タヴァルア/ナモツ、フィジー(2017年6月14日水曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第5戦「Outerknownフィジー・プロ」は、クリーンな4−5フィートのコンディションでラウンド4が終了。
マット・ウィルキンソン(AUS)、ミシェル・ボレーズ(PYF)、ルーキーのコナー・オリアリー(AUS)、ビード・ダービッジ(AUS)の4名は、3人ヒートのラウンド4を1位で勝ち上がり、一足早くクオーターファイナル進出を決めた。
現在のワールドNo.5のマット・ウィルキンソン(AUS)は、ラウンド4のオープニング・ヒートで1位通過を果たし、準々決勝一番乗りを決めた。ウィルキンソンは、シャープなフロントサイド・カーヴィングでエクセレントな8.67と5.60をスコア。ジュリアン・ウィルソン(AUS)とルーキー・イアン・ゴウベイア(BRA)はラウンド5を戦うこととなった。
マット・ウィルキンソン(AUS)は、現段階で唯一、ランキング・トップの証であるイエロー・ジープ・リーダー・ジャージをフローレンスから奪うことのできるサーファーだが、そのためにはフィジーで優勝するしかない。
「僕は今朝ここに来たときに、 かなりの平均的だと思いました。しかし美しかった。」と、ウィルキンソンは言った。「去年ここで2位になれるまで、フィジーでは良い結果を残せていなかった。昨年のファイナルまで勝ち上がれたことが、今年の自分にかなり自信を与えてくれたんだと思います。」
昨日、ケリーを下す大金星をあげたルーキーのコナー・オリアリー(AUS)は、ジョアン・ドゥルー(FRA)と2012WSLチャンピオンのジョエル・パーキンソン(AUS)と対戦。シーソーバトルとなった戦いで、オリアリーは13.66の2-ウェイブ・トータルで勝利をつかんだ。
「最高です。」と、オリアリーは言った。「昨日ラウンド3をメイクできて、ストークしていたんですが、今日はさらに最高です。波は最高だし、みんなリッピングしているし、そんな中の一部で居られることが最高でした。」
ラウンド4のファイナル・ヒートはビード・ダービッジ(AUS)が、スチュアート・ケネディ(AUS)とセバスチャン・ジーツ(HAW)に勝利。スローなヒートのなかで、2つのスコアを見つけ出したダービッジは、ヒートをコントロールして準々決勝進出を決めた。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1867/outerknown-fiji-pro
Outerknownフィジー・メンズ・プロ・ラウンド4結果:
ヒート1:マット・ウィルキンソン(AUS)14.27、ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.93、イアン・ゴウベイア(BRA)10.40
ヒート2:ミシェル・ボレーズ(PYF)15.73、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)10.77、イタロ・フェレイラ(BRA)8.50
ヒート3:コナー・オリアリー(AUS)13.66、ジョアン・ドゥルー(FRA)13.50、ジョエル・パーキンソン(AUS)10.83
ヒート4:ビード・ダービッジ(AUS)11.10、スチュアート・ケネディ(AUS)5.54、セバスチャン・ジーツ(HAW)4.67
Outerknownフィジー・メンズ・プロ・ラウンド5マッチアップ:
ヒート1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対イタロ・フェレイラ(BRA)
ヒート2:レオナルド・フィオラバンティ(ITA)対イアン・ゴウベイア(BRA)
ヒート3:ジョアン・ドゥルー(FRA)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート4:スチュアート・ケネディ(AUS)対ジョエル・パーキンソン(AUS)