ウエスタン・オーストラリアの神童、ジャック・ロビンソンがビラボンに移籍。
(2014年2月12日更新)ビラボンは、そのインターナショナル・プロ・サーフ・チームに、ジャック・ロビンソンが加わったことを発表した。西オーストラリアのマーガレット・リヴァー出身である16才の神童、ジャック・ロビンソン。8才で自分の一回りも年上の選手に勝ち始めた彼は、インダストリー・インサイダーの目に留まり、それから注目の的となっていた。
10歳の時に彼のビデオが出回ると「このブロンドのキッズはいったい誰だ? 」と噂は更に広がり始めた。そして、その頃ジャックは、既に自分の身長の2、3倍はあるバレルをメイク。エアリバースなどはワールドツアー選手に勝るとも劣らないほどの腕前となっていた。そして、ジャックは、11回目の誕生日までにハワイのパイプラインでサーフ。キッズがパイプでサーフィンすることは、初めてではなかったが、ジャックは、パイプラインが8~10フィートでセカンド・リーフがヒットしたときでも、そのラインナップに毎日姿を現した。
そして、14歳のときには、アメリカのサーファー・マガジンが選ぶ、ジュニアのHOT100のナンバー1を獲得。16歳の誕生日をハワイで迎えたジャックは、伝説のビッグ-ウェイブ・スポットであるサンセット・ビーチで開催されたジュニアイベントで優勝。その才能は留まるところを知らず、進化し続ける。
ロビンソンは、ASPワールド・チャンピオンのジョエル・パーキンソン、永遠のワールド・タイトル・コンテンダーのタジ・バロウ、ビッグ-ウェイブ・スペシャリストのシェーン・ドリアン(Haw)とグレッグ・ロング(USA)、デュアル・ワールド・ジュニア・チャンピオンのジャック・フリーストーン、1999年のワールドチャンプ、オッキー、ウォーターマンで環境活動家のデイブ・ラスタビッチといた、輝かしいビラボンのサーファーの一員となった。
「最初に、僕はビラボンに対して、自分を信頼してくれることを感謝したいです。僕は、僕が今後、受ける信頼とサポートが、これ以上望むことが出来ないほどのものだと分かっています。ビラボンは、時の試練に耐えてきた、アイコニック・ブランドです。ビラボンのチーム、タヒチのチョープー、ハワイのパイプラインのような会場で開催されるイベント、その歴史とディレクション、僕はこのすべてに参加したいです。」
ティーンで抜群の才能を持つジャック・ロビンソンは、遠い南西オーストラリアの激しい波で育ち、コーチングを受け、現在、ワールド・ステージでの華々しいデビューの準備ができている。現在ハワイにいるロビンソンは、2月13日にオーストラリアに帰国。ニューキャッスル(NSW)で開催されるハンター・ビジネス・ボードライダーズ・プロ・ジュニアに出場予定だ。
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