ボンボ・ビーチ・カイアマ、NSW/AUS(2017年1月8日日曜日)世界ナンバーワン・ジュニア決定戦であるWSLワールド・ジュニア・チャンピオンシップ(WJC)は大会4日目。
本日は午後までウエイティングの後、男子ラウンド3が再開。スモール・コンディションで12ヒートが行われた。
ラウンド3のヒート2では、カリフォルニアのサンクレメンテ在住である日本人の小林桂がブラジルのマテウス・ハーディと対戦。ハーディは、スモール・ウェイブにもかかわらず、テールハイのエア・リバースとタイトなスナップ・ターンでソリッド・ヒートトータル14.40をスコア。
小林桂の十八番のエアゲームだったが、完全にヒートのベスト・ウェイブを取られ、追い込まれた。最終的に大きくリードを取られ惜しくも敗退。今大会は13位で終了。
ヒート5で脇田泰地はハーレー・ロス-ウェブスター(AUS)、ヒート6では安室丈が優勝候補の一人であるイーサン・ユーイング(AUS)と対戦。
オープニングライドからビッグスコアでリードを取られた脇田。得意のバックハンドでヒート終盤に6.07をスコアし、ヒートスコア10.40まで巻き返したが、その差を縮めることができずに敗退となった。
2017年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)ルーキーであるイーサン・ユーイングにとっては、キャリア最大のコンペティションかもしれない今大会。ヤング・クイーンズランダーは、このイベントに勝つことが彼のフォーカスであること明かした。
スローな展開となったものの、じっくりと波を選んで最初にユーイングが選んだ波で、完璧なボードコントロールで6.17をスコア。更に7.83でトップスコアを塗り替え、14.00のソリッド・ヒート・トータルをまとめて圧勝。
安室丈は果敢にチャージを繰り返し、3.50と5.00でヒートスコア8.50をマークするも、惜しくもここで敗退。
ヒート11では森友二がラウンド2を生き残ったバルバドスのチェ・アラン(BRB)と対戦。ヒート前半は僅差ながらリードを奪われた森友二。しかし、後半に入り、5.57をスコアして逆転。更にバックアップを4.57に伸ばして、ヒートスコア10.14でリード。
残り3分でしっかりと相手をマークしプレッシャーを与えた。しかし最後の最後。森のマークを逃れたアランがバックハンドで大逆転。勝利を目前にして森友二は逆転負けを喰らった。
これで男子は全滅。女子の川合美乃里が日本最期の砦となった。
ウイメンズのラウンド3では、川合美乃里がヒート1でコビー・エンライト(AUS)とキャロライン・マークス(USA)と対戦。マヒナ・マエダ(HAW)はブリーサ・ヘネシー(HAW)レイラニ・マクゴナグル(CRI)とヒート2で対戦する。
世界を目指してチャージを続ける彼らにエールを送り続けたい。頑張れ!日本!
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Men’s Jr
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mjun/1541/world-junior-championship/live
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