ビラボン・プロ・タヒチのメイン・イベント・ワイルドカードが決定した
3−5フィートのチョープーのサウス・パシフィック・リーフで、ASPメンズ・ワールド・ツアー第5戦「ビラボン・プロ」の2つのワイルドカード・ポジションをかけたエア・タヒチ・ヌイVonZipperトライアルが行われ、優勝したリカルド・ドス・サントス(BRA)と2位となったローカル、アライン・リオウ(PYF)がメインイベントへのキップを手に入れた。
サントスは、25分のファイナルで終始リオウを追いかける形を強いられた。しかし、サントスは、最後に決めたロングチューブで唯一のパーフェクト10をスコア。大逆転で勝利を決め、12年のトライアルの歴史の中で、2年連続優勝という偉業を達成した初のサーファーになった。
優勝者とローカル最高位として、ワイルドカードを獲得したサントスとリオウは、トーナメントのハイエスト・シード選手、すなわちワールド・ナンバー2のジョエル・パーキンソン(AUS)と、ビラボン・プロのディフェンディング・チャンピオンであるケリー・スレーター(USA)らと対戦することとなる。そんなビッグネームとの対戦は初めてではないサントスは、昨年のタヒチのラウンド1で、ワールド・チャンピオンを破り、彼をラウンド2へ追いやった。また、2011年にはリオデジャネイロのビーチで行われたASPワールド・チャンピオンシップ・ツアーの第3戦にも出場した。
「このタヒチで2度優勝出来たなんて夢のようですね」と、サントスが言った。「メインラウンドでは、これまでと同じ作戦でいくつもりです。あまり考え過ぎずに、自分自身をキープして、特別なことは何もするつもりではないですね。チョープーは最良のバレルを見つけること。ケリー(スレーター)、パーコ、アライン、誰と戦うかは重要ではありません。準備万端です。本当にハッピーですよ。僕はいま夢を実践しているんですから。」
予報は週後半に同じようなコンディションが予想されており、早ければ木曜日にメイン・イベントがスタートとなる可能性がある。
エア・タヒチ・ヌイVonZipperトライアル
第1位:リカルド・ドス・サントス(BRA)メイン・イベント・ワイルドカード+1500ドル
第2位:アライン・リオウ(PYF)メイン・イベント・ワイルドカード+1000ドル
第3位:トゥアマタ・プヘティニ(PFY)、ブルーノ・サントス(BRA)600ドル。
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