
千葉県鴨川市マルキポイント(2017年 10月27日、金曜日)昨年に続き、2回目となる女子プロサーフィン3000グレードQSイベント「white buffalo Women’s Pro 3000」が今年も千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント) に戻ってきた。
今年2017年は10月27 日(木)から10月29日(日)までの期間で開催され、千葉県の鴨川マルキポイントには、CT選手を含む、14ヶ国の73名のトップ女性サーファーが集結。秋晴れの晴天の中、肩からオーバーヘッドまでサイズアップするコンディションのなかでラウンド2のヒート8までが終了。サイズある波でハイレベルなサーフィン・バトルが繰り広げられた。
本日の最終ヒートで、本日のベスト・シングル・スコア8.27 を含む、2本のエクセレントで本日のベスト・ヒート・スコア16.27をスコアしたのはオーストラリアのイザベラ・ニコル。午後の時間帯にいいブレイクを見せたライトに的を絞り、クリティカルなセクションで、ソリッドなターンを繰り返した。

写真、リポート:山本貞彦 大会初日。会場の鴨川マルキの天候は晴れ。風はサイドオフからサイドオン。波はムネカタで、厚くてワイド。見た目良さそうに見えたけど、結構手こずるコンデイション。今日はR-1に続けてR-2のH-8まで消化。R-2前半を勝ち上がったのは、川合美乃里と橋本恋。
終了後に「ホワイトバッファロー エキジビションマッチ」の予選を行なった。これはシンクロナイズドサーフィン。二人で波に同時に乗り、同じ演技を行うというもの。普段の試合と全く違うことで、楽しさMAX。会場からも大歓声。選手も笑顔でシンクロを楽しんでいました。
こちらの決勝は明日か、明後日。波の状況で決めるとのこと。優勝チームには賞金10万円。
川合美乃里
海全体を使って、今回は早くから仕掛け。この作戦が大当たり。最後の最後で逆転1位は見事でした。
野中美波
単発ながら当てるとこ当てる。これが高評価。小柄なことはハンデにならずのお手本。
橋本恋
日本で開催されているけど、戦う相手は海外の選手。海外経験が役に立ったか、自分のリズムで積極的に攻めて、昨年の勝者であるディミティ・ストイルについでラウンドアップ。
野呂玲花
ココ・ホーと同ヒート。ここは勝ち上がりたいとこだったが、ブリアナ・コープの早い仕掛けにやられて、後手後手に。残念ながらここで敗退。
キャロライン・マークス
波を待つ、待つ。4位でこのまま負けるのかと思ったら、そんなことはありませんでした。太いラインで大きなスプレー。QSランキング3位の実力を見せつけた。
デイブ・マコーレーとリッチー・コリンズ
娘(ブロンテ・マコーレーとミア・コリンズ)の試合に帯同。ちなみに、マリア・ワードは、クリス・ワードの娘。
リッチー・コリンズの娘、ミア・コリンズ
今回はMC陣に宇井初美が挑戦。早速、川合美乃里にインタビュー。
男子のMCに辻裕次郎と河村海砂。
スカイAのMC陣はサッカー解説でお馴染みの松木安太郎さんと須田那月。川合美乃里のラウンドアップに力が入ったとのこと。
シンクロサーフィンでは大逆転で勝ち上がった宮坂シスターズ莉乙子。ラウンド2で惜しくも敗退。
宮坂麻衣子。ラウンド1では、西元ジュリ、庵原美穂を抑えて1位でラウンドアップ。
昨年のイベントでは、クオーターファイナルまで勝ち上がって大活躍した西元エミリー。今回は後半まで2位をキープしていたものの最後に逆転されて惜しくも敗退。
先日のタートルベイのジュニアプロで3位となった14歳のハワイのレイラ・リコブアノ。
ラウンド1を勝ち上がった鈴木姫七。
高橋みなと。ラウンド1では7.00 をスコアしたが、ラウンド2で惜しくも敗退。
クリティカルなセクションでターンをメイクする渡辺愛
今年も会場には大きなモニターが設置されて、ライブ中継の映像が流れている。
エキシビションマッチ「シンクロナイズド・サーフィン」予選
エキシビション・マッチ・ヒート1
1位 白 「ポニョ」 西元エミリー、渡辺愛
2位 青 「ロキシーシスターズ」ヴァヒネ・フィエロ、レイラ・リコブアノ
3位 緑 「くノ一」野中美波、都筑有夢路
4位 赤 「15」脇田紗良、松田詩野
5位 黒 「クイーンズローアーズ」Malia Ward、Bethany Zelasko
エキシビション・マッチ・ヒート2
1位 青 「オクトパスボール(たこ焼き)」庵原美穂、デンバー・ヤング
2位 緑 「宮坂シスターズ」宮坂莉乙子、麻衣子
3位 白 「忍者」川合美乃里、田代凪沙
4位 赤 「カフェラテ」西元ジュリ、鈴木姫七
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.jp/2017/white-buffalo/
■日本選手と海外選手の熱い闘い! 「white buffalo women’s pro Q3000 THE 2ND」試合完全中継
また今大会の模様はCS放送「スカイ A」が全 7 回にわたり中継放送を行う。大会リポーターとしてサッカー解説でおなじみの松木安太郎さんも登場。番組内では試合模様のほか、サーフィン競技のルール解説や、選手へのインタビューなど初めて競技サーフィンを目にする視聴者にも分かりやすく伝えていく。日本人 サーファー熱き想い・情熱必見!!
放送「スカイ 」放送予定:
11月12日(日) から放送開始。全7回を予定。
大会中継 60 分枠×6回。 大会ダイジェスト 30 分枠×1回。
詳しい放送時間、スカイ ホームページ 番組表をご覧ください。
http://www.sky-a.co.jp/