パースにオーストラリア初のウェイブガーデン。多目的スタジアムがアーバン・サーフ・ビレッジへ
ウェイブ・パーク・グループとMJAスタジオのジョイントベンチャーにより、西オーストラリア州、パースのスビアコは、 「Wavegarden」造波技術を利用したオーストラリア初のサーフパークの拠点となる構想が持ち上がっている。
「Wavegarden」を活用したサーフパークは、今年8月にオープンしたイギリスのサーフ・スノードニアをはじめ、アメリカ・テキサス州オースティンでも建設中であり、その他、世界各地で多数の建設が計画されている。
今回の計画場所となっているのは、西オーストラリア州最大の収容力を持ち、ウエスト・コースト・イーグルスの本拠地である「スビアコ・オーバル競技場」。西オーストラリア政府は2016年までに7万人収容のパース・スタジアムが建設される予定であり、スビアコ・オーバルは数年のうちに取り壊される予定で、それを受けて持ち上がった企画のようだ。
「私たちのビジョンは、住民や観光客が非日常的な体験をして、健全な娯楽を味わい、体を鍛え、自然とお互いをリスペクトする情熱をシェアすることによって、繋がりを感じられる開放的な都市のランドマークを創ることです。
スビ・サーフパークは、世界一の人工波を提供し、初心者であろうが経験者であろうが年齢、経験、能力を問わず、本格的なサーフィン体験ができる場所になります」とMJAスタジオの建築家が説明している。
スビ・サーフパークは、レストラン、バー、カフェ、専用のマーケットホールと広場、健康娯楽施設、最大200までのデュアル・アスペクト方式アパートメント、ウェスト・オーストラリアン・フットボール・ホール・オヴ・フェイムの永久地と、スビアコやキングスパークやパース市内の景色を望む、新しい高架公共緑地に囲まれたWavegardenラグーンを設置することを計画している。
デベロッパーは、スビ・サーフパークが年間30万人の観光客を呼び寄せると考えており、この1億2千万ドルのプロジェクトは、2016年初めに承認される見込みと言われている。
これが実現する事となれば、Wavegardenラグーンを中心としたアーバン・サーフビレッジがパースに完成する事となる。
オフィシャルサイト:http://www.subisurfpark.com/
編集: 2015年10月21日 3:05 PM