ブラジルのジェシー・メンデスがASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」で優勝。
プライア・デ・サンタバーバラ、サンミゲル/アゾレス・アイランド(2014年9月6日土曜日)2014年のASPヨーロッパ・メンズ・クオリファイ・シリーズNo.4であるASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」が終了。ジェシー・メンデス(BRA)はウインディな2~3フィートのコンディションで行われた、エキサイティングな35分のファイナルでジョアン・ドゥルー(FRA)を下し、見事優勝した。
と同時にメンデスは、今回のアゾレに加え、「カスカイス・ビラボン・プロ」と「Mocheリップ・カール・プロ・ペニシェ」の3つのイベントから構成される、ポルチュギー・ウェイブ・シリーズ 『カスカイス・トロフィー 』におけるアーリーリードをとった。このシリーズの総合チャンピオンには50,000ドルのボーナスが贈られる。
ファイナルは、スタートから激しいバトルが展開され、セミファイナルからの勢いに乗るメンデスは、スタートから7.50をスコア。アドバンテージをとり直ぐに6.17でバックアップして、ファイナルをリードした。さらに7.03でリードを広げたメンデスに対し、プレッシャーを感じていない様子のドゥルーは素晴らしいエアリアルで反撃。一方、メンデスはフォアハンドの素晴らしいウェイブ・セレクトで、2つのビッグターンでエクセレントの8.33をスコアし、勝利を決めた。
「自分の戦略を最後まで貫きました。この過去2年間、他の選手がしていたことを考え過ぎていました。」と、メンデスが言った。「位j分も凄く成長し、波は与えられ、自分はやれば出来ることが分かった。ただサーフィンをするだけ。それが自分のやりたいことなんです。すごく楽しみです。この勝利は自分にとって、非常に大きいもの。そして、次のイベントにこの勢いをキープしたいです。」
フランスのジョアン・ドゥルーは、今回のアゾレスで第2位となり、ヨーロピアンQSタイトル・レースをリード。僅差で第2位につけるのはレオナルド・フィオラバンティ(ITA)と最終戦となるASPプライム「カスカイス・ビラボン・プロ」に挑む。
「このイベント前に、2位になれたら最高だなって話をしていたんです。でもいま僕は少しショックを受けています。ファイナルで自分自身の本当のサーフィンを見せることが出来なかった。」と、ドゥルーがコメントした。「イベントの前には、自分自身に1、2ヒート勝ち上がれればと言っていましたが、これは形勢を一変させるイベントです。これで凄く自信がつきました。この調子を今シーズンの最後まで続けて行きたいです。」
ポルチュギー・ウェイブ・シリーズ 「 カスカイス・トロフィー 」のセカンド・イベントであり、2014のASPヨーロピアン・クオリファイシリーズのファイナル・ストップとなるASPプライム「カスカイス・ビラボン・プロ」は、2014年10月7~11日で開催予定。
SATAアゾレス・プロ・ファイナル結果:
優勝:ジェシー・メンデス(BRA)15.83
2位:ジョアン・ドゥルー(FRA)12.44
SATAアゾレス・プロ・セミファイナル結果:
SF 1:ジェシー・メンデス(BRA)14.10 def.
リカルド・クリスティ(NZL)11.50
SF 2:
ジョアン・ドゥルー(FRA)9.00 def.。
ヤイディン・ニコル(AUS)8.00
ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1015/sata-airlines-azores-pro
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