ASP4スター海南クラシック大会2日目。日本勢はR3で敗退となる。
日月ベイ、万寧/海南島/中国(2012年1月29日火曜日)ASP4スターイベント海南クラシックは、ラウンド4のヒート2までが終了。イベント・チャンピオンが決定するまで残り9ヒートとなった。ラウンドオブ16のヒート1では、マデ・ウィディアルタ(IND)、ミッチ・クルーズ(AUS)、ヒート2では、デイヴィッド・シルヴァ(BRA)ラディティア・ロンディ(IND)がラウンド5進出を決めている。一方でデイヴィ・キャスルズ(AUS)グレン・ホール(IRL)マキシム・フスナット(FRA)といった優勝候補の選手が次々と敗れる波乱の展開となった。
大会2日目は、2−3フィートのコンディションでラウンドオブ64のヒート5からスタート。ヒート6に大澤伸幸、ヒート7に村上舜、ヒート13に新井洋人、ヒート14に加藤嵐が登場した。
ヒート6では大澤伸幸が、オニ・アンワー(IND)、クリス・フレンド(AUS)、トッド・ローズウォール(AUS)と対戦。スタートからオニ・アンワー(IND)がロングウォールのレフトを掴み、6.67をスコアする。スタートから果敢に波を掴む大澤は2位をキープ。後半に入りバックハンドのストレートアップのリエントリーで4.37をスコア。さらにヒート終了間際にクイックなターンを連発して5.83をスコア。3位のクリス・フレンド(AUS)の追撃を振り切り、アンワーに続き2位でラウンドアップを決めた。
ヒート7の村上舜は、ミディ・ヴィミナルディ(FRA)、タイ・ワトソン(AUS)、マット・パサクディンシ(USA)と対戦。村上舜はスタートからカーヴィングの見事なコンビネーションで4.50をスコアすると、続けて深いボトムターンからヴァーティカルにリップを攻め、完全にテールを抜く素晴しいターンを見せて、4.50をスコア。ヒートをリードする。残り時間10分を切り、村上舜は、ヒート最大のセットを掴むと、ロングウォールのレフトで素晴しいフォアハンドのターンのコンビネーションを見せ、クローズアウトセクションでは、テールを完全に抜くフロントサイド・ブロウテール・スライドをリカバリー。7.67をスコアして、1位でラウンドアップを決めた。
ヒート13には、昨日素晴しいパフォーマンスを見せた新井洋人が登場。メッシアス・フェリクス(BRA)、ソリ・ベイリー(AUS)マシューズ・ナヴァロ(BRA)と対戦した。新井洋人はクローズアウトセクションで鋭いリエントリーを見せて5.43をスコア。バックアップも4.63をスコアするも、セットのリズムが合わずハイスコアウェイブを掴めない。一方、タイトなターンをポケットで見せるメッシアス・フェリクス(BRA)と、鋭いバックハンドで高得点を出したマシューズ・ナヴァロ(BRA)が圧勝。新井洋人は惜しくもここで敗退となった。
ヒート14には加藤嵐が、カイオ・イベリ(BRA)、カム・リチャーズ(USA)、ライアン・キャリナン(AUS)と対戦。このヒートは凄いデッドヒートとなった。スタートから元ジュニアチャンピオンのカイオ・イベリ(BRA)がストレートアップなバックハンド・ハックで9.17をスコア。それに対抗して、加藤嵐もバックハンドのカーヴィングのコンビネーションによる素晴しいマニューバーで7.83をスコアする。カム・リチャーズ(USA)、ライアン・キャリナン(AUS)のグーフィーフッターの二人もグッドスコアをマークする。カイオ・イベリ(BRA)はセカンドウェイブで続けて8.33というエクセレントをスコア。他の選手をコンビネーションに追い込み完全にヒートは支配する。4位と追い込まれた加藤嵐だったが、最後まで諦めず、残り時間10分を切って、カーヴィングとストレートアップのオフザトップで6.13をスコアすると2位に浮上。そのまま逃げ切り2位でラウンド3へ勝ち上がった。
続けてラウンドオブ32がスタート。 ヒート1に1 大橋海人、ヒート4に大澤伸幸、村上舜。ヒート8に加藤嵐が登場した。
ラウンド3に登場した大橋海人は、ヒート1でオーストラリアのデイヴィ・キャスルズ、アメリカのカノア五十嵐、インドネシアのラディティア・ロンディといった強豪と対戦。スローなヒートを大橋海人が目の覚めるようなファーストウェイブで7.00をスコア。幸先の良いスタートを切る。さらにセカンドウェイブで4.60をスコアして、リードを固める。残り時間10分を切り、カノアが9.50のエクセレントをスコア、しかし彼にはバックアップがなかった。さらにバックアップを5.23 にしリードを広げる大橋海人。しかしジリジリと追い上げて来たデイヴィ・キャスルズが、終盤に9.00をマーク。さらにロンディも8.00をマークして、アッという間に逆転。大橋海人は惜しくもここで敗退となった。
ヒート4の大澤伸幸、村上舜は、昨年のイベント優勝者で今季からワールドツアーにクオリファイしたグレン・ホール(IRL)とマデ・ウィディアルタ(IDN)と対戦。スタートからマデが8.17をスコアしてヒートをリード。村上舜はスタートから6.00、5.00をスコアして2位をキープする。しかし後半に入り、グレン・ホール(IRL)が爆発し8.83をスコア。さらに7.77をスコアしてトップで余裕の1位通過。村上、大澤伸幸はここで敗退となった。
ヒート8の加藤嵐は、クーパー・チャップマン(AUS)、マシューズ・ナヴァロ(BRA)、バスコ・リベイロ(PRT)と対戦。スタートから4.83をスコアした加藤嵐は、その後5.50をスコアしてヒートスコア10.33で2位をキープするも、ヒート10分を切り3位に転落。4.84で逆転出来るポジションであったが、彼の前に波は来ず、最終的に4位で敗退となった。これで日本勢は全員がイベントから姿を消す事となった。
HAINAN CLASSIC ROUND OF 16 RESULTS:
HT 1: Made Widiarta (IND) 15.10, Mitch Crews (AUS) 14.53, Davey Cathels (AUS) 14.00, Vincent Duvignac (FRA) 9.57
HT 2: Deivid Silva (BRA) 15.04, Raditya Rondi (IND) 12.90, Glenn Hall (IRL) 11.57, Maxime Huscenot (FRA) 10.30
