ASP6スター「ハーレー・オーストラリアン・オープン」メンズR2でトップシードが登場。
(2014年2月11日火曜日)ASP6スター「ハーレー・オーストラリアン・オープン・オブ・サーフィン」は大会2日目。昨日から更にサイズダウンし、メンズのラウンド2のヒート12が終了した時点で、ウイメンズのラウンド1がスタート。全6ヒートを終了した。
本日は男子のトップシードが登場。ナンバーワン・シード選手であるオーストラリアのジュリアン・ウィルソンは、難しいコンディションのなかでも印象的な勝利を収めた。ウィルソンは、2つの爆発的なバックハンド・ターンでエクセレントの8.5をマーク。圧勝でラウンドオブ48へ勝ち上がった。
「波はトリッキーでしたね。あの8.50は、間違いなくヒートのベストウェイブでした。2マニューバーだけだったけど、そのチャンスを最大限に利用し、失敗は許されなかったんです。」と、ウイルソンが言った。
また、ウイメンズでは、アメリカのニッキ・ヴァイシンスが、ウイメンズ・ディビジョンのベスト・シングル・ウェイブ・スコアを叩き出した。一方、メンズでは元WCT選手であるヤイディン・ニコル(ヤリンガップ、WA/AUS)が、終了間際に掴んだ波で大逆転。2位に滑り込んでラウンドアップ。
またインドネシアのオニー・アンワーは、エクセレントの9.50をスコア。更にイベントのセカンド・ハイエスト2-ウェイブ・ヒート・トータル16.77もマークした。「アダム・メリングのようなWCT選手に対するヒートが、ハードになることは分かっていました。」と、アンワーが言った。「波はかなりタフですけど、スーパーファンですよ。自分のボードも絶好調です。9ポイントをスコア出来て自信がつきました。」
田代凪沙、庵原美穂、水野亜彩子がR60進出。
本日のウイメンズのラウンド1には、田代凪沙、庵原美穂、水野亜彩子、橋本恋、須田那月、武知実波、北澤麗奈、宮坂桃子が登場。ヒート1でブローディ・ドイル(AUS)、エリカ・ホッセイニ(USA)と田代凪沙と庵原美穂が対戦。庵原がスタートからパワフルなターンを見せて6.50、6.67をスコア。その庵原はインターフェアを侵すもヒートを終始リード。ヒート終了間際に3位だった田代が7.40をスコア。トップに躍り出て、庵原とともにラウンドアップを果たした。
またヒート3では、水野亜彩子、橋本恋がフェイ・ゾーモールダー(ZAF)らと対戦。水野がスタートからチャージしてヒートのアドバンテージをとる。しかし、ヒートは僅差で目紛しく順位が入れ替わり、ゾーモールダーがトップを奪う。そしてオーストラリアでサーフィン修行をする橋本が2位に付けた。残り時間10分。3位だった水野がレフトのスコアリング・ウェイブをキャッチし、5.83をスコア。一気にトップへ躍り出る。3位となった橋本は後半バックハンドで追い上げるも僅かに逆転出来ず、水野亜彩子が2位でラウンドアップを果たした。
武知実波、須田那月は惜しくも3位で敗退、同じヒートを戦った北澤麗奈と宮坂桃子だったが、宮坂はヒート終了間際まで2位をキープしていたものの、終了間際に逆転されて惜しくも3位で敗退となった。
昨日見事なサーフィンで勝ち上がった仲村拓久未と大原洋人、新井洋人の3名のラウンドは本日、行われず、明日メンズが再開されれば、仲村拓久未と新井洋人は同じ、ラウンドオブ96のヒート21で今シーズンからWCTに入るミッチ・クルーズ、フレデリコ・モライスと対戦。大原洋人は、ティアゴ・ピレス、カイオ・イベリ、イアン・ジャンティルという強豪と対戦。
またウイメンズでは、ラウンドオブ60から出場の大村奈央がヒート3、野呂玲花がヒート5、本日ラウンドアップした田代凪沙がヒート1、庵原美穂がヒート2、水野亜彩子がヒート4に登場する。
今シーズンも多くの日本人サーファーが、シーズンスタートから積極的に海外のコンテストに参加。今回の「オーストラリアン・オープン」での日本人の活躍すを期待し、エールを送ろう!頑張れ日本!
Hurley Australian Open of Surfing 2014
開催期間:2月8日から16日までの9日間
開催場所:シドニー、マンリー・ビーチ
▼Australian Open of Surfingのオフィシャルサイト。
http://australianopenofsurfing.com/