野呂玲花がベスト8進出。田中大貴はR2へ。WSL-QSメドック・オーシャン・ラカナウ・プロ
ラカナウ、ジロンド、フランス、2016年8月18日木曜日:フランスのラカナウで開催中のWSL-QS1500「メドック・オーシャン・ラカナウ・プロ」は大会2日目。オンショアの影響で3~4フィートとサイズアップしたものの、バンピーなコンディションでのタフな戦いとなった。
2016 Médoc Océan Lacanau Pro大会2日目ハイライト映像
徐々にコンディションはクリーンナップされ大会主催者は、メンズのラウンド2、ウイメンズのラウンド2、3までを行い、ウイメンズはクオーターファイナル進出を戦うベスト8が決定した。
今回のイベントの注目選手である、現在のクオリファイング・シリーズ・リーダーであり、イタリアン・スーパースターのレオナルド・フィオラバンティは、想像以上のパフォーマンスを見せ、19.00というパーフェクトに近いヒート・トータルを叩き出した。
フィオラバンティは、クリティカル・セクションで、パワフルなバックハンド・ハックで9.17と9.83のベスト2スコアをマークした。
「昨日は物凄くタフなコンディションで、今日波もあって自分のサーフィンが見せることが出来ました。ヒート毎にコンディションは変わるので、次ぎのラウンドに集中し、どんなコンディションでも上手く適応して行きたいと思います。」と、フィオラバンティがコメント。
ウイメンズでは、元ワールド・ジュニア・チャンピオンのエラ・ウィリアムスがロング・レフトをセレクトし、インプレッシブな16.26のヒート・トータルをマーク。また、フランスのモード・ル・カーは、支配的なパフォーマンスで、ウイメンズののハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.23をスコア。
ローカル・プロでカレントQS No.14のジャスティーン・デュポンもクォーターファイナル進出を果たした。
前回のイギリスでセミファイナルまで進出し3位となった日本の野呂玲花は、今回のラカナウでも好調を続け、本日のラウンド2では、ヒートスコア11.66をスコアして、ジャスティーン・デュポンに次いで2位でラウンドアップ。ラウンド3では、モード・ルカーにコンビネーションに追い込まれるも2位でラウンドアップ。クオーターファイナル進出を決めた。
野呂玲花はクオーターファイナルでヒート3で、ローカル・プロでカレントQS No.14のジャスティーン・デュポンとマンオンマン対決。
メンズでは、ラウンド2H8で田中大貴が見事1位でラウンドアップ。粟田海、都筑百斗、田中海周は惜しくもこのラウンドで敗退となった。
世界を目指す彼らの活躍を期待してエールを送りたい。がんばれ!日本!
ネクストコールは日本時間19日14時。
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メンズ:http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1483/medoc-ocean-lacanau-pro/live
ウイメンズ:http://www.worldsurfleague.com/events/2016/wqs/1738/medoc-ocean-lacanau-pro/live
イベントサイト:http://lacanaupro.com/live-webcast/