
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ウイメンズ・クオリファイ・シリーズ (QS)6000イベント「Los Cabos Open of Surf(ロス・カボス・オープン・オブ・サーフィン)」が、バハ・カリフォルニア半島先端にあるリゾート地、サン・ホセ・デル・カボのジッパーズ・ビーチで、2017年6月6日から11日までのウエイティング期間で開催される。
このイベントはQS6000というワールド・サーフ・リーグ(WSL)ウイメンズ・クオリファイ・シリーズ (QS)の中で最高グレードの大会。先日千葉で行われ、川合美乃里が優勝した「GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN Powered by GoPro」が3,000グレード。その倍のポイントが稼げるコンテストとなる。
世界最高峰のチャンピオンシップ・ツアー(CT)にクオリファイするために、世界各国で行われる今シーズンのウイメンズのクオリファイ・シリーズ (QS)は全38試合が予定。
その中でQS6,000イベントは、既にオーストラリアで2戦行われ、今回が3戦目。その後カリフォルニア、スペイン、そしてQSの最終戦となるシドニーと6戦のみ。この一戦が、どれほど重要なものなのか理解できるだろう。
それゆえ、チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターも9名が参加、フィジーで2位となり乗りに乗っているタティアナ・ウエストン-ウェッブをはじめ、優勝経験のあるココ・ホーとニッキ・ヴァン・ダイクらも参加。かなりのハイレベルな戦いとなる。
また、今回のイベントのPR動画にも登場する、元祖セクシーサーファーのアラナ・ブランチャード(HAW)が「アラナ・ブランチャード・ファンデーション(ABF)」を設立。彼女は今回のイベントをその活動を開始するファースト・イベントに選んだ。
アラナ・ブランチャードによって設立されたABFは、女性サーファーのためのサポートを提供する。このプログラムでは、組織委員会が、次のステップに進むために資金援助が必要である才能ある女性サーファーを選出。選ばれたアスリートは、ABFスポンサーシップを与えられるというもの。そんな特権を与えられるサーファーが今回のイベントで決定されるという素晴らしい試みだ。
日本から多くのサーファーがエントリー
そんなハイグレードな今回のイベントには、日本から6名のガールズが参戦。ラウンド1からH3 高橋みなと、H9 西元ジュリ。ラウンド2から H4 庵原美穂、H9 橋本恋、H11 田代凪沙、北澤麗奈、H12 西元エミリー。ラウンド3からH5 大村奈央、H9 野呂玲花がクレジット。トップシードのラウンド5にはハワイから前田マヒナも出場。
また今回、ワイルドカードでレイラ・タケダがR4から出場。彼女はメキシコ生まれのメキシカン・ジャパニーズ。2度のナショナルチャンピオンで今回のISA世界選手権もメキシコ代表で出場。どんなサーフィンを見せるか楽しみだ。
また同時開催の女子ジュニアには西元エミリー、ジュリ姉妹が出場予定だ。
世界を目指して戦い続ける彼女たちにエールを送りたい。頑張れ!日本!
ファーストコールは、現地時間の 2017年6月6日6時30分、日本時間の 2016年6月6日22時30分です。
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1870/los-cabos-open-of-surf
https://www.facebook.com/loscabosopenofsurf
http://loscabosopenofsurf.com/