メディーナがバックフリップを成功させて10。ウィルコまさかのR2敗退。Oiリオ・プロ

メディーナがバックフリップを成功させて10。ウィルコまさかのR2敗退。WSL-Oiリオ・プロ 


バックフリップを成功させて10をスコアしたメディーナ PHOTO: © WSL/ Smorigo

 

バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2016年5月14日土曜日)2016年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第4戦「Oiリオ・プロ」は大会3日目。2日連続レイデーを経て、バックアップサイトのグルマリ・ビーチからメイン会場のポスティニョへ戻り、コンテストは再開。

 

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Highlights: Medina’s 10 and more May 14

 

ソリッドな4−6フィート(1 – 2メートル)のコンディションでメンズのラウンド2終了後、ウイメンズのラウンド4がスタートしたが、最初の2ヒートを終了したもののコンディションが悪化したため、そこで本日は終了となった。

 

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Deivid Silva’s Giant-Slaying Maneuver

 

イベント・ワイルドカードのデイヴィッド・シルヴァ(BRA)は、ジープ・リーダーボードのカレント・ワールドNo.1であるマット・ウィルキンソン(AUS)をラウンド2で下す、大番狂わせを引き起こした。

 

デイヴィッド・シルヴァ(BRA)PHOTO: © WSL/ Smorigo

 

 

ウィルキンソンは、ソリッドなバックハンドで7.67をスコアしてヒート前半をリード。更にバックアップを6.83としてリードを広げて行った。それに対し、冷静に自分のサーフィンを見せるシルヴァは、少しづつその差を縮めて行き、アリーウープのエアロテーションで逆転の口火を開いた。

 

そして、ヒート終了間際、ニード8.07と追い込まれ、プライオリティを持っていなかったシルヴァが波をゲット。起死回生のエア・ローテーションを完了、クリーンなカーヴィングをクリティカル・セクションにヒットさせ、大逆転で勝利を掴んだ。

 

「ブラジルの人たちの応援があったから、勝てたんだと思います。僕にワイルドカードをくれたWSLに本当に感謝したいですね。」

 

マット・ウィルキンソン(AUS)PHOTO: © WSL/ Smorigo

 

 

「ちょっと受け入れ難い結末ですね。」と、ウィルキンソンが言った。

 

「スマートなヒートを戦っていたと感じていた。シルヴァに2本の4ポイントを与えていましたが、彼はそれを6と8に変えた。最後の波の決断は正しかったと思う。その裏に良い波が入って来ることに備えて、4点のために優先権を使うつもりは無かったから。彼がしたあのエアは、病的だったよ。厳しい敗退だけど、次のフィージーを楽しみにしているよ。」

 

 

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Medina Scores a Perfect 10 with Insane Flip

 

2014WSLチャンピオンのガブリエル・メディーナ(BRA)は、コンテストで初のバックフリップ・ローテーションを成功させてパーフェクト10をマーク。信じられないパフォーマンスを見せた。

 

更にメディーナは、フロントサイド・エア・リバースで9.40スコア。パーフェクトに近い19.40のヒート・スコアを記録した。

 

「信じられませんね。最高の気分です。」と、メディーナが言った。「長かったオーストラリア・レッグの後にホームに帰って来れて嬉しいですね。負けている時でも、僕は多くのことを学んでいました。オーストラリアは、自分にとってはかなりタフでしたが、全てのイベントをポジティブに考えていました。

 

優勝が必要なのは分かっています。オーストラリアで出来なかったので、出来ればここで、出来なければ次で優勝したいですね。今日はファンヒートでしたけど、明日は明日の風が吹きますからね。」

 

エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)PHOTO: © WSL/ Smorigo

 

 

WSLチャンピオン君臨するエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)は、ラウンド2のオープニング・ヒートでリプレイスメント・サーファー・ビノ・ロペス(BRA)と対戦。デ・スーザは2つのソリッドな6-ポイント・ライドを見つけてラウンドアップ。

ジョシュカーを抑えてカノア五十嵐がR3進出。 PHOTO: © WSL/ Smorigo

 

2016WSLルーキーのジャック・フリーストーン(AUS)、カイオ・イベリ(BRA)とカノア五十嵐(USA)の3名は、それぞれ ジェレミー・フローレス(FRA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)と、ジョシュ・カー(AUS)を下して、ラウンド3進出。

 

ジャック・フリーストーン(AUS)はジェレミー・フローレス(FRA)を下す。PHOTO: © WSL/ Smorigo

 

 

 

ウイメンズでは、マリア・マニュエル(HAW)とタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)がラウンド4を勝ち上がっている。

 

イベント主催者は、ローカル・タイム午前6時30分(日本時間5月16日18時30分)にファーストコール。午前7時のスタートを目指す。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1434/oi-rio-pro

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Oiリオ・プロ・ラウンド2結果:
ヒート1:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.00 def.ビノ・ロペス(BRA)4.96
ヒート2:デイヴィッド・シルヴァ(BRA)14.73 def.マット・ウィルキンソン(AUS)14.50
ヒート3:ダスティー・ペイン(HAW)13.93 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)11.34
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)19.40 def.アレックス・リベイロ(BRA)7.90
ヒート5:ジャック・フリーストーン(AUS)14.57 def.ジェレミー・フローレス(FRA)11.77
ヒート6:マット・バンティング(AUS)14.76 def.コロヘ・アンディーノ(USA)14.66
ヒート7:セバスチャン・ジーツ(HAW)14.33 def.キアヌ・アシン(HAW)11.86
ヒート8:カイオ・イベリ(BRA)10.73 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)10.27
ヒート9:ミゲール・プポ(BRA)13.30 def.エイドリアン・バカン(AUS)11.73
ヒート10:スチュアート・ケネディ(AUS)14.17 def.ウィゴリー・ダンタス(BRA)11.44
ヒート11:カノア五十嵐(USA)15.33 def.ジョシュ・カー(AUS)13.27
ヒート12:ミシェル・ボレーズ(PYF)13.50 def.コナー・コフィン(USA)11.74

 

Oiリオ・プロ・ラウンド3マッチアップ:
ヒート1:フリーペ・トリード(BRA)対レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート3:ナット・ヤング(USA)対ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート4:カイオ・イベリ(BRA)対ライアン・キャリナン(AUS)
ヒート5:スチュアート・ケネディ(AUS)対デイヴィ・キャスルズ(AUS)
ヒート6:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対ルーカス・シルベイラ(BRA)
ヒート7:イタロ・フェレイラ(BRA)対マルコ・フェルナンデス(BRA)
ヒート8:カノア五十嵐(USA)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート9:セバスチャン・ジーツ(HAW)対アダム・メリング(AUS)
ヒート10:ジョディ・スミス(ZAF)対ジャック・フリーストーン(HAW)
ヒート11:ミシェル・ボレーズ(PYF)対マット・バンティング(AUS)
ヒート12:ガブリエル・メディーナ(BRA)対デイヴィッド・シルヴァ(BRA)

 

Oiリオ・ウイメンズプロ・ラウンド4の結果:
ヒート1:マリア・マニュエル(HAW)13.10 def.キーリー・アンドリュー(AUS)11.50
ヒート2:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)13.24 def.セージ・エリクソン(USA)13.00

 

Oiリオ・ウイメンズプロ残っているラウンド4マッチアップ:
ヒート3:ジョアン・デフェイ(FRA)対ローラ・エネバー(AUS)
ヒート4:カリッサ・ムーア(HAW)対ブロンテ・マコーレー(AUS)