4スターVANSプロはスモールコンディションでラウンド2が終了。田中海周と 安井拓海がR3へ。
2014年8月21日木曜日 4スターVANSプロは今日、1~2フィートのスモールコンディションで再開。ラウンド2の全16のヒートは完了し、64名に選手は絞られた。そんな中で、素晴らしいパフォーマンスを見せたのは、フロリダのコーディ・トンプソン(USA)。全くパワーの無い波で、信じ難いパワフルなターンを披露した。
トンプソンは、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.00をマーク。さらにバックアップもエクセレントの8.83とし、17.83というハイエスト・ヒート・スコアもマークした。
「今朝のコンディションは、かなり不安になりましたね。自分のヒートは運がよく、潮が干き始めて良い波が入って来ました。もう少しサイズアップしてくれると良いですね。僕はこの2週間、イースト・コーストはフラットだったのでサーフィンしていないんです。」
今回のイベントには多くの日本人サーファーが出場。ヒート2で田中海周は、ヒザ波のファーストライドでいきなり6.00をスコア。じっくりと辛抱強く波を待った田中海周は、再びグッドウェイブをゲット。6.20をスコア。ヒートスコア12.20をマークして2位でラウンドアップを決めた。
H4の喜納海人もファーストライドから肩の張ったレフトを掴み、バックハンドで7.17をスコア。素晴しいスタートダッシュを見せる。そのヒートは波数の少ないヒートとなった。バックアップを探す喜納海人。後半に入り追い上げて来たジェイク・デイヴィスに追い付かれて2位に。更に4位だったケヴィン・サリバンがバックハンドの3マニューバーで6.03をスコアし、2位に浮上。喜納海人は悔しい逆転負けを食らった。
H6の渡辺寛は、ファーストライドで2,0をスコア。そのまま残り時間5分。4位を強いられた渡辺寛はヒート後半にレフトの波を掴み、3.07をスコアするも、ここで敗退となった。
H7に安井拓海が登場。厳しいコンディションに5.17をスコアして、2位に浮上。ヒート後半に入り、セットのライトを掴んだ安井拓海は、カーヴィングのコンビネーションで6.33をスコア。一気にトップへ。そして更にバックハンドで6.37をスコア。リードを広げて1位でラウンドアップを決めた。
H8の河村海沙は、彼のホームグラウンドである鵠沼海岸のような、ソフトなコンディションの中、2.50で彼のヒートをスタート。更に縦横無尽にターンを繰り出し、3.93をスコアして1位へ。しかし、ヒート後半にシュワイツアーがバックハンドで大逆転。河村は4位を強いられる。さらに1位のガブリエル・ファリアと交錯。そこでタイムアップとなり、惜しくも4位で敗退となった。
H10の大澤伸幸はヒート前半に3.87 と3.60をスコアして、ヒートをリードするものの、キーラン・ガーランドが7.17のハイスコアをマーク。更にクリス・フォスターも6.00をスコア。4位を強いられ、ここで敗退となる。H13の稲葉玲王も、厳しい展開を強いられた。ヒートはハワイのセス・モニーツがバックハンドで5.50をスコア。続けて4.40をスコアしてヒートをリード。稲葉玲王はファーストウェイブで3.5をスコア。そのあと、じっくりと波を待つ。そして残り時間5分を切り、ライトブレイクを掴んだ稲葉は3.77をマーク。しかし、そこでタイムアップとなり、3位で敗退となった。
ラウンド3では、 H-1 田中海周、H-3 新井洋人、H-4 仲村拓久未、H-7 安井拓海、H-14 村上舜。
世界を目指して戦いを続ける、彼等にエールを送り続けたい。
関連記事:ASP-VANSプロ・ジュニアで新井洋人、仲村拓久未、喜納海人がラウンド3進出
ASP4スターVANSプロ&VANSプロ・ジュニアは8/18からスタート。10名のサムライ参戦。
ネクストコールは
現地時間の 2014年8月21日9時30分は、
日本時間の 2014年8月21日22時30分です。
オフィシャルサイトではライブ中継が行われており、
http://sites.vans.com/eventsites/ecsc/
ヒートアナライザーで見逃したヒートもチェック出来る。
http://sites.vans.com/eventsites/ecsc/ecsc-heats/