ASP WCT第9戦「オニールCWC」大会初日は番狂わせが続出。

ASP WCT第9戦「オニールCWC」大会初日は番狂わせが続出。 


Dusty Payne (HAW), : © ASP / SCHOLTZ
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サンタクルーズ、カリフォルニア/USA(2012年10月31日水曜日)ASP WCT第9戦「オニール・コールドウォーター・クラシック」は、ウエイティング期間のオープニングデイにコンペティションを開始。カリフォルニアを象徴するポイントブレイクであるスティーマー・レーンの2~4フィートのコンディションでラウンド1が終了。番狂わせが続出した。

 

ワイルドカードのナット・ヤング(USA)がケリー下す。

 

オニール・コールドウォーター・クラシック・トライアル勝利者であるナット・ヤング(USA)は、彼のローカルブレイクで得意のバックハンド・アタックを披露。11タイムASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)とASP WCTルーキーのコロヘ・アンディーノ(USA)をラウンド2へ追いやる番狂わせを引き起こした。

「僕は、あのヒートを楽しみたかったんです。」と、ヤングが言った。「ケリー・スレーターに対してサーフィンできる本当に特別なヒートでした。彼は僕がサーフィンを始めた時から尊敬する人でした。そんな彼と僕の地元の波でサーフィン出来たんです。コロへは僕の親友のひとりで、そんな彼等とのヒートにワクワクしていました。ヒート中の波はあまり良くなかったですね。6ポイント台を2本メイクしました。本当に嬉しいですけど、もっと良い波でやりたいですね。」

 

ダスティー・ペイン(HAW)がファニング下す。

 

カレントASP WCT No.33のダスティー・ペイン(HAW)は、2度のASPワールド・チャンピオンであるミック・ファニング(AUS)と元パイプ・マスターズ・チャンピオンのキーレン・ペロー(AUS)を下し、ラウンド3へ勝ち上がった。「今年は最悪のシードで、ファースト・ヒートでミック(ファニング)とキーレン(ペロー)に当たるんだ。それはハードなヒートだから、あのヒートをメイク出来て嬉しいよ。」と、ペインが言った。「その2人の選手は物凄いサーファーだからね。彼等はツアー経験も豊富で本当に尊敬している。あのヒートのベスト・ウェイブの2本を手に入れて、本当にラッキーだったよ。」

 

トップのジョエル・パーキンソン(AUS)はハイエスト・ヒート・トータル

 

トップ・シード選手がラウンド2へ追いやられるなか、カレントリーダーのジョエル・パーキンソン(AUS)はラウンド1を終始リード。本日のハイエスト・ヒート・トータルをスコアした。2000年のオニール・コールドウォーター・クラシック勝利者であるパーキンソンは、そのライトハンド・ポイントブレイクでホームのようなサーフィンを見せ、シームレスなカーヴィング・ターンで9ポイントをスコア。ヒート・トータル16.83をマークした。「この場所で優勝してから、ここでサーフィンするのは初めてなんだ。」と、パーキンソンが言った。「トリッキーな波だけど、ファンな波も入ってくる。ラウンド1のヒートで勝てるのは確かに気分が良いね。今日は多くのトップシードの選手が敗れたけど、ラウンド3にはみんな顔を揃えていると思うよ。」

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)がハイエスト・シングル・ウェイブ

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)は彼のヒートで珍しいレフトハンダーを見つけ出し、モンスター・エア・リバースを成功させ、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.43をスコアした。前回のASP WCTイベントであるポルトガルで第2位でフィニッシュしたメディーナは、スティーマー・レーンのラインナップで、かなりリラックス出来ているようで、このイベントでの優勝を狙っている。「ファン・ヒートでした」と、メディーナが言った。「僕はエアの出来る波を待っていたんですが、あの波は驚きましたね。去年はここで良い成績は残せなかったんですが、この場所が好きになって来ました。楽しいですね。ポルトガルと同じボードを使っているので、今回はきっと良い結果を残せると思います。ポルトガルの後、調子が良いので、ここで結果を残せるように集中していきたいと思います。」

 

コンペティションが再開するとき、ラウンド2のオープニング・ヒートでは、ワイルドカードのジェイソン・コリンズ(USA)とケリー・スレーター(USA)が対戦する。イベント・オフィシャルは明日、現地時間午前7時15分にファーストコールする。

 

オフィシャルサイトでは写真や動画をはじめ、見逃したヒートを見れるヒート・ブレイクダウンもあるのでチェケラウ。

http://www.oneill.com/cwc/

 

オニール・コールドウォーター・クラシック:ラウンド2
ヒート1:ケリー・スレーター(USA)対ジェイソン・コリンズ(USA)
ヒート2:ミック・ファニング(AUS)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート3:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対マット・ウィルキンソン(AUS)
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対アダム・メリング(AUS)
ヒート5:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対ラオニ・モンテイロ(BRA)
ヒート6:オーウェン・ライト(AUS)対ティアゴ・ピレス(PRT)
ヒート7:ジョシュ・カー(AUS)対ダミアン・ホブグッド(USA)
ヒート8:ジェレミー・フローレス(FRA)対コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート9:エイドリアン・バカン(AUS)対キーレン・ペロー(AUS)
ヒート10:C.J.ホブグッド(USA)対ヘイター・アルベス(BRA)
ヒート11:ミゲール・プポ(BRA)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート12:ビード・ダービッジ(AUS)対ブレット・シンプソン(USA)

 

O’NEILL COLDWATER CLASSIC ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Taylor Knox (USA) 12.80, Julian Wilson (AUS) 11.40, Alejo Muniz (BRA) 10.60
Heat 2: Kai Otton (AUS) 13.00, Adriano de Souza (BRA) 9.86, Jadson Andre (BRA) 8.60
Heat 3: Patrick Gudauskas (USA) 13.16, Heitor Alves (BRA) 12.96, John John Florence (HAW) 7.00
Heat 4: Dusty Payne (HAW) 15.30, Mick Fanning (AUS) 14.94, Kieren Perrow (AUS) 12.93
Heat 5: Nat Young (USA) 12.17, Kelly Slater (USA) 10.00, Kolohe Andino (USA) 9.57
Heat 6: Joel Parkinson (AUS) 16.83, Damien Hobgood (USA) 11.40, Jason Collins (USA) 7.00
Heat 7: Taj Burrow (AUS) 14.46, Matt Wilkinson (AUS) 13.67, Brett Simpson (USA) 13.33
Heat 8: Gabriel Medina (BRA) 16.53, Bede Durbidge (AUS) 14.77, Adam Melling (AUS) 6.80
Heat 9: Yadin Nicol (AUS) 16.03, Owen ! Wright (AUS) 12.50, Miguel Pupo (BRA) 10.33
Heat 10: Michel Bourez (PYF) 14.70, Josh Kerr (AUS) 14.56, Raoni Monteiro (BRA) 11.40
Heat 11: Travis Logie (ZAF) 15.27, Jeremy Flores (FRA) 14.93, C.J. Hobgood (USA) 4.37
Heat 12: Jordy Smith (ZAF) 16.10, Tiago Pires (PRT) 15.67, Adrian Buchan (AUS) 11.93