WSLチャンピオンシップツアー「ハーレー・プロ&スウォッチ・ウイメンズプロ」がスタート。

WSLチャンピオンシップツアー「ハーレー・プロ&スウォッチ・ウイメンズプロ」がスタート。 


タナー・グダスカス(USA)はパーフェクト10をマーク。Image: (C) WSL / Kirstin

 

サンクレメンテ、カリフォルニア/USA(2016年9月8日木曜日)2016年サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップツアー第8戦、第7戦である「ハーレー・プロ&スウォッチ・ウイメンズプロ」がスタート。ロウワー・トラッスルズの4~6フィート(1-2メートル)のコンディションで、ウイメンズのラウンド2とメンズのラウンド1のヒート11までが終了した。

 

朝のうちクリーンでスモールなコンディションだったコンテスト会場も、メンズが行われる昼頃からウインディになるもサイズアップ。

 

コンテストサイト PHOTO: © WSL / Rowland

 

ホームタウン・ヒーローでイベント・ワイルドカードのタナー・グダスカス(USA)は、マット・ウィルキンソン(AUS)と2016WSLルーキー・コナー・コフィン(USA)を下す大番狂わせを引き起こした。

 

グダスカスはスタートからパンチのあるバックハンドサーフィンで2つの6ポイントをスコア。そして、彼のローカル・ナレッジを使い、パワフルなコンビネーション・マニューバーで、イベント初のパーフェクト10をスコアした。ウィルキンソンとコフィンは、 コンビネーション・シチュエーションに追い込まれ 残り時間10分があったが逆転することは出来なかった。

 

「僕は本当に最高の気分ですね。次のヒートを楽しみにしています。サンクレメンテ・ボーイを代表して、ここに居られることに本当に感謝しています。ヒートを戦うのが今からワクワクしています。」

 

ジョン・ジョン・フローレンス Image: (C) WSL / Kirstin

 

 

現在のジープ・ランキングの世界No.1であるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、ラウンド1をチャージ。ヒート6でイベント・ワイルドカードのブレット・シンプソン(USA)と2016WSLルーキーであるデイヴィ・キャスルズ(AUS)を下した。

 

オープニング・ライドで6.67をスコアしたフローレンスは、更に7.50をスコアして、その勝利を固めた。シンプソンとキャスルズは、逆転に必要なエクセレント・レンジ・スコアを見つけることが出来ず、再び予選ラウンド2でサーフする。

 

「ランキング・ナンバー1でこの場所に立てるのは最高の気分ですね。でも、僕は他のどのヒートも同じようにサーフィンするだけです。自分の膝の具合は良い感じで、ほとんど100パーセントですね。タヒチから、そのままカリフォルニアに入って、理学療法をはじめたのが良かったみたいですね。いまサーフィンが出来て最高です。ヒザの怪我はこれまで経験が無かったので、それがどんな具合なのかもよく分からなかった。悪い状態ではなくてラッキーでした。」

 

フリーペ・トリード(BRA)PHOTO: © WSL / Rowland

 

 

11-タイムWSLチャンピオン・ケリー・スレーター(USA)は、フリーペ・トリード(BRA)とジェレミー・フローレス(FRA)は激しいバトルをラウンド1で演じた。そのヒートは、スレーターのマッシヴなレイバックから始まり、トリードのテクニカル・レイルワークとフローレスのパワフルスナップまで、激しい技の見せ合い。

 

ヒート終了間際にトリードは、ストロング・レール・カーヴィングでクリティカルな9.33をスコアして、16.20を持ちトップに立っていたスレーターを逆転。スレーターとフローレスはラウンド2を強いられた。

 

「ライトは凄くワイドで早くなって来ていて、パワー・カーヴィングのレール・ゲームが効果的だったんだと思います。」と、トリードが言った。「ケリーは自分が生まれた時から世界一のサーファーで、この前のタヒチでも本当に素晴しかった。ケリーはここで何度も優勝しているから、彼に勝つことは本当に凄いことだと思います。だから、このヒートでの勝利は、世界一のサーファーを自分にも倒せるんだという大きな自信を与えてくれます。」

 

最高点を叩き出したパーコ PHOTO: © WSL / Rowland

 

 

そんなトリードのインプレッシブ・パフォーマンスの後、ジョエル・パーキンソン(AUS)は、2本の9ポイントで、本日のハイエスト・ヒートスコアとなるパーフェクトに近い18.67をマークした。


 

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Hurley Pro at Trestles: Round One, Heat 2

 

2016WSLルーキーのカノア五十嵐(USA)は、自分のホームでジュリアン・ウィルソン(AUS)とライアン・キャリナン(AUS)を下してラウンド3へ勝ち上がった。

 

カノア五十嵐 PHOTO: © WSL / Rowland

 