UPCOMING HAINAN CLASSIC ROUND OF 16 MATCH-UPS:
HT 3: Wade Carmichael (AUS) Gabe Kling (USA) Carlo Zapata (PER)Matheus Navarro (BRA)
HT 4: Caio Ibelli (BRA) Frederico Morais (PRT) Brent Dorrington (AUS)Cooper Chapman (AUS)
HAINAN CLASSIC ROUND OF 32 RESULTS:
HT 1: Davey Cathels (AUS) 15.00, Raditya Rondi (IND) 14.93, Kanoa Igarashi (USA) 14.07, Kaito Ohashi (JPN) 12.23
HT 2: Mitch Crews (AUS) 16.00, Maxime Huscenot (FRA) 13.30, Chris Waring (USA) 9.86, Lincoln Taylor (AUS) 8.34
HT 3: Deivid Silva (BRA) 14.40, Vincent Duvignac (FRA) 13.87, Hairil Anwar (IND) 11.60, Medi Veminardi (FRA) 11.00
HT 4: Glenn Hall (IRL) 16.60, Made Widiarta (IND) 16.04, Shun Murakami (JPN) 11.00, Nobuyuki Osawa (JPN) 10.74
HT 5: Wade Carmichael (AUS) 14.67, Frederico Morais (PRT) 12.50, Joaquin Del Castillo (PER) 9.93, Adrien Toyon (FRA) 8.47
HT 6: Carlo Zapata (PER) 17.43, Brent Dorrington (AUS) 14.33, Sunny Garcia (HAW) 12.23, Brian Toth (PRI) 11.86
HT 7: Caio Ibelli (BRA) 17.67 Gabe Kling (USA) 15.37, Messias Felix (BRA) 14.07, Connor O’Leary (AUS) 13.47
HT 8: Cooper Chapman (AUS) 13.94, Matheus Navarro (BRA) 10.90, Arashi Kato (JPN) 10.33, Vasco Ribeiro (PRT) 10.33
HAINAN CLASSIC ROUND OF 64 RESULTS:
HT 5: Vincent Duvignac (FRA) 14.23, Made Widiarta (IND) 12.36, Jerome Forrest (AUS) 10.54, Benji Brand (ZAF) 9.80
HT 6: Hairil Anwar (IND) 11.50, Nobuyuki Osawa (JPN) 10.20, Chris Friend (AUS) 9.53, Todd Rosewall (AUS) 6.53
HT 7: Shun Murakami (JPN) 12.17, Medi Veminardi (FRA) 10.16, Ty Watson (AUS) 8.97, Matt Passaquindici (USA) 7.50
HT 8: Glenn Hall (IRE) 14.17, Deivid Silva (BRA) 13.30, Michael Rodrigues (BRA) 11.60, Lee Wilson (IND) 5.60
HT 9: Wade Carmichael (AUS) 12.04, Brian Toth (PRI) 11.66, Dane Atcheson (AUS) 8.27, Joao Guedes (PRT) 7.54
HT 10: Frederico Morais (PRT) 13.67, Carlo Zapata (PER) 11.74, Thomas Woods (AUS) 11.04, Kevin Schulz (USA) 8.43
HT 11: Sunny Garcia (HAW) 12.83, Joaquin Del Castillo (PER) 10.20, Cahill Bell-Warren (AUS) 8.87, Dustin Cuizon (HAW) 8.60
HT 12: Brent Dorrington (AUS) 15.33, Adrien Toyon (FRA) 12.00, Kaipo Jaquias (HAW) 11.47, Ethan Egiguren (EUK) 10.33
HT 13: Messias Felix (BRA) 16.57, Matheus Navarro (BRA) 13.53, Soli Bailey (AUS) 11.83, Hiroto Arai (JPN) 10.06
HT 14: Caio Ibelli (BRA) 17.50, Arashi Kato (JPN) 13.96, Cam Richards (AUS) 11.60, Ryan Callinan (AUS) 10.60
HT 15: Vasco Ribeiro (PRT) 13.60, Connor O’Leary (AUS) 13.50, Davey Brand (ZAF) 9.34, Juninho Urcia (PER) 5.17
HT 16: Cooper Chapman (AUS) 16.77, Gabe Kling (USA) 15.20, Kaoliopuuwai Kahokul (HAW) 9.93, Noa Deane (AUS) 6.10
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