スペインでASP6スターイベント「サン・ミゲール・プロ・サラウツ」がスタート。田嶋鉄兵はラウンド1をクリア。
サラウツ、バスク・カントリー-スペイン(2012年8月28日火曜日)スペインでASP6スターイベント「サン・ミゲール・プロ・サラウツ」がスタート。サラウツのクリーンな1-2フィートのコンディションでラウンドオブ144のヒート17までが終了。潮の状態とスウェルを待って午前11時までウエイティングをしてコンテストがスタート。コンディションは徐々に良くなり、オンショアにもかかわらず、サラウツのメイン・ビーチのファン・ウェイブでコンテストが進められた。予報では、この数時間、素晴しいコンディションが期待されている。
本日のインフォームサーファーはメッシアス・フェリクス(BRA)。26才のブラジリアンは、サン・ミゲール・プロ・サラウツのオープニングデイのハイエスト・ヒート・トータルをスコアした。「ヒザの怪我で1週間、海に入れなかったんです。」と、フェリクス。「今回が初サーフィンなんです。良い波が見つけられなかった。でも勝ち上がれてうれしいですね。ヒザが良くなって神様に感謝したいです。ランキング100位から落ちて、プライム・イベントでサーフィンするためのシーディングを失ったので、今回の6スターでファイナルに残ってシードを復活させたいですね。」
またフロリダからの飛行機トラブルで自分のサーフボードが届かなかったカイオ・イベリ(BRA)は、借り物のサーフボードで参戦。2本のソリッド・スコアを記録したデイヴィ・キャスルズ(AUS)もラウンドアップを果たし、ヨーロピアン・サーファーをリードするマーロン・リプキ(DEU)もサード・ハイエスト・ヒート・トータルをマークして、ラウンドアップを果たしている。
今回日本からは、田嶋、辻、大澤の3名の選手が参加。ラウンドオブ144のH-2に辻裕次郎、H-8に大澤伸幸、H-11に田嶋鉄兵が登場した。辻裕次郎は得意のバックハンドでヒートをリード。中盤にはレイバックスナップを決めるも、他の選手がスコアを重ね逆転。辻はインタフェアも取られ4位で敗退。大澤はギャレット・パークスらと対戦。パークスが前半をリードして折り返す。大澤はヒート中盤でバックハンドで4.10をスコアして3位へ上がるも直ぐに逆転され4位へ。後半に食い下がる大澤だったが、逆転出来ず4位で敗退となった。H-11の田嶋鉄兵は、ヒート中盤にヒートのベストスコアとなる5.33をスコアして2位をキープ。更にヒート終了間際にバックアップを4.10に塗り替えて、僅差のクロスヒートを2位で勝ち上がった。
田嶋鉄兵は、ラウンドオブ96で、セバスチャン・ジーツ、レオナルド・ニーブス、マキシム・フスナットという強豪と対戦する。本日のコンテストは、日本時間午後4:00にNext Call。 ラウンドオブ144のH-18からスタートし、田嶋鉄兵はラウンドオブ96 H-12に登場する。頑張れ!テッペイ!頑張れ日本!イベントの模様はライブ中継されるので彼らの活躍に期待して応援しよう!