Jベイ・オープン復帰予定のミック・ファニングが開幕直前に怪我 。日本時間7/6スタートか。 


Mick Fanning (AUS), three-time WSL Champion and three-time event winner, will return to the J-Bay Open this season, the site of his infamous 2015 shark attack. Image: WSL / Kirstin

 

現地時間2016年7月6日から17日までのウエイティング期間で、世界に名高いライトハンド・ポイントブレイクである南アフリアのジェフリーズ・ベイで開催される2016年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第6戦である「Jベイ・オープン」。


昨年のイベントでは、3-タイムWSLチャンピオンで3-タイム・イベント勝利者であるミック・ファニング(AUS)が、ファイナルのヒート中に12~15フィートのホオジロザメに襲われる瞬間がインターネットでライブ中継されるというアクシデントが発生。


ファニングともう一人のファイナリストであったジュリアン・ウィルソン(AUS)は無事に救出され、試合はそこでキャンセルとなった。


シャーク・アタック、兄との死別など悲劇のシーズンを送りながらもランキング第2位でフィニッシュしたファニングは、2016年のシーズンをパーソナルイヤーとし、選ばれたイベントだけに出場する事を決めた。

 

そんな惨劇後のファニングにとって、今年のJベイ・オープン欠場も充分に考えられたが、彼は正式に出場する事を決めた。

 

 

YouTube Preview Image

First Wave – Mick Fanning Returns to J’BAY

 

「今シーズン、選ばれたイベントにしか出場しないと決めた時も、Jベイのことは常に思っていました。たとえJベイ・オープンに出場しないと決めても、サーフィンするために戻るつもりでした。そこには多くの素晴しい想い出があったので、僕は戻ってトラウマから抜け出し前進したいと思っていたのです。」

 

 

WSLはウォーター・パトロールにおける試合会場のラインナップ監視、新生のソナー・テクノロジーなどでサメ対策を強化している。


 

Mick Fanning On His Ankle Injury At J-Bay

 

しかし、先週早くにジェフリーズ・ベイに到着していたファニングは、2日目のウォーミングアップ・セッションで、レイバックの際に足首をひねってしまった。

 

「サーフィンできなくなるのかって、かなり落ち込んでいましたが、理学療法を受け、リハビリとテーピングでポジティブになってきました。コンテストには 出場したい。Jベイは自分にとって特別な場所。パドルアウトするために出来る事は何でもやるつもりです。」

 

そして、彼のSNSによれば、開幕前日もサーフィンが出来たようで、このままの状態であればコンテスト出場となりそうだ。ファニングは、ラウンド1のオープニング・ヒートにシードされ、コナー・コフィン(USA)、アレホ・ムニーツ(BRA)と対戦予定。

 

現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間です。

現地時間の 2016年7月6日7時0分 は、
日本時間の 2016年7月6日14時0分です。

 

 

Jベイ・オープン・ラウンド1マッチアップ:
ヒート1:ミック・ファニング(AUS)、コナー・コフィン(USA)、アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート2:イタロ・フェレイラ(BRA)、ミゲール・プポ(BRA)、ライアン・キャリナン(AUS)
ヒート3:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、カノア五十嵐(USA)、キアヌ・アシン(HAW)
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ジョシュ・カー(AUS)、カイ・オットン(AUS)
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(BRA)、ダスティー・ペイン(HAW)、アレックス・リベイロ(BRA)
ヒート6:マット・ウィルキンソン(AUS)、デイヴィ・キャスルズ(AUS)、スティーブン・ソーヤー(ZAF)
ヒート7:フリーペ・トリード(BRA)、ケリー・スレーター(USA)、マット・バンティング(AUS)
ヒート8:エイドリアン・バカン(AUS)、コロヘ・アンディーノ(USA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート9:ジョディ・スミス(ZAF)、ウィゴリー・ダンタス(BRA)、アダム・メリング(AUS)
ヒート10:カイオ・イベリ(BRA)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート11:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ナット・ヤング(USA)、ジャック・フリーストーン(USA)
ヒート12:セバスチャン・ジーツ(HAW)、ミシェル・ボレーズ(PYF)、スチュアート・ケネディ(AUS)