JPSA2016 開幕戦「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ」4/13からスタート。
今シーズンのJPSAジャパンプロサーフィンツアー2016 の開幕戦となる「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ」が4月13日(水)からスタートする。今回はロングボードが4月13日~15日、ショートボードが4月15日~19日でバリ島 クラマスにおいて開催予定となっている。
今シーズンのJPSAは、既に年間スケジュールが発表さ れており、ショートは第1戦のバリを皮切りに、第2戦が6月の伊豆、第3戦は、WSL JAPANと共同認可で7月の田原、第4戦が8月の新島、5戦が9月の大洗、6戦が9月のオールジャパン(場所調整中)、第7戦が鴨川、最終戦が10月の仙台と、昨年同様の全8戦が予定されている。
またロングは、バリのあと、第2戦が5月中旬の太東、第3戦が5月下旬の千倉、第4戦が7月の辻堂(調整中)、第5戦が8月のオールジャパン(調整中)、最終戦は10月の茅ヶ崎で決定。昨年同様6戦が予定されている。
今回の「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ」は、ショート、ロングともプロトライアルが同時開催で、WSL-WJC日本代表の森友二をはじめ、西三兄弟の最終兵器である西優司、海外でも成績を残す村田嵐、オーストラリアでサーフィン修行をはじめた田中透生など、ジュニア世代の注目選手が多数参加。
今回のプロトライアルは、トライアルの最終ラウンドを勝ち上がった各ヒート2名、計6名がプロ本戦に出場。プロ本戦のR3を勝ち上がった選手(女子はR1)、及びベスト2のスコアで12点以上を出した選手にに公認プロ資格が与えられる。
「4マン・プライオリティー」が今回のバリ島クラマス大会で実施。
今回のショートボードは、選手、選手会から提案されていた「4マン・プライオリティー」が今回のバリ島クラマス大会で実施される。既にWSLでは採用されており、文字通り4人の選手に主導権が与えられ、乗った選手順からどんどん優先権が与えられるというもの。これを上手く使えば、試合の駆け引きが苦手な選手でも良い波を掴むチャンスが巡って来る。
今大会は、17日からカリブ海で開催されるWSLへ出場する選手が欠場するなか、バリのディフェンディング・チャンピオンでもある、昨年のグランドチャンピオンの仲村拓久未をはじめ、日本のトップが集結。またSシードの粂 浩平がラウンド3から、SAシードの村田 翔がラウンド2から出場する。
女子ショートでは、昨年は3年ぶりにクラマス・タイトルを手にした大村奈央をはじめ、世界へ標準を合わせアメリカでサーフィン修行をする野呂玲花、昨年このバリで衝撃的なデビューを飾ったハワイ在住の西元 萌 エミリ、梨乃 ジュリ姉妹、オーストラリア修行を続ける橋本恋など、海外で実績を積む日本の注目選手が出場。女子のシーンも盛り上がりを見せる注目の2016年度JPSAが開幕する。
また13日からスタートするロングボード。森大騎、吉川広夏のふたりが、昨年のバリで開幕優勝し、そのペースを崩さぬままグランドチャンピオンとなった。
2年連続のJPSAグランドチャンピオン吉川広夏は今年3月にオーストラリアで行われたWSL「Women’s Cancer Institute NSW Pro」でファイナルまで残り2位となり絶好調。岡澤紫穂、田岡なつみも海外での試合経験を積み、今シーズンに挑む。男子は昨シーズン圧倒的な強さを見せた森大騎。そこにランク2位の堀井哲、鈴木剛、秋本祥平、畑雄二らがどんな戦いを見せるか注目したい。
サーフメディアは今シーズンも現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!
大会日程
ロング:2016年4月13日(水)~15日(金)
ショート:2016年4月15日(金)~19日(火)
※ロング・ショートともにプロトライアル開催