ISA チャイナカップがスタート。大橋海人がラウンド3進出。
(万寧、海南、チャイナ、2013年1月26日土曜日)中国の海南島で ASP4スターイベントとISAイベントが同時開催される「海南万寧日月ベイ・インターナショナル・サーフィン・フェスティバル」が開幕。本日オープニング・イベントである「ISAチャイナカップ」がスタートを切った。しかしコンテストはコンデイション不良のため、午後までウェイティング。会場を日月ベイからロッキーライトに移動して男子のラウンド1からスタート。予想外のスモールコンディションに、番狂わせも続出。2000年のASPワールド・ツアー・チャンピオンであるハワイのサニー・ガルシアはラウンド1で敗退し、早くも敗者復活戦へと回った。
一方で、昨年韓国の2スターで優勝し、日本の田原の4スターにも出場したコナー・オリアリー(AUS)が今回のイベントにも出場。本日のハイエスト・ヒートスコア15.50をマークした。彼は現在はオーストラリア在住である1985年 JPSAグランドチャンピオンの柄沢明美プロの長男。今回も活躍が期待される。
日本チームのトップバッターとなった大橋海人は、ヒート2に登場し、セカンドウェイブで6.50をマーク。ヒートスコア11.40でエイドリアン・トヨン(FRA)に次いで2位でラウンドアップを果たした。
そして、ヒート6に登場した村上 舜は、ミディ・ヴィミナルディ(FRA)、ダスティン・クイゾン(HAW)、コリー・ロペス(USA)といった強豪と対戦するも、ファーストウェイブから8.17をスコア。セカンドウェイブで3.23をスコアすると、僅差ではありながらヒートを完全にリードし、ヒートスコア11.40で1位でラウンドアップを果たした。また女子の大村奈央も、ネイジ・メラメド(HAW)、ジョアン・デフェイ(FRA)、エリカ・ホッセイニ(USA)といった強豪と対戦。ヒート後半に5.83、4.10を揃え、ヒートスコア9.93で見事1位でラウンドアップ。林 健太、仲村拓久未、女子の黒川 日菜子の3名はラウンド1で敗退し、敗者復活戦のリパチャージ1へと回った。
そして、その後行われたラウンド2で大橋海人は、ミッチ・クルーズ(AUS)、マシューズ・ナヴァロ(BRA)、カイポ・ハキアス(HAW)と対戦。セカンドウェイブで7.50をスコアし、トップの座に躍り出ると、バックアップを4.70としヒートスコア12.20でヒートをリード。各選手の追い上げを振り切り見事1位でラウンド3へ勝ち上がった。ラウンド2ヒート4に登場した村上舜は、他の選手がグッドからエクセレントのスコアを揃える中、スコアリング・ウェイブを見つけられず4位で敗退。敗者復活のリパチャージ2へと回った。
明日のISAチャイナ・カップの最終日は、予報ではサイズアップ。メイン・ブレイクである日月ベイのレフト・ポイントでのコンテスト再開を見込んでいる。
メンズASP4-スターである賞金総額 95,000ドルの海南クラシックは、1月28日から30日まで開催。昨年の第1回海南クラシックでは、アイルランドのグレン・ホールが優勝。素晴らしいキャンペーンを成功さ せた彼は、2013年のASPワールド・ツアーへクオリファイを決めた。その時は、日本人選手も活躍し、大野修聖と林健太が5位という素晴しい結果を残し た。今回のASP4スターには、ラウンドオブ96のヒート2に仲村拓久未、ヒート3に高橋健人、ヒート4に渡辺寛、ヒート5に川畑友吾、ヒート7に村上 舜、ヒート13に新井洋人、ラウンドオブ64のヒート1に大橋海人、ヒート2にx、ヒート6に大澤伸幸、ヒート14に加藤嵐がクレジットされている。
今回も大会の模様はライブ中継が予定されているので、みんなで応援しよう。
今年もサーフメディアは日本人サーファーを応援します!頑張れ日本!
http://hainaninternationalsurfingfestival.com/
また、今回のISAイベントには日本サーフィン連盟が派遣した現地スタッフよりFBやブログがアップされているので、そちらも要チェック。
http://blog.livedoor.jp/nsaorg/