カリッサ・ムーア(HAW)今季最終戦も優勝。ワールドチャンプに華を添える。
グインチョ、カスカイス/ポルトガル(2013年10月5日土曜日)2013年のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンとなったカリッサ・ムーア(HAW)は、ASPウイメンズWCT最終戦となった「EDPカスカイス・ガールズ・プロpresented by Billabong」のファイナルで、絶好調のサリー・フィッツギボンズ(AUS)を下して優勝。ワールドチャンプに華を添えた。
タイラー・ライト(AUS)との熾烈なタイトル争いを繰り広げていたムーアは、クオーターファイナルでフィッツギボンズにタイラー・ライト(AUS)が破れ、見事2度目のワールドタイトルを獲得。そして、その勢いのまま迎えたファイナルで、今シーズン4勝目を上げてシーズンを締めくくった。
“最後までその勢いが私を助けてくれました”
「コンディションは終盤に向い、間違いなくタフなコンディションになっていました。」と、ムーアが言った。「私はワールドタイトルを掴むためのハイな状態が続いていて、最後までその勢いが私を助けてくれたんだと思います。サリー(フィッツギボンズ)はかなり強烈な対戦相手で、先週のフランスに続き、彼女がもう一つの勝利にハングリーであるのも分かっていました。しかし、今日は私にとって素晴しい日になりました。今年はガールズツアーにとっても素晴しい一年でしたね。来年はよりビッグに素晴しい年になると思います。」
今回2位となったフィッツギボンズは、表彰台に上がるまで、タイラーをクオーターで下すという今シーズンの大詰めで極めて重要な役割を果たした。「ウイメンズ・サーフィンにとってのビッグデイであり、今シーズンのビッグフィニッシュでした。」と、フィッツギボンズが言った。「ファイナルの悪化したコンディションは残念でしたが、カリッサ(ムーア)にお祝いを言いたいですね。彼女は一年中本当に印象に残るサーフィンをしていました。今シーズンは素晴しいフィニッシュが出来て本当にハッピーです。また、来シーズンはASPからビッグなことがウイメンズ・サーフィンにあると聞いているので本当に楽しみです。
また今回のイベントで3位には、セージ・エリクソン(USA)とココ・ホー(HAW)が入った。エリクソンは、2014年のツアーに残るために優勝しなければならなかった。彼女はパワフルでスタイリッシュなバックハンドのアプローチでトップ・シード選手を次から次へと倒したが、セミファイナルで敗退。僅かにリクオリファイには届かなかった。イベントを通して猛烈なフォームを見せていたココ・ホー(HAW)もセミファイナルでフィッツギボンズに破れて3位タイとなった。
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オフィシャルサイト:http://www.aspeurope.com/edpcascais/
EDPカスカイス・ガールズ・プロ・ファイナル結果
優勝:カリッサ・ムーア(HAW)10.44
2位:サリー・フィッツギボンズ(AUS)9.70
EDPカスカイス・ガールズ・プロ・セミファイナル結果
SF 1:カリッサ・ムーア(HAW)15.33 def.セージ・エリクソン(USA)12.33
SF 2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.00 def.ココ・ホー(HAW)13.17
EDPカスカイス・ガールズ・プロ・クオーターファイナル結果
QF 1:セージ・エリクソン(USA)14.06 def.コートニー・コンローグ(USA)12.26
QF 2:カリッサ・ムーア(HAW)16.23 def.ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)対12.66
QF 3:ココ・ホー(HAW)13.34 def.ページ・ハレブ(NZL)9.40
QF 4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.33 def.タイラー・ライト(AUS)13.73