WSLウイメンズQS6000イベント「Los Cabos Open of Surf(ロス・カボス・オープン・オブ・サーフィン)」が、バハ・カリフォルニア・サン・ホセ・デル・カボのジッパーズ・ビーチで開幕した。ソリッドなスウェルを利用し、ラウンド1からラウンロ3のヒート6までが終了した。
大会初日のアーリーラウンドとはいえ、QSサーファーのヤングパワーが炸裂。ハワイのサマー・マセード(HAW)はパーフェクトに近い9.00をラウンド2でスコア。さらにラウンド3では、2つのエクセレント・スコアで、16.93というヒートスコアをたたき出した。
その他に、14才のカリフォルニアのアリッサ・スペンサー(USA)も素晴らしいバックハンドを披露。15才のレイチェル・プレスティ(USA)も印象的なパフォーマンスを見せた。
「自分のメインのフォーカスはプロ・ジュニアなんです。そこで良い結果を残したいんです。QSは楽しんでやろうと思っているので、勝ち上がれたら良いですね。」と、スペンサーは言った。
「重要なのはセットと同調することと間違った波を選ばないことですね。そうしないと、リズムを戻すことは本当にタフだと思います。最後のヒートの自分のミスを修正したので、明日が楽しみです。」と、15才のレイチェル・プレスティが言った。
大会初日では、ラウンド1から高橋みなと、西元ジュリ。ラウンド2から庵原美穂、橋本恋、田代凪沙、北澤麗奈、西元エミリーが出場。
高橋みなとは、ラウンド1を1位通過すると、ラウンド2も2位でラウンドアップ。ラウンド2から出場の西元エミリーも2位でラウンド3へ勝ち上がった。
ラウンド3から登場の大村奈央は、前半に6.50 をスコア。ラストウェイブではエクセレントに近い7.70をスコア。ヒートトータル14.20をマークし2位でラウンド4進出。H4の高橋みなとは惜しくも3位敗退となった。
Los Cabos Open of surf day 1 highlights
明日は、QSが行われれば、ラウンド3のH7から再開。H9に野呂玲花、H11に西元エミリーがクレジット。
トップシードのラウンド4のH5にはハワイから前田マヒナも出場。H6の大村奈央は、ローラ・エネバーAUS、ビアンカ・ブイティンダッグZAF、レイチェル・プレスティUSAという強豪と対戦する。また同時開催の女子ジュニアには西元エミリー、ジュリ姉妹が出場予定。
世界を目指して戦い続ける彼女たちにエールを送りたい。頑張れ!日本!
ネクストコールは、現地時間の 2017年6月7日6時30分、日本時間の 2016年6月7日22時30分です。
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