ステファニー・ギルモア(AUS)が素晴しいパフォーマンスでQF進出。大村奈央は4位敗退。(3/23)
マーガレット・リヴァー、WA/オーストラリア(2012年3月22日木曜日)ASP男子プライム/女子6スターイベント「テルストラ・ドラッグ・アウェア・プ ロ」の大会4日目は4~5フィートにサイズダウン。本日は男子は行わず、女子のラウンドオブ48からスタートして3ラウンドが行われベスト8が決定した。
4タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンでカレント・リーダーであるステファニー・ギルモア(AUS)は、テルストラ・ドラッグ・アウェア・プロにおける彼女のオープニング・ヒートで9.50、9.37というパーフェクトに近いスコアをマーク。ヒートスコア18.87のコンビネーションで圧勝した。ギルモアは、土曜日に行われる予定であるクォーターファイナルでニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)と対戦する。今年のステファニー・ギルモアはひと味違う。
「時にはチャレンジング・ウェイブでサーフィンするのも素晴らしいですよ。」と、ギルモアが言った。「ASPウイメンズのワールド・チャンピオンシップ・ツアーのほとんどの波はビーチブレイクなので、今回のようなマーガレット・リヴァーで出来て嬉しいです。プライオリティー・システムがないのに適応するのが難しかったですね。だからASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアーよりASPスター・イベントに勝つことのほうが難しいと感じることもあります。」
そして、ギルモアに勝るとも劣らない素晴しいパフォーマンスを見せたのがマリア・マニュエル(HAW)。彼女はスムーズかつ、パワフルなアプローチでエクセレント・レンジのスコアを記録し続けた。マニュエルはクォーターファイナルで、ポーリーン・アドゥ(FRA)と対戦する。「ワクワクしますね。」と、マニュエルが言った。「今日は3ラウンド戦ってクオーターファイナル進出できました。ヒートの度に試行錯誤して自分に自信が持てるようになりました。ステフ(ギルモア)とヒートを戦えるなんて信じられませんでした。彼女は私のヒーローなんです。このような会場は素晴しいですね。どんなコンディションでも対応出来るように、今回は6本板を持ってきたんです。ファイナルがたのしみですね。」
TELSTRA DRUG AWARE PRO WOMEN’S QUARTERFINALS::
QF 1:マリア・マニュエル(HAW)対ポーリーン・アドゥ(FRA)
QF 2:ステファニー・ギルモア(AUS)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
QF 3:レベッカ・ウッズ(AUS)対ローラ・エネバー(AUS)
QF 4:カービー・ライト(AUS)対コートニー・コンローグ(USA)
大村奈央は4位敗退。
本日は、大会初日の「Wave of the day」を獲得し、1位でトップシードが待つRound of 48進出を決めた大村奈央がヒート3でアリーゼ・アルノー、ビアンカ・ブュイティンダッグ、メラニー・レッドマン-カーと対戦した。セットの入らないスローなスタートとなったヒート。シャープなバックハンドを見せたビアンカ・ブュイティンダッグが完全にヒートを支配。アリーゼ・アルノーがレッドマン-カーの追い上げを振り切り2位でラウンドアップ。大村奈央はバックハンドとフォアハンドでチャージを見せるも、思うように波を取れず、ヒートスコア7.20で惜しくも4位敗退。6スターで37位でフィニッシュとなった。また今回のイベントには、ラウンドオブ96ヒート4 に大野修聖、ヒート9 に辻裕次郎が出場。しかし両者とも惜しくも4位で敗退となった。
http://www.telstradrugawarepro.com/