新世代サーフ施設「ウェイブガーデン・コーヴ」がジャパニーズ・フレンドリーになった理由

先日サーフメディアでもお伝えした通り、5月10日世界一斉に公表されて話題となっている、人工ウェイブ・テクノロジーのパイオニア「Wavegarden®(ウェイブガーデン)」の新世代サーフ施設「Wavegarden Cove®(ウェイブガーデン・コーヴ)」。

 

 

1時間につき1000の波を作り出す、この施設。波のクオリティが高くなったということもさることながら、狭い日本で設置するために改良されたと言っても過言ではないだろう。まさにジャパニーズ・フレンドリー。

 

それは省スペースでの設置が可能という点。今回のデモ・ライドの映像は、彼らのスペインの研究開発センターで撮影されたもので、50m×80mという、すでに一般公開されているウェールズのサーフスノードニアの長さ300m、幅110mを考えると、異常なほど小さなスペース。これは感覚としては通常の50メートルプール2個分だ。

 

 

ウェイブガーデン・コーヴは、施設の形と規模は完全にカスタマイズ可能で、最大波高と長さで区別できる異なるモデルのレンジで利用できる。施設が大きくなれば波に乗れる長さも長くなる。

 

 

より小さなバージョンは、コンパクトなリゾート、ショッピングモールなどの複合施設や、個人住居に、より大きな施設には、スイミング・エリアや遊び場を加えることでユーザー・キャパシティを増やすことも可能となる。

 

オフィシャルサイト:http://wavegarden.com/