 

「2年前のことを昨日のように覚えています。クイックシルバー・ハウスのソファで寝ころんで、トラヴィス[ロギー]、フレディー[パターチア]、ケリー[スレーター]たちの試合を見ていました。彼らはいつも自分の近くに居たんです。自分にとってスターのような存在で、その2年後に僕が彼らの居たツアーにいるなんて信じられませんね。」

 

 

タイラー・ライト(AUS)Image: (C) WSL / Kirstin

 

ラウンド2が6ヒート行われたウイメンズでは、カレント・ジープ・ランキング・リーダーのタイラー・ライト(AUS)が、ワイルドカードで出場のベサニー・ハミルトン(HAW)と対戦。

 

ビッグなフロントサイド・スナップでエクセレントの8.17を記録。さらにマッシヴなカーヴィングとテクニカルなレイルワークでソリッドスコア8.60をスコア。ハミルトンもバーティカル・ヒットでチャージし 8.17をスコアするもバックアップを見つけられずに敗退した。

 

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Tyler Wright Tears Up Lowers

 

また、コートニー・コンローグ(USA)も2016WSLルーキー・チェルシー・トアーシュ(BRB)を下しラウンド3へ。ココ・ホー(HAW)とサリー・フィッツギボンズ(AUS)のエキサイティングなバトルは、猛烈なオープニング・ターンで9.43をスコアしたココ・ホーに軍配。セージ・エリクソン(USA)もレイキー・ピーターソン(USA)を下しラウンドアップを決めた。

 


 

イベント主催者は、現地時間の明日午前7時30分、日本時間23時30分にファーストコールする。

 

 

LIVEサイト
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1495/hurley-pro-at-trestles

 

 

 

 

 

Swatch Women’s Pro at Trestles Round 2 Results:
Heat 1: Sage Erickson (USA) 12.00 def. Lakey Peterson (USA) 10.56
Heat 2: Johanne Defay (FRA) 12.83 def. Alessa Quizon (HAW) 9.87
Heat 3: Tyler Wright (AUS) 16.77 def. Bethany Hamilton (HAW) 13.50
Heat 4: Courtney Conlogue (USA) 14.00 def. Chelsea Tuach (BRB) 6.33
Heat 5: Coco Ho (HAW) 14.93 def. Sally Fitzgibbons (AUS) 13.84
Heat 6: Keely Andrew (AUS) 13.50 def. Bianca Buitendag (ZAF) 10.64

Swatch Women’s Pro at Trestles Round 3 Match-Ups:
Heat 1: Tatiana Weston-Webb (HAW), Johanne Defay (FRA), Coco Ho (HAW)
Heat 2: Tyler Wright (AUS), Sage Erickson (USA), Laura Enever (AUS)
Heat 3: Courtney Conlogue (USA), Malia Manuel (HAW), Nikki Van Dijk (AUS)
Heat 4: Carissa Moore (HAW), Stephanie Gilmore (AUS), Keely Andrew (AUS)

Hurley Pro at Trestles Round 1 Results:
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) 14.50, Nat Young (USA) 10.23, Keanu Asing (HAW) 8.67
Heat 2: Kanoa Igarashi (USA) 14.67, Julian Wilson (AUS) 13.04, Ryan Callinan (AUS) 12.00
Heat 3: Adrian Buchan (AUS) 15.10, Miguel Pupo (BRA) 14.77, Kai Otton (AUS) 13.80
Heat 4: Gabriel Medina (BRA) 11.67, Adam Melling (AUS) 10.93, Alex Ribeiro (BRA) 9.80
Heat 5: Tanner Gudauskas (USA) 16.67, Conner Coffin (USA) 11.66, Matt Wilkinson (AUS) 10.10
Heat 6: John John Florence (HAW) 14.67, Brett Simpson (USA) 9.43, Davey Cathels (AUS) 8.60
Heat 7: Wiggolly Dantas (BRA) 15.47, Matt Banting (AUS) 10.90, Adriano De Souza (BRA) 9.70
Heat 8: Filipe Toledo (BRA) 17.50, Kelly Slater (USA) 16.20, Jeremy Flores (FRA) 11.87
Heat 9: Jack Freestone (AUS) 15.50, Caio Ibelli (BRA) 13.23, Italo Ferreira (BRA) 11.20
Heat 10: Joel Parkinson (AUS) 18.67, Mick Fanning (AUS) 13.96, Jadson Andre (BRA) 13.93
Heat 11: Kolohe Andino (USA), Josh Kerr (AUS), Stu Kennedy (AUS)

Hurley Pro at Trestles Upcoming Round 1 Match-Ups:
Heat 12: Sebastian Zietz (HAW), Michel Bourez (PYF), Alejo Muniz (BRA)