パーフェクトスコアをマークしたメガ・セマディ(IND)がリップ・カール・カップ2度目の優勝
バリ、インドネシア(2016年8月2日火曜日)インドネシアで最も歴史があり、名声あるサーフ・コンテストと言われる、バリ島のパダン・パダンで開催される究極のチューブライド・コンテスト「リップカール・カップ・パダン・パダン」が終了。
インターナショナルな招待選手がイベントを支配する中で、ファイナルに勝ち上がった唯一のインドネシアン・サーファーとなったメガ・セマディ。彼は過去3回のコンテストにおいて、2度目のタイトルを手に入れた。
セマディは、オープニング・ラウンドではスローなヒート展開に苦しめられながらも、スモールなクローズアウトにテイクオフし、リズムを見つけ、なんとかラウンドアップ。セミファイナル・ヒートではパーフェクト10とラウンドのハイエスト・ヒート・トータルをマークし勝ち続けた。
そして、ファイナルでは、メイソン・ホー(HAW)クレイ・マルゾー(HAW)ダミアン・ホブグッド(USA)を相手に、2本目となるパーフェクト10をスコア。それを9ポイントでバックアップするという、パーフェクトなヒートスコアで圧勝した。
「自分のファーストヒートでは、ナーバスになっていて、ずさんなヒートになりました。」と、2013年のリップ・カール・カップの優勝者でもあるメガが言った。「自分はほとんどスモール・ウェイブ、バッドウェイブ、ホワイトウォッシュだった。でも幸運にも、最後はリズム掴むことができました。」
今回のイベントでは、ホブグッド、マルゾー、ホーのファイナルを戦ったサーファーは他の選手とは一味違うパフォーマンスを披露。ホブグッドはオープニング・ラウンドのハイエスト・ヒート・トータルを記録。
また、メイソン・ホーは、エンド・セクションでのスケートにインスパイアされたエアリアルを含む、マルチプルなディープ・バックハンド・ドレイナーで多くのギャラリーを沸かせた。
またイベントでは4本のパーフェクト10バレルがスコアされ、ラウンド2のブルース・アイアンズは、不可能なほど深く長いバレルをメイク。パウロ・モウラ(BRA)はセミファイナルでパーフェクト10を含む18.25をスコアするも惜しくも3位で敗退となるという非常にハイレベルなバトルが繰り広げられた。
オフィシャルサイトではヒートアナライザーで全てのヒートがチェックで来ます。:http://live.ripcurl.com/ripcurlcup/
2016年リップ・カール・カップ:ファイナル結果:
1. メガ・セマディ(IND)19.00
2. ダミアン・ホブグッド(USA)16.60
3. メイソン・ホー(HAW)15.50
4. クレイ・マルゾー(HAW)4.00
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