JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2016開催。SURFER of the YEARに大原洋人と田代凪沙
JASA(JAPAN ACTION SPORTS ASSOCIATION / 日本アクションスポーツ連盟代表理事金山元一)は、年間を通じてアクションスポーツ(サーフィン、スケートボード、スノーボード等)で活躍したライダー、アクションスポーツの発展に貢献した人物や、企業、イベントを表彰する『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2016』を3月18日(金)東京・原宿クエストホールにて開催した。
スノーボードに続き、オリンピック種目となる可能性が高いサーフィンとスケートボード。3カテゴリーにおける日本の未来がここに集結。これからのアクションスポーツを間違いなく牽引していく選手達が一同に会した。今回は受賞者全員が10代の選手となり、日本の明るい未来を感じさせた。
昨年は、オリンピック効果に加え、大原洋人が「VANS US OPEN OF SURFING」で日本人初の快挙である優勝を果たし、一般メディアの注目度も年々上がっているサーフィン。
今回はサーフィン、スケート、スノーというアクションスポーツという大きな括りの中で、全体の底上げに繋がる、一般メディアにアピールする機会となった。今年は正式にオリンピック正式種目の決定に注目が集まって来る。水面下では様々な誘致合戦なども繰り広げられ、8月に向けて増々サーフシーンはヒートアップしていきそうだ。
2年連続JPSAグランドチャンピオン獲得が今回の受賞に繋がった田代凪沙。今年は、高校を卒業し、世界を中心に戦う予定だ。「世界で戦うには、まだまだだと思いました。今年はWSL-QSランキング50位まであげるのが目標です。」とコメント。
USオープンでの活躍が、今回の受賞に繋がった大原洋人。「オリンピック種目となれば、出場したいしメダルを取りたいですね。今シーズンは、もっといい成績を残したいと思います。」
「あのときは変な自信があって、波が来ればスコアが出せて逆転できるって思っていたんです。」とUSオープンのファイナルを振り返って、大原がコメント。
スペシャルアワードを受賞した俳優の野村周平。5才の時に始めたスノーボードをきっかけに、BMXやスノーボード、スケートボードなどのアクションスポーツ全般を趣味にしている。最近では、映画・ドラマ・舞台・CM と幅広く活躍する一方、自身のプライベート映像『Extream Life』や、テレビ、雑誌その他メディアを通じて、アクションスポーツを世の中に拡めていることから、今回の受賞となった。
スノーボード練習施設「KINGS」を運営している株式会社レスポンスエンジニアもスペシャルアワードを受賞。「KINGS」とは、ゲレンデに設置されている人気のアイテムである ジャンプ台をオフシーズンでも練習する事ができる施設。初心者の方 から、競技者用のオフトレーニング施設として利用され、角野友基選手をはじめとしたトップライダーも輩出している。また、同社は神戸のリゾート地 において、人工サーフィン施設『KOBE REYES(レイーズ)』を2016年中にオープン予定であり、スノーボード、サーフィンにおけるアクションスポーツの環境作りに大きく貢献している。
今回はアワードの模様が、AmebaFRESH! にて生放送され、アーカイブ視聴できる。
https://amebafresh.tv/yokonori/7846
3月20日は『アクションスポーツの日』!!
年に一度の『アクションスポーツの日』には、家族、兄弟、いつもの仲間たちと海でサーフィン、山でスノーボード、街や公園では、スケートボードやBMXなど、体を目一杯動かしてアクションスポーツを楽しもう。
■SURFERoftheYEAR(MAN)
大原洋人(おおはらひろと)
生年月日:1996年11月14日(19才)
出身地:千葉県
8才の頃にサーフィンをはじめ、2010年にプロテスト合格、若干14歳にしてNSA全日本サーフィン選手権大会で優勝を果たす。その後、日本サーフィン界を牽引してきた糟谷修自(かすやしゅうじ)氏が専属コーチとなり、活動の拠点をハワイに移す。2013年に「ASP ワールドプロジュニア」3位、「ASP 4スターVans Pro」5位、2014年に「ASP 6スターAustralia open」9位と国内だけではなく国外の大会でも活躍を見せてきた。そして、2015年には、世界最高峰の大会「VANS US OPEN OF SURFING」で日本人初の快挙である優勝を果たし、世界中に衝撃を与えた。今後、世界のトップツアーリーグであるWCT入りが期待される日本の若き至宝である。
■SURFER of theYEAR(WOMAN)
田代凪沙(たしろなぎさ)
生年月日:1997年5月14日(18才)
出身地:神奈川県
アマチュア時代から、国内外の大会を問わず、輝かしい活躍を見せてきた。13 才の時には日本代表として「ISAワールド・サーフィン・ゲームズ(ペルー)」に出場、日本人最高の17位となる。また2013 年には「ISAワールドジュニア・アンダー16」で11位、国内JPSAツアー最終戦でプロ合格とともに優勝というデビューを飾った。2014年は、史上最年少でJPSAグランドチャンピオンに輝き、ルーキーオブザイヤーも獲得した。さらに、2015年シーズンはJPSAツアー後半第5戦、6戦、7戦と3連勝を達成し、見事2年連続JPSAグランドチャンピオンに輝くなど、国内では圧倒的な強さを誇っている。高校卒業を期に本格的に世界の舞台に挑戦するなど、今、最も注目される若手ガールズサーファー。