秋本祥平、吉川広夏が3位! WSL-LQS「ロングボード・プロ・ガイア」デルペーロが2連勝
6月10日からポルトガルのプライア・デ・カニデ・ノルテで開催されていた WSLロングボードツアーQS第3戦「ロングボード・プロ・ガイア」が終了。エクセレントな3フィートのファイナルで、アントワン・デルペーロ(FRA)とクロエ・カルモン(BRA)が優勝した。
メンズのファイナルは、現在のヨーロピアン・ロングボード・チャンピオンであるアントワン・デルペーロ(FRA)と、2度のワールド・ロングボード・チャンピオンであるピッコロ・クレメンテ(PER)が対決。
デルペーロがクレメンテの僅かな隙をついてロング・ライトハンダーを掴み、パーフェクトに近い9.10をスコア。前回のフランス大会に続き2連勝を決めた。
2016 Longboard Pro Gaia Highlights: Champions Crowned in Gaia
「厳しい3日間でした。でも2連勝できて本当に最高です。ピッコロには中国・海南島のセミファイナルで破れて、彼はその後ワールド・タイトルを獲得したので、そのリベンジができて嬉しいです。」と、コメント。
デルペーロは、今シーズン2勝目をあげた事で、リージョナル・タイトル・レースにおけるリードを固めた。
また今回のイベントでは、メンズはクオーターファイナルを戦うベスト8に秋本祥平、ウイメンズはセミファイナルを戦うベスト4に吉川広夏が勝ち上がってファイナルデイを迎えた。
秋本はクオーターファイナルでは、フランス大会で5位となったリユニオンのマーティン・コレットと対戦。ヒートはレフトハンダーのコレットがリードしたが、秋本がラスト2ウェイブでベストスコアを塗り替えて逆転。セミファイナルへ勝ち上がった。
セミファイナルでは、優勝したデルペーロと対戦。エクセレントの9.27を含むヒートスコア17.10を叩き出したデルペーロに敗退となったが、それでも3位タイでキャリア最高の結果を得た。
「僕は最高にハッピーです。スモール・コンディションでしたが本当に楽しい波でした。」と、秋本が言った。「これは自分のベスト・リザルトで本当にストークしました。素晴らしいロングボーダーたちとサーフィンが出来た素晴しいイベントでした。」
吉川広夏は、セミファイナルでビクトリア・ベルガラ(FRA)と対戦するも、思うよなサーフィンが出来ず惜しくも敗退となった。
しかし、今回も3位となった吉川広夏は今年、オーストラリアのキングスクリフで行われたWSLロングボードツアーの開幕戦から出場。そこではファイナルまで勝ち上がり2位入賞。日本のロングボーダーの代表として、素晴しい活躍を見せている。
吉川は自身のSNSで「こんなにボロボロで自分らしいサーフィンが全く出来ないまま試合が終わるのは初めてでした。まだまだ実力もメンタル面も世界の選手には敵いませんが、最高に刺激をもらえたコンテストでした!! この気持ちを忘れずこれからも挑戦していきます !」とコメント。
世界に目を向け、挑み続ける彼らの活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mlt/1447/longboard-pro-gaia/live
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