NZホーム・ローン・サーフ・フェスティバル。日本からWSLウイメンズQSイベントに6名出場
ニュー・プリマス/タラナキ/NZ(2015年3月24日火曜日)ニュージーランドのノース・アイランドにあるタラナキで開催される、ニュージーランド・ホーム・ローン・サーフ・フェスティバルは、ワールド・サーフ・リーグWSLウイメンズQS6000「ポート・タラナキ・プロ」と、メンズとウイメンズのWSLオーストラレーシア・ジュニア・クオリファイ・シリーズ・イベントである「タラナキ・プロ・ジュニア」が同時開催。
本日はタラナキ・プロ・ジュニアのメンズ&ウイメンズのラウンド1からスタートとなった。イベントスケジュールでは、QS6000「ポート・タラナキ・プロ」は26日の木曜日からスタート。また3つのファイナルは週末に行われる事となっている。
マルチプル・ピークによるクリーンなアーリー・ウェイブは、新進のプロサーファーに、ビッグスコアの多くの機会を与えた。なかでも、カイ・ヒング(サンシャイン・コースト、QLD/AUS)は、8.00と7.93をスコア。本日の第1ヒートで、納得のいく勝利を手に入れた。
またヒングは、今日の後半に行われた、ラウンド2のエキサイティングなハイ・スコアリング・バトルでも、ハーレー・ロス-ウェブスター(マンリー、NSW∥/AUS)に次いで、第2位のポジションでラウンド3へ勝ち上がった。
「オーストラレーシアのジュニア・クオリファイ・シリーズは本当に楽しいです。僕たちは、ニューサウスウェールズからニュージーランド、そしてタヒチへ行くんです。我々にとって素晴らしいテストですね。」と、ヒングが言った。
「多くの素晴らしいサーファーが、それぞれのイベントにいるので、シリーズ優勝は誰が勝ってもおかしくありません。最初のイベントでは素晴らしい結果を残せましたが、そのあとは思わぬ結果となってしまいました。だから、このNZで軌道を戻したいんです。」
エリオット・パエラタ-リード(NZL)は、ストロングなファースト・ライドでパワフルなサーフィンを披露。最初から最後までヒートを支配してラウンドアップを決めた。「僕はニュージーランドのピハに住んでいますが、ここに家族がいるので、ホームタウン・イベントのような感じがします。」と、パエラタ-リードが言った。「またニュージーランドでWSLイベントが開催されることは、飛行機に乗る必要がなくて素晴らしいです。」
ウインド・コンディションがシフトするも、ウイメンズのラウンド1が行われ、ストロング・フォームを続けたオーストラリアのセントラル・コースト出身のメイシー・キャラハンは、ラウンド1のオープニング・ヒートに勝った。
今回のイベントでは、プロジュニアに出場する選手のほとんどがQSイベントにも出場。USAのフランキー・ハラーもそのひとりで、プロジュニアを木曜日から始まるウオームアップのように感じている。
「QSの前にジュニア・イベントをやるのは良いですね。コンディションを知ることができて、緊張をほぐすことができます。」と、ハラーが言った。「自分のベストが出せたとは思っていませんが、次のラウンドでより上手くやりたいですね。でも良いスタートが切れました。私はニュージーランドを満喫しています。」
WSLウイメンズQSイベントに日本から6名の選手が出場
今回のプロジュニア・イベントには、日本から田代凪沙、須田那月が参戦。ラウンド1で二人は2位でラウンドアップ。ラウンド2ではヒート1に田代凪沙、ヒート4に須田那月が登場。
また、CT選手が多数出場するWSLウイメンズQS6000「ポート・タラナキ・プロ」には、ラウンド2のH2に田代凪沙、ラウンド3のH3に庵原美穂、H5に須田那月、H6に武知美波、トップシードが登場するラウンド4には、H1に大村奈央、H3に野呂玲花、また、ハワイからはジュニア世界チャンピオンの前田マヒナがクレジット。
日本を離れ、世界の舞台で活躍する彼女たちに熱いエールを送りたい。頑張れ!日本!
イベントは現地時間午前8時に再開の予定だ。
オフィシャルサイトでは、QSイベントからライブ中継が行われる予定。ジュニアはライブスコアのみ。
More info, results and imagery available here – www.surffest.co.nz