バンティングとフィッツギボンズが、
全豪オープン・サーフィンで優勝(2/19)
マンリー、NSW/オーストラリア∥(2012年2月19日日曜日)
ASP6スターAustralian Openが終了。男女のファイナルが行われ、男子ではマット・バンティング(AUS)、女子ではサリー・フィッツギボンズ(AUS)が優勝した。スモール・コンディションとなった大会最終日。それでもビーチは何万ものサーフ・ファンによって埋め尽くされ、世界最高峰のトップサーファー達は、パワフルなカーヴィングと巨大なエアでエキサイティングなショーを演出した。
プロジュニアと6スターのダブルエントリーのマット・バンティング(AUS)は、昨日のプロジュニアでの優勝に続く、2日連続のW優勝を勝ち取った。バンティングは、 スモールながら充分に走れるコンディションで行われたファイナルで、アメリカのエヴァン・ガイゼルマン(USA)に対しハードなバトルを繰り広げた。ポート・マッコーリー出身で17才のバンティングは、いくつかの巨大なエア・リバースを成功させ、優勝賞金USD$25,000と3,500のASPワールド・ツアー・レイティング・ポイントを獲得した。
「僕の人生で最高の一週間でした!」と、バンティングが言った。「最高にハッピーです。こんな気持ちになった事ないですよ! 震えていて上手く話せません。エヴァン(ガイゼルマン)は本当に良いサーファーで、彼はファイナルを通して爆発していて、僕は本当にこわかったです。スタートに良い波を掴めて僕はラッキーでした。僕を支えてくれた両親に本当に感謝したいです。」
エヴァン・ガイゼルマン(USA)は、ASP 6スターイベントにおいて2位でフィニッシュし、彼のベストリザルトを手に入れた。ガイゼルマンは、ファイナルまでに攻撃的なエアリアル・ゲームで多くのビッグネームを下した。ファイナルでもバックハンドのシャープなサーフィンを見せたが、僅かに逆転する事は出来なかった。
「それは良い試合でしたね。マットとサーフィン出来て本当に楽しかった。」と、ガイゼルマンが言った。「僕は本当に彼を祝福したい。彼は本当に良いサーフィンをして、いくつかのグッド・ライトを掴んでエアを決めていました。勝ちたかったですけど、2位は素晴らしい結果です。今年は全部のASPスター・シリーズをフォローし、年末にASPワールド・タイトル・シリーズにクオリファイしたいので、これは僕にとって素晴らしいスタートなんです。」
サリー・フィッツギボンズ(AUS)は6スターのファイナルでソフィア・ムラノヴィッチ(PER)を破り、優勝賞金USD$8,000を獲得した。フィッツギボンズは、イベントを通してファンタスティックなフォームを見せ、リンクするターンに彼女のトレードマークであるスムーズなスタイルをジャッジにアピール。フィッツギボンズは、ヒート・トータルのトップ3のうちの2つと、ウェイブ・スコアのトップ10のうちの4つを記録。彼女が、手首の怪我を全く感じさせない、イベントのインフォーム・サーファーだった事を示した。
「信じられません!」と、フィッツギボンズが言った。「サーフボードの動きにフォーカスしていたので、いくつかのヒートを勝ち上がって、ファイナルの直前に自分が決勝まで勝ち上がった事を知りました。ソフィア(ムラノヴィッチ)はタフなコンペティター。彼女が必要なスコアをゲットできるということを知っていたので、最後は緊張しましたね。これほど多くの支援と共に、この多くのギャラリーの前で勝利を手に入れることができ素晴らしいと感じています! そして、USオープンの優勝に続き、初開催の全豪オープンに勝ったことは、特別な功績だと思います。」
Australian Open of Surfing Pro presented by Hurley and Billabong
ASP6スターAustralian Open「全豪オープン・サーフィン」は男女のASP6スター、男女のプロ・ジュニア・スター・イベントが開催され、世界のベスト・サーフ・アスリートのエキサイティングな演技が披露される。この男子6スターイベントには、日本の選手が多数参加。大澤伸幸、辻裕次郎、川畑太志、大橋海人、高橋健人、田嶋鉄兵、林健太が。女子6スターには大村奈央。プロジュニアでは渡辺寛、大原洋人、女子は大村奈央が出場したが、林健太が49位、田嶋が73位でフィニッシュとなった。
今シーズンは多くの日本人サーファーが シーズンスタートから積極的に海外のコンテストに参加しており、日本人の活躍する姿を期待し、エールを送ろう!頑 張れ日本!
オフィシャルサイトはこちらです。http://australianopenofsurfing.com/manly12/