「Billabong Surfing Games 2012」一宮オープンで中村昭太が優勝
6月23日から千葉県一宮海岸で行われていた「Billabong Surfing Games 2012 一宮オープン」が終了。激しいバトルが繰り広げられたプロアマクラスで中村昭太が優勝した。このコンテストは、生粋のローカルサーファーであり、JPSA チャンピオンでもある田中英義、東浪見でサーフショップを営むスーパーサラブレット蛸 優樹、そして、これからの日本を担う若手筆頭の中村昭太という千葉を代表する3名のプロサーファーが、“H.Y.S”という特設チームを結成し、プロデュースした初のイベント。
彼らの呼びかけで、プロアマクラスでは、前回の四国東洋町でも参加の林健太をはじめ、田中樹、高梨直人、大橋海人、加藤嵐など、大会史上最高の54名のトップサーファー達が集結。R1からすべて のヒートにトッププロがクレジットされる激しいバトルが繰り広げられた。また今回は,ウィメンズプロアマ、ボディボードプロアマ、スーパースペシャルなどのクラスも設けられ,プロからグロメッツ、シニア、ガールズ、ビギナーなど、総勢275名が12のクラスに分かれて熱いバトルを繰り広げた。
ダブルバンクで足早に行われた各ヒート。最後にプロのエキシビジョンが行われるイベントは数々有るが、このイベントはアマチュアコンテストとプロコンテストが合体したような形。参加したアマチュア選手にとっても、同じ土俵で見せるトッププロの演技を目の当たりにすることによって、最高の刺激を与えられたに違いない。田中英義、蛸 優樹、中村昭太がプロデュースしたコンテストは大成功となり、来年度の開催を約束し幕を閉じた。今後も彼らのようなプロサーファーたちのパワーによって業界を盛り上がってくれれば良いと思った。
今年4戦行われる予定の「Billabong Surfing Games 2012」は次回,宮崎県日南で7月に開催予定。
大会の結果や詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい。
http://www.billabong.com/surfinggames/