
写真、リポート:山本貞彦
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2017 ショートボード第5戦「第22回I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」は大会3日目。予報通りのスウェルアップ。低気圧が日本から離れて通ったことで、集合の9時には雨も上がった。
サイズは頭半、セットはダブルあるか。前戦の波が小さかったことで、まだイイと言う選手多数。

サイズはデカイが、波は厚く、フェイスが長く、面はボコボコ。中塩裕貴曰く、サンセットのオンショアみたいと。パドルはきつそうだ。

ただ、昨日と打って変わってサイズはあるけれど、張らない波。これをどう料理するか、スキルが試されるヒートとなった。

そんな中で本日は男子R-3の残り2ヒートから再開、R-4、R-5まで消化し、男子のベスト16が決定。トリッキーなコンディションに、カレントランキングの1位辻裕次郎、3位大野修聖、4位渡辺寛、5位大澤伸幸らが敗退する番狂わせも発生した。
安井拓海
今の自分のできること、やりたい演技。それを全て挑戦している。スピードを殺さずに、レールの切り返しだけでのリエントリー2発。とりあえず、止まらないサーフィン。今、楽しくてしょうがないのが手に取るようにわかる。
高梨直人
終了5分前、上がらずにそのままパドルバック。上がって右から回ることで、時間のロスを考えての選択。僅差ではあったものの、直人の切れ味鋭いバックハンドでラウンドアップを決めた!
小林桂
久々のJPSA参戦。桂らしいリズミカルに攻めていたものの、波はミドル。今ひとつパンチがなく、残念ながらここで敗退。
大野修聖
前にも書いたけど、サーフィンは頭一つぬけて上手い。しかし、試合ではなぜか空回り。波選び、そこでの演技構成。こだわりがあるからこそのミスなのか。今回は最後の最後でインターフェアで敗退。
河村海沙
波取りに争わず、一人マイペースに波に乗って、ラウンドアップ。「どうしても明日につなげたかった」って。これが海沙スタイル。
加藤嵐
攻めあぐねていたように見えたのは最初だけ。リズムをつかめば、フルレールで決めてくる。カレントリーダーのプレッシャーは何もない。ただ、自分の波乗りをするだけ。
小川直久
R-4での勝敗は試合終了後。思わず祈った。結果は逆転ラウンドアップ!
澤村康生
ローカルシードでR-4から。攻めてたけど、まだ軽さが抜けないか。次に期待。
辻裕次郎
2本目の波で板を折るアクシデント。すぐにバックアップボードで試合に戻るもリズムに乗れず。ワイプアウト連発で敗退。
松田詩野と野中美波
会場のメインの左で練習しようとパドルアウトするもすぐ戻る!?どうしたかと思えば、引きいっぱいで岩がゴロゴロ。ドルフィンもできず、危なすぎてどうしようもなかった様子。ドンマイ!
佐藤魁
ライトの波に乗って、演技終了後は一度海から上がって、走る走る。そして、右からパドルアウト。そう、トライアスロン再び。
安室丈
MCからの紹介も、先日の世界ジュニアU-16優勝、金メダル。ここは負けられないよね。でも、丈はそんな回りの気の使いは、一切気にせず。マイペースでR-4、R-5とも1位で勝ち上がり。
児玉涼
波が見えてたか。セットからの小ぶりで張る波をチョイス。厚い波ながらリップをかまして明日へつないだ。
仲村拓久未
最後の残り時間5分で逆転し、2位で勝ち上がった仲村拓久未。タフなコンディションでのデッドヒートを生き残った。
サスケ、魁、リョータ
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