが6.27をスコア。バックアップを5.83としてヒートをリード。2位にハワイのキロン・ジャボーがつける。しかし最後まで新井は思うような波を掴めぬままタイムアップ。惜しくもここで敗退となった。
明日試合が再開されれば、ラウンド3からはトップシードが登場。多くのCT選手がクレジットされており、ヒート15にはカノア五十嵐が登場する。
ネクストコールは現地時間2017年11月16日7時は、日本時間の 2017年11月17日2時です。
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1972/hawaiian-pro
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/2017