大原洋人が9ポイントをスコア。男女ともベスト8が決定。JPSA第7戦「CHIBA ICHINOMIYA PRO」

本日の最高点9.0をたたき出した大原洋人

撮影:佐原健司 http://kenjisahara.com/ 

 

JPSAジャパンプロサーフィンツアー2017 ショートボード第7戦「CHIBA ICHINOMIYA PRO supported by 湾岸画廊」は大会3日目。東京オリンピックのサーフィン会場となる千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下)は、昨日からの厚い雨雲に覆われた寒い一日となった。

 

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久しぶりのJPSA参戦。田嶋鉄兵

 

一晩吹き続けたオンショアに誰もがサイズアップを期待していたが、予想外に波は上がらず、風も弱まり僅かながらクリーンなコンディション。しかしウェイブ・セレクションが見た目よりも難しいトリッキーな中で、男子ラウンド6、女子ランド3までが行われ、男女ともベスト8が決定した。

 

加藤嵐は絶好調で明日のファイナルデイへ。
加藤嵐は絶好調で明日のファイナルデイへ。

 

今回の千葉を含め残り2戦となったJPSAショートボード。気になるグラチャン争いの渦中にいるランキング2位の辻裕次郎がまさかのラウンド4で敗れる波乱の展開。また女子ではカレントリーダーの西元ジュリもがラウンド3で敗退するという予想外の展開となった。

 

西元ジュリ
西元ジュリ

 

これで10820ポイントのまま最終戦の仙台に挑む西元ジュリ。対する今回欠場しているランキング2位の脇田紗良も9080ポイントのまま。

二人のポイント差は1740ポイントと非常に大きいため、脇田が最終戦で優勝して2000ポイントを獲得しても11080ポイント。西元との差は260。

ということは仮に西元がR3から出場しゼッケンを受け取り、4位でも900ポイントを獲得した時点で西元のグラチャンが決まるという計算になりそうだが、オフィシャルのコールを待とう。

 

IMG_8051田嶋鉄兵は1年半のギャップを感じさせないサーフィンでラウンドアップを続けた。

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大原洋人はラウンド4でバックハンドでエクセレントの8.0をスコア。バックアップに6.50を揃えて勝ち上がった。

現在ランキング2位の辻裕次郎がラウンド4で終了間際の逆転負け。グラチャン争いの渦中にいる辻裕次郎としては厳しいアーリーラウンドでの敗退となった。

山中海輝はラストウェイブで大逆転のラウンドアップ。同じチームの先輩で、グラチャン争いの中にいる辻裕次郎を倒しての勝ち上がりは嬉しい反面、複雑な心境だったに違いない。

終了間際まで3位と追い込まれていた小川幸男だったが、渾身の力を振り絞ったパワーターンで一気に1位にジャンプアップし勝ち上がった。

 

加藤嵐
加藤嵐

 

トップシードが登場するラウンド5。ヒート1にはカレントリーダーの加藤嵐が登場。セットのライトブレイクをキャッチし、超高速なビッグターンの3連発で8.75のエクセレントをスコア。終盤に脇田泰地に捕まるも、ラストウェイブで再びトップを奪い、1位でラウンドアップ。

 

安井拓海
種子島、茨城の爆発感がない安井拓海だがQF進出
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大原洋人はエクセレントを連発してQF進出。

 

R5-H2では安井拓海、仲村拓久未のWタクミと、稲葉玲王、渡辺寛というファイナルのような選手が顔をそろえた。ヒートはバックハンドでチャージを見せる稲葉と渡辺がリード。

 

Wタクミはスコアが伸ばせない。しかし、安井拓海がヒート終盤に6.75をスコア。2位にアップしてラウンドアップ。渡辺寛は安井拓海に種子島の借りを返すことはできなかった。

 

田中英義
田中英義


R5-H5では、大原洋人が先輩の田嶋鉄兵、田中英義、中塩裕貴と対戦。スタートからエクセレントでヒートをリード。ヒート前半からチャージする田嶋は2位をキープするもヒート終盤に6.65と5.30を立て続けにスコアして田中英義が逆転。田嶋鉄兵はここで敗退となった。

 

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ラウンド6で加藤嵐、塚本勇太、小林直海と対戦した稲葉玲王。スタートからバックハンドでフルスロットルのサーフィンを見せた。しかし、ヒート終盤に塚本に逆転され惜しくも3位で敗退となった。しかし、そのスピード感のあるサーフィンは確実にレベルアップしている。

 

IMG_7948カレントリーダーの加藤嵐は、危なげない試合運びでラウンド6を勝ち上がり、クオーターファイナル進出を決めた。

川合美乃里
川合美乃里

IMG_8221サーフィンから気合が伝わってくる川合美乃里。今回は優勝の二文字しか狙っていない。

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野呂玲花はラウンド3でフォアハンドのビッグリエントリーをメイクするも惜しくも敗退。

田中樹と稲葉玲王
田中樹と稲葉玲王、田中英義
大野修聖はファイナルデイに残れず。
大野修聖はファイナルデイに残れず。
塚本勇太はQFで大原洋人と対戦。
塚本勇太はQFで大原洋人と対戦。
西 慶司郎
西 慶司郎
村上舜もクオーターファイナルへ。
村上舜もクオーターファイナルへ。
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ヒート終了後にラウンドアップとされた大澤伸幸のインターフェアが発覚。大澤ノブが4位に転落。3位の松岡 慧斗が2位でQFへ

 

明日の朝7:30に集合。

男子のクオーターファイナルは、

加藤 嵐 西 慶司郎
安井 拓海 村上 舜
塚本 勇太 大原 洋人
松岡 慧斗 田中 英義

女子のクオーターファイナルは、

川合 美乃里、橋本 恋、武知 実波、鈴木 姫七
黒川 日菜子、髙橋 みなと、渡辺 愛、西元 萌 エミリ
 

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JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

